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映画「エターナルサンシャイン」

2005-03-25 21:52:12 | 映画感想
原題は、「エターナルサンシャイン・オブ・ザ・スポットレスマインド」
この場合のスポットは、傷、心の傷ですな。
直訳すれば「無傷の心の永遠の日光」なんのこっちゃ。

よく分かんなかったけど、
キルスティン・ダンストの台詞にあったような気がする。

2004/3/19のアメリカの公開から1年、ずいぶん待ちました。
(アメリカ公開の予告編から気になっていたので、1年半くらい待った感じ)

切ないラブストーリーというコピーだが、そうかなあ。
でも良い映画です。結構面白かったですよ。

第77回アカデミー脚本賞を取った作品です。

台詞や展開に違和感がなく、人間の思考ってこんな感じかと思えます。

ジム・キャリー(マスク、ブルース・オールマイティ、など)
ケイト・ウィンスレット(タイタニック、ネバーランドなど)
ロード・オブ・ザ・リングのフロド、イライジャ・ウッド、
スパイダーマンのメリー・ジェーン、キルスティン・ダンストも出ている。

主要な役はこのほかに、トム・ウィルキンソン、マーク・ラファロ、
それにジム・キャリーの友人夫婦くらい。

**

さて、ジム・キャリーは真面目でネクラっぽい役柄。
ある朝、不機嫌な様子で目を覚ます。
(ここでカメラが微妙に揺れていることに注目、重要な伏線になっています)

車で出かけようとして、ドアがぶつけられているのに気が付き、
メモ帳にThank you!と書いて隣の車に挟む。
(このあたりも伏線、)

ラッシュの駅で突然会社をサボりたくなり、
通勤電車に乗るのをやめ、モントール行きの列車に乗り込む。

雪のモントールの海岸でぶらぶらしていると、
同じように一人ぼっちの女性を見かける。

関わりあわないようにするが、
彼女(ケイト・ウィンスレット)から近寄ってくる。

ケイト・ウィンスレットは、軽薄でちゃらちゃらした感じで
髪の色をしょっちゅう変えるような女。
でも、ジム・キャリーは彼女に惹かれて、急速に親しくなる。

シーンは変わって、ジム・キャリーはケイトとけんかの仲直りに行くが
まったく無視される。
なぜか判らず取り乱すジムに、
友人がケイトはラクーナ社でジムの記憶を消したと告げる。

ジムはラクーナ社を訪れ、
自分もケイトの記憶を消してくれるように依頼してしまう。

***

その後の物語は、半分以上ジムの頭の中で進行する。
また、時間の流れは、必ずしも一方通行(過去から未来へ)ではないので、
混乱しないように。
沢山の伏線があるので前半の細かい部分を見逃さないで。

日記帳、海岸の別荘、イライジャ・ウッド。
それらは、クライマックスですべてつながる。

キルスティン・ダンストもただのいかれた受付の姉ちゃんじゃなく、
重要な役回りなので気にして見るように。

**

キルスティン・ダンストはきれいとは思わないけど、
髪を編んで巻いているのを見て、
レイヤ姫をやったら似合うんじゃないかなと思ってしまいました。
母がナタリー・ポートマンになっちゃいますけど。



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