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映画「ミッション:インポッシブル フォールアウト」@109シネマズ木場

2018-08-12 20:00:59 | 映画感想
2018/8/9、109シネマズ木場。5番スクリーン。
良い席のG列を選択。まずまずの入り。


 
トム・クルーズ、サイモン・ペグ、ビン・ロームス、レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、
ヘンリー・カビル、アンジェラ・バセット、ショーン・ハリス



冒頭はイーサン・ハント(トム・クルーズ)とジュリア(ミシェル・モナハン)の結婚シーン。
誓いの言葉を語る神父はなんと前作の悪の首謀者だったソロモン・レーン(ショーン・ハリス)。
途中からとんでもないことを言い出し、イーサン・ハントが焦る中、ジュリアの姿が消えていく。

イーサン・ハントが目を覚ますと新しい指令が届く。
ロシアから核兵器に使えるプルトニウムコア3個が紛失、今度のミッションはそれを奪い返すこと。

ローグ・ネイションのシンジケートの残党、アポストルがそれを狙っていること、
また正体不明のジョン・ラークというテロリストもそれを狙っていた。

イーサン・ハント、ベンジー・ダン(サイモン・ペグ)、ルーサー・スティックル(ビン・ロームス)は
ロシアンマフィアと取引しようとしたが、何者かに襲われ、プルトニウムを奪われてしまった。

ハントらは原爆の装置を作ったアポストルのデブルーク博士(クリストファー・ジョナー)をだまし、
博士のPCのパスワードを手に入れる。

そして、ジョン・ラークがパリのホワイト・ウィドウからプルトニウムを買うと判った。

ハントはIMF長官アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)の命によりパリに向かおうとしたが、
IMFを信用していないCIAの新長官エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)は、
エージェントのオーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カビル)を同行させる。

なんだかんだあって、ホワイト・ウィドウからは金ではなくレーンの身柄を要求される。
ハントはレーンの奪取作戦に乗ることになるが、MI6のエージェントでアンダーカバーだった
イルサ・ファースト(レベッカ・ファーガソン)が絡んできて、展開は複雑になる。

果たしてイーサン・ハントは無事にプルトニウムコアの奪還に成功するのか。
レーンを助けようとするアポストルとは、そしてジョン・ラークの正体は。
はたまた、イルサの目的は何?



細かいところでは不思議というかご都合主義というか、なぜそうなの、あれはどうなった、
点もなくはないが、次から次へと起こる想定外を乗り越えるハラハラドキドキ。

そうはうまくいかんだろ、偶然にしてはうまくいきすぎ、なのはシリーズ当初からだし、
それも含めてのシリーズ。
過去作に比べてややウェットに振った感もなくはないが、MI3の時も結構ウェットだったし、
葛藤も見られていい感じ。

過去作との大きな違いは、前作と直接つながっている点で、監督もそうだが、ヒロインの続演も異例。



ミシェル・モナハンの旦那役のウェス・ベントレー。
ひげだったせいもあるが、ダン・スチーブンスかと思った。



最強最悪の爆弾として核爆弾を登場させるのは理解するものの、
どうもハリウッド映画は核爆弾を軽く見すぎていないか。

特にプルトニウム原爆の起爆は本来超精密高精度を必要としており、そうやすやすと作れないが、
序盤の嘘ニュースで核爆発にしては、被害規模が小さかったので、厳密には失敗作なのかもしれない。

そもそも、原爆は核分裂による膨大なエネルギーを利用した大量破壊兵器ではあるが、
そこまでの威力は期待せず、中途半端な爆発と核物質をまき散らすことが目的であれば、
あの爆弾で良いのかもしれない。

いずれにしても放射能汚染の被害は計り知れない。

核爆弾を、単に「とてつもなくすごい爆弾」みたいに扱うのはいささか違和感がある。
プルトニウムは高性能爆薬ではないのだから。



今作の成功で続編の期待が高まる。
トム・クルーズ主演作は来年公開予定の「トップガン」の続編がある。

「ジャック・リーチャー」シリーズにも続編が期待されているし、いくつか話はあるようだが、
月を舞台にした「ルナ・パーク」以外の具体的な予定は見えていない。

トム・クルーズ自身は続編の製作に意欲があるらしいので、さてどうなるか。

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