
2013/11/23、ユナイテッドシネマ豊洲。
スクリーン3、中央は6列、7列目はプレミアシートで全114席。
D列辺りがいいかなと思ったが、混んでいたのでC列を選択。
予想通り前過ぎた。
「前過ぎ」というのはスクリーンに近すぎるという意味ではなく、
低すぎてスクリーンを見上げる形になるという意味。
D列ないし、E列の方がよさそうだ。
また列の中央は9番10番の辺り。
(これらは次回、席を選択する際の参考にするために書いてます)
*
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、
キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット
*
弁護士の男(以下、カウンセラー、マイケル・ファスベンダー)は悪い奴とつるんでいる。
悪い奴とは麻薬ディーラーのライナー(ハビエル・バルデム)とウェストリー(ブラッド・ピット)。
ライナーは美女マルキナ(キャネロン・ディアス)をはべらせ、豪邸に贅沢三昧。
ウェストリーはどちらかと言うと目立たない生活ぶり。
二人の度重なる忠告にもかかわらず、カウンセラーは悪事に一枚かむことを決める。
特にウェストリーは組織の容赦ない殺戮方法を言って聞かせ、覚悟が必要だと伝える。
その悪事とは、3本のドラム缶一杯に詰め込んだ麻薬をバキュームカーに隠し、
汚物処理に見せかけてメキシコからアメリカ国内に運び、シカゴで捌く仕事に絡むもの。
バキュームカーは難なく国境を越え、アメリカ国内に運び込まれる。
カウンセラーの弁護したある女服役囚の息子がスピード違反で捕まり、
カウンセラーが釈放の手助けをする。
その息子はみどりのライダースーツで相変わらず猛スピードで飛ばしていた。
カウンセラーの知らないところで息子は殺され持っていた物を利用して、
麻薬を隠したバキュームカーが盗まれてしまう。
カウンセラーはウェストリーからまずいことになったとの連絡を受ける。
ウェストリーは麻薬が盗まれたこと、カウンセラーの仕業だと思われていること、
そして組織は容赦ないということを告げ、高跳びする。
カウンセラーはライナーに相談、恋人のローラ(ペネロペ・クルス)と逃げる算段。
しかし、組織は徐々に3人を追い詰めていく。
果たして、裏で糸を引いているのは誰なのか。
**
悪い奴ばっかりの中で、最も悪い奴はキャメロン・ディアスだったと言う落ちだが、
下手に悪い奴の世界に飛び込むととんでもない目に遭うよ、と言う教訓か。
「悪の法則」と言う邦題は意味不明。
原題は「ザ・カウンセラー」カウンセラーはCounselorが正しいと思うのだが、
クレジットは「The Counsellor」となっている。(Web辞書には両方あり)
悪い奴ばっかでペネロペ・クルスが一番割り食った形。
マイケル・ファスベンダーも小悪人で「アウトレイジ」ほど、全員悪人って感じはない。
ただ「凶悪」よりさらに救いのない映画に思えた。
*
なにより判らないのは、悪事の構図が全く見えないことだ。
メキシコから大量の麻薬をアメリカに密輸する話は分かるが、
ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットがそこにどう絡んでいるのか、
マイケル・ファスベンダーはこの件で何をしたのか、あるいはしようとしていたのか。
判りやすい構図としては、2人が麻薬ディーラーであることから
マイケル・ファスベンダーはディーラーとして麻薬売買をしたがった。
そしてディーラーとして絡むつもりが密輸組織の裏をかいて
麻薬をかすめ取ったと思われてしまった、ということで、
そういう男を麻薬密売の中に組み込んだ2人も同罪だとみなされたこと。
とすれば、3人がディーラーとしての具体的な行動を起こす前に
強奪事件が起こったとの理解ができるが、組織がどうやって密輸しているか
3人にばらすはずもなく、単にグリーン・ホーネットを助けただけで
組織の密輸の構造を分析し、バキュームカーを強奪するに至ったと考えるのは無理がある。
原題や途中で絡んできた元依頼人の意味合いから考えて、
犯罪の構図が映画のテーマではなく、
善と悪の狭間の言わばタイトロープ上、あるいは切り立った稜線上にいる弁護士が、
一歩足を踏み外すと一気に転落、あるいはどこまでも滑落するしかない、ということなのか。
*
結局、麻薬は組織の元に戻ったのではないのか。
麻薬を取り出した男(ジョン・レグイサモ)と受け取りに来た男は組織側ではないのか。
組織は麻薬が戻ったから許すほど甘いものではないんでしょうけど。
クライムサスペンスとは言い難い、なんかよくわからない映画でした。
