2024/9/17は旧暦の8/15。
つまり旧暦の秋(7月から9月)のちょうど真ん中、8月15日でした。
上り始めの月は赤みを帯びていますが、1時間後には白く光っていました。
天文学的な満月は9/18ですが、全天曇った小雨のため、月は見れませんでした。
尚、中秋の名月(秋のど真ん中)も仲秋の名月(8月の十五夜)も同じ日ですが、
単に「名月」と言えば8/15のほかに9/13の月も指すようで、
ここからも満月かどうかより、日付が重要なのだとわかります。
「満月かどうかより日付が大事」というと「実質より名目が大事」に聞こえて
違和感を持つ人がいるかもしれません。
私もそうでしたが、例えば1/1の日の出がほかの日と何が違うのかと言われると、
日付以外に思いつきません。
12/31の日の出は平凡に感じるのに、1/1の日の出はありがたいわけです。
1/7、3/3、5/5、7/7、9/9もそう。
その日に行事をやることに意味があるわけで、桃が3/3にしか咲かないわけではないし、
菖蒲が5/5以外には意味がないわけではない。
バレンタインも2/14でないといけないし、クリスマスも12/25でないといけない。
母の日も父の日も。
その日が特別何か違うわけではなく、その日付に意味があるわけです。
だから中秋の名月が旧暦8/15で今年は9/17にあたるので、
9/17の月がめでたい、ということだと納得しています。
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