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映画 「ジュピター」IMAX、3D、字幕版@109シネマズ木場

2015-04-06 17:13:35 | 映画感想
2015/4/4、109シネマズ木場、2番スクリーンはIMAXシアター。
会員特典で良い席(L列、幅が倍)を一般価格で鑑賞。



ミラ・クーニス、チャニング・テイタム、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン。



宇宙族と人間族というか、人間対宇宙人と言うか、まずは物語の構図を明示しておく。
(ネタバレ全開)

宇宙の支配者でアブラサクス家の長男バーレム(エディ・レッドメイン)
その妹にカリク(タペンス・ミドルトン)、弟にタイタス(ダグラス・ブース)
カリクもタイタスもそれぞれの支配地域を持っているが、ともに地球を狙っている。
ただ、地球は価値が高く、バーレムは譲ろうとしない。

彼らの祖先が地球に人類をもたらしたので、彼らは人類と同じ外見をしている。

3人の亡き母で先代の女王と全く同一のDNAを持つ女性がジュピター(ミラ・クーニス)

ジュピターの存在は3人の知るところとなったが、ジュピターの女王として復権を阻止すべく、
3人は行動を開始する。



ロシア人の夫婦。
ある時強盗に入られ、夫は射殺されてしまう。

妊娠中だった妻は密出国し、船内で女の子を産みアメリカに密入国する。
女の子は夫の望んでいたジュピターと名付けられる。

アメリカで成長したジュピター(ミラ・クーニス)は
一家でホテルの清掃等で暮らしているが、
一向に楽にならない毎日の生活には辟易している。

ここから物語は一気に展開する。

ある日、ジュピターの家に宇宙人が襲来。
同居するキャサリンが襲われる。
ジュピターは宇宙人の写真を撮るがなぜかすっかり忘れてしまう。

暫くしてジュピターは家族に勧められて卵子の提供で金を工面しようと考える。

病院で手術台に乗せられたジュピターは窒息死させられそうになる。
そこにフライングブーツをはいた男(チャニング・テイタム)が乱入、
医師や看護師らと銃撃戦になる。

医師や看護師らは宇宙人でその正体を現し、結局は男に撃退され、
ジュピターは助けられる。
男はケイン・ワイズと名乗り、ジュピターを連れて帰るよう命令されていると言う。

ジュピターを連れてトラクタービームで宇宙船に戻ろうとするケインを
攻撃型宇宙船が襲い、シカゴの町を破壊しながらの追撃戦となる。

ケインはすべての敵を撃破するが、仲間のスティンガー(ショーン・ビーン)に家に向かう。
尚、破壊されたビル群は修復され、人々の記憶は改ざんされ何事もなかったことにされる。

果たして彼らがジュピターを連れて行こうとする目的は。
ジュピターには何が待ち構えているのか。

(最初に書いちゃってますけどね)

**

CGはすごいし、宇宙船などのメカの造形もすごい。
ただ、宇宙人はありきたりで、どこかのSFやファンタジーで見たようなものばかり。

人物設定も物語も時代錯誤的で中身は薄っぺらく、映像はすごいがストーリは安っぽい。

本国でコケたのもむべなるかな。



ミラ・クーニスを始めてみたのはなんだっけかな。
「マックス・ペイン」の時はもう知っていた気がするが、それ以前の出演作は見ていない。
「ブラック・スワン」は良かったが、それ以外は何となく際物扱いの気がしなくもない。

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