
2025/3/9、朝10時少し前。
アゲハチョウが羽化してしまいました。
「した」ではなく、「してしまった」が正直な感想。
というのも、学術的な研究はどうだか知りませんけど、個人的な経験則では、
アゲハチョウは外気温がおおむね20度を超えないと活動できないから。
虫かごを置いている窓際は、直射日光の当たらない場所で、外気温の影響を受けていたはず。
確かに室内温度は20度を超えていたとは思いますが、この時の外気温は
せいぜい6、7度なので、本来なら羽化できる気温ではなかった。
案の定活動は鈍く、指からカーテンに移しましたが、どうにも弱弱しい。

翅の下端部の青とオレンジの模様が鮮やかですが、やや小ぶり。
羽ばたく様子は一向に見られません。

とりあえず3/9は室内で過ごしてもらうことにしました。
蓋の裏に蛹の殻が残っていました。

翌3/10。
朝、まだまだ元気になってるとは言い難い状況でした。
3/11は最高気温こそ3/9とあまり変わらないものの、天気は下り坂の予報。
このまま外気温が20度を超えるのはだいぶ先と思い、出すことにしました。
とはいっても、羽化から1日経過しているのに、いまだに体に力が入らない様子なので、
日の当たるところに出しました。

気が向けば花の蜜でも吸ってくれというつもりでカーネーションの花の近く。
陽が当たるので、羽を畳んで体側に直射日光を当てています。
午後、かみさんが様子を見に行ってちょっかいを出したら、飛んで行ったそうです。
飛び方を見る限り、元気そうだったとのことなので一安心。
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