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寄生バエ、まだ続く

2019-08-04 01:21:42 | 昆虫/虫・その小動物
8/1夕方。
餌の確認と敷き紙の取り換えついでに、蛹だけの虫かごも確認。

またも繭を発見。


恐ろしいことに蛹からぶら下がる繭までいた。


蛹には穴も開いている。
穴のサイズよりは確実に繭のほうが大きい。
どうなっているんだ。



8/2夕方。
同じ虫かごで幼虫(蛆)を発見。


繭は今回だけでなく過去何度か見つけた経験があるが、幼虫(蛆)は初。
さっそくご退場いただいたが、なぜか振ったぐらいでは落ちない。
木片を使いご移動いただくことになった。



翌日の深夜。暦の上では8/3。

寝る前の確認。
主眼は終齢の餌の確認、敷き紙の交換、糞の掃除だが、蛹だけの虫かごも確認。
やられた蛹がどうなっているかも見ておくことにしている。

とまた、新たに繭と蛆も発見。


もう蛹には戻れないはず。このまま繭(蛹)になるんだろうか。
つまり、蛹から出た直後なのか。

いずれにしてもご退場いただく。

繭は表面がつるつるで、虫かごを斜めにするだけで転がっていくのだが、
幼虫(蛆)は転がりはおろか、滑りすらしない。

腹足があるわけでも、糸を出しているわけでもなさそうだが、体表面が粘るのか、
柔らかいので摩擦が大きいのか、そのままでは落ちてもこないので、棒を使って移動させ
ご退場いただきました。

蛹もスカスカになってるっぽいんですが、さすがにそこまでは確認できません。
寄生バエなどに食い荒らされているかどうかににかかわらず、蛹は一旦中身がバラバラになり、
成虫の体に再編成されます。

蛹の中身がその途中過程だったとしたら、見たいだろうか。
自分はそうは思いません。

蛹の殻は意外と薄く、中がスカスカかどうか確認しようとして破ってしまう可能性もあります。
いや、破れてしまう危険性が高い。
そんなリスクを冒してまで中身がスカスカかどうかを確認したいでしょうか。
自分はそうは思いません。

本当は確認しなくても廃棄したいんですけどね。

なおも昔の昆虫学者の中には蛹から成虫になる過程の研究の一環として、
蛹を2つに切り、つなぎ合わせる実験をやった科学者がいます。

2つの蛹をそれぞれ切って別々につなぎ合わせると、成虫は1個の個体になったり、
下半身のない頭だけになったりその逆だったりしたようです。

探求心のなせる業でしょうが、よくもまあそんな悪魔の実験ができますね。
成虫はすぐに死んでしまうでしょうからサイコパス、マッドサイエンティストの類に感じます。

個人的な感情より研究心が勝るでしょうか。
自分はそうは思いません。

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