スクリーン3、中央は6列、7列目はプレミアシートで全114席。
D列辺りがいいかなと思ったが、混んでいたのでC列を選択。
予想通り前過ぎた。
「前過ぎ」というのはスクリーンに近すぎるという意味ではなく、
低すぎてスクリーンを見上げる形になるという意味。
D列ないし、E列の方がよさそうだ。
また列の中央は9番10番の辺り。
(これらは次回、席を選択する際の参考にするために書いてます)
*
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、
キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット
*
弁護士の男(以下、カウンセラー、マイケル・ファスベンダー)は悪い奴とつるんでいる。
悪い奴とは麻薬ディーラーのライナー(ハビエル・バルデム)とウェストリー(ブラッド・ピット)。
ライナーは美女マルキナ(キャネロン・ディアス)をはべらせ、豪邸に贅沢三昧。
ウェストリーはどちらかと言うと目立たない生活ぶり。
二人の度重なる忠告にもかかわらず、カウンセラーは悪事に一枚かむことを決める。
特にウェストリーは組織の容赦ない殺戮方法を言って聞かせ、覚悟が必要だと伝える。
その悪事とは、3本のドラム缶一杯に詰め込んだ麻薬をバキュームカーに隠し、
汚物処理に見せかけてメキシコからアメリカ国内に運び、シカゴで捌く仕事に絡むもの。
バキュームカーは難なく国境を越え、アメリカ国内に運び込まれる。
カウンセラーの弁護したある女服役囚の息子がスピード違反で捕まり、
カウンセラーが釈放の手助けをする。
その息子はみどりのライダースーツで相変わらず猛スピードで飛ばしていた。
カウンセラーの知らないところで息子は殺され持っていた物を利用して、
麻薬を隠したバキュームカーが盗まれてしまう。
カウンセラーはウェストリーからまずいことになったとの連絡を受ける。
ウェストリーは麻薬が盗まれたこと、カウンセラーの仕業だと思われていること、
そして組織は容赦ないということを告げ、高跳びする。
カウンセラーはライナーに相談、恋人のローラ(ペネロペ・クルス)と逃げる算段。
しかし、組織は徐々に3人を追い詰めていく。
果たして、裏で糸を引いているのは誰なのか。
**
悪い奴ばっかりの中で、最も悪い奴はキャメロン・ディアスだったと言う落ちだが、
下手に悪い奴の世界に飛び込むととんでもない目に遭うよ、と言う教訓か。
「悪の法則」と言う邦題は意味不明。
原題は「ザ・カウンセラー」カウンセラーはCounselorが正しいと思うのだが、
クレジットは「The Counsellor」となっている。(Web辞書には両方あり)
悪い奴ばっかでペネロペ・クルスが一番割り食った形。
マイケル・ファスベンダーも小悪人で「アウトレイジ」ほど、全員悪人って感じはない。
ただ「凶悪」よりさらに救いのない映画に思えた。
*
なにより判らないのは、悪事の構図が全く見えないことだ。
メキシコから大量の麻薬をアメリカに密輸する話は分かるが、
ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットがそこにどう絡んでいるのか、
マイケル・ファスベンダーはこの件で何をしたのか、あるいはしようとしていたのか。
判りやすい構図としては、2人が麻薬ディーラーであることから
マイケル・ファスベンダーはディーラーとして麻薬売買をしたがった。
そしてディーラーとして絡むつもりが密輸組織の裏をかいて
麻薬をかすめ取ったと思われてしまった、ということで、
そういう男を麻薬密売の中に組み込んだ2人も同罪だとみなされたこと。
とすれば、3人がディーラーとしての具体的な行動を起こす前に
強奪事件が起こったとの理解ができるが、組織がどうやって密輸しているか
3人にばらすはずもなく、単にグリーン・ホーネットを助けただけで
組織の密輸の構造を分析し、バキュームカーを強奪するに至ったと考えるのは無理がある。
原題や途中で絡んできた元依頼人の意味合いから考えて、
犯罪の構図が映画のテーマではなく、
善と悪の狭間の言わばタイトロープ上、あるいは切り立った稜線上にいる弁護士が、
一歩足を踏み外すと一気に転落、あるいはどこまでも滑落するしかない、ということなのか。
*
結局、麻薬は組織の元に戻ったのではないのか。
麻薬を取り出した男(ジョン・レグイサモ)と受け取りに来た男は組織側ではないのか。
組織は麻薬が戻ったから許すほど甘いものではないんでしょうけど。
クライムサスペンスとは言い難い、なんかよくわからない映画でした。
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