毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週のトップは「レゴバットマン・ザ・ムービー」で2週連続。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編の2位も変わらず。
*
1. The LEGO Batman Movie
2. Fifty Shades Darker
3. The Great Wall
4. John Wick: Chapter Two
5. Fist Fight
6. Hidden Figures
7. Split
8. A Dog's Purpose
9. La La Land
10. A Cure for Wellness
***
11. Lion
12. Rings
**
18. Sing
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The LEGO Batman Movie (×)
2週連続1位。
4割ほど減って3300万ドル。累計9760万ドル。
2週間計は、前作の3/4。
バットマンとロビンが活躍。敵役はジョーカー。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」2017/4/1(WB)
*
2.Fifty Shades Darker (×)
2週連続2位。
半分以下の2030万ドル、累計は8900万ドル。
前作は、初週が9300万ドルと圧倒したが、
2週目には1/4の2220万ドルと今作とほぼ同等まで激減。
その後も週ごとに半減して、最終は166M$。
今作は出足こそ前作の半分ちょいだが、これ以降の落ち込みは
前作と同程度と思われるので、最終興収は120M$程度か。
女性目線の妄想エロ小説を映画化したシリーズ2作目。
来年3作目の「フィフティ・シェイズ・フリード」の公開が予定されている。
邦題未定、年内公開予定(東宝東和)
*
3.The Great Wall (★)
初登場3位。
1840万ドルと全米では惨敗だが、予想通り中国では大ヒット。
中国は公開が1週早いもののすでに170M$となっており、
海外分は2億ドルを突破。
内外比率が、1:9と極端に海外(中国)に振れている。
マット・デーモン、アンディ・ラウ、ウィレム・デフォー。
「グレートウォール」2017/4/14(東宝東和)
*
4.John Wick: Chapter Two (★★★)
3位から4位にダウン。
半分近い1610万ドル。累計5830万ドル。
キアヌ・メリープス、イアン・マクシェーン。
続編。
素直に第2章のほうがいいと思うんですけど、どうでしょう。
「ジョン・ウィック:チャプター2」2017/7/7(ポニーキャニオン)
*
5.Fist Fight (★)
初登場5位。
1220万ドル。
アイス・キューブ、チャーリー・デイ。
ひょんなことから、負けたほうが辞めることになる高校教師の殴り合い。
日本公開未定。
*
6.Hidden Figures (★)
5位から6位にダウン。
興収は1割減って720万ドル、累計1億4270万ドル。
タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、
ケビン・コスナー。
1960年代初頭、偏見にあいながらもNASAの職員として
マーキュリー6号(ジョン・グレン宇宙飛行士)支えた
黒人女性3人の語られることのなかった実話。
「隠された数字」ってとこか。
日本公開未定。
黒人物は受けないと思っているんでしょうか。
*
7.Split (★)
4位から7位にダウン。
1/4割減って710万ドル、累計1億2370万ドル。
ジェームズ・マカボイ。
Mナイト・シャマラン、久々のヒットで、大台突破。
多重人格者に捕まった女性たちが逃げるお話。
「スプリット」2017/5/12公開(東宝東和)
*
8.A Dog's Purpose (★)
6位から8位にダウン。
2割減って560万ドル。累計5080万ドル。
デニス・クエイド。
転生を重ねる犬になぞらえて、複数の「犬と飼い主の交流」を描く。
邦題未定、2017年秋公開(東宝東和)
*
9.La La Land (★★)
8位から9位にダウン。
興収は1割弱減って450万ドル、累計1億3350万ドル。
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、JKシモンズ。
ハリウッドでスターダムを夢見る恋人のミュージカル・ラブストーリー。
「ラ・ラ・ランド」2017/2/24(GAGA)
*
10.A Cure for Wellness (★★)
初登場10位。
430万ドルと誤算のスタートか。
デイン・デハーン、ジェイソン・アイザック。
療養施設に入ったまま戻らない社長を訪ねていく若手重役。
しかし、その施設の真の目的は・・・
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.Lion (★★)
9位から11位にダウンしたが、興収は微増で410万ドル。
累計3640万ドル。
デブ・パテル。
幼少期に迷子になってその後オーストラリア人に養子に引き取られたインド人が、
25年後に「グーグル・アース」を使って故郷や実の両親を探し出したという
嘘のような実話の映画化。
「LION ライオン 25年目のただいま」2017/4/25(GAGA)
*
12.Rings (×)
7位から12位にダウン。
半分以下の230万ドル。累計2570万ドル。
「リング」のハリウッド版リメイクのシリーズ最新版。
と言っても「ザ・リング2」(2005)からは12年ぶり。
元々は2015年公開の予定だったらしいがいろいろあって遅れたようだ。
本作ではマチルダ・ラッツがひどい目に遭う役で、ナオミ・ワッツは出ていない。
日本公開未定。
*
18.Sing (★)
10位から18位にダウン。
半分以下の73万ドル、累計2億6660万ドル。
アニメ。
潰れそうな劇場オーナーが立て直しのためにオーディションを行う。
声にリース・ウィザースプーン、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソンなど。
吹き替えは、専門の声優も多いが、またぞろ芸人などを多用している。
メディア誘因効果はあろうが、技量を見極めて採用したならいいが。
「SING/シング」2017/3/17(東宝東和)
今週のトップは「レゴバットマン・ザ・ムービー」で2週連続。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編の2位も変わらず。
*
1. The LEGO Batman Movie
2. Fifty Shades Darker
3. The Great Wall
4. John Wick: Chapter Two
5. Fist Fight
6. Hidden Figures
7. Split
8. A Dog's Purpose
9. La La Land
10. A Cure for Wellness
***
11. Lion
12. Rings
**
18. Sing
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The LEGO Batman Movie (×)
2週連続1位。
4割ほど減って3300万ドル。累計9760万ドル。
2週間計は、前作の3/4。
バットマンとロビンが活躍。敵役はジョーカー。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」2017/4/1(WB)
*
2.Fifty Shades Darker (×)
2週連続2位。
半分以下の2030万ドル、累計は8900万ドル。
前作は、初週が9300万ドルと圧倒したが、
2週目には1/4の2220万ドルと今作とほぼ同等まで激減。
その後も週ごとに半減して、最終は166M$。
今作は出足こそ前作の半分ちょいだが、これ以降の落ち込みは
前作と同程度と思われるので、最終興収は120M$程度か。
女性目線の妄想エロ小説を映画化したシリーズ2作目。
来年3作目の「フィフティ・シェイズ・フリード」の公開が予定されている。
邦題未定、年内公開予定(東宝東和)
*
3.The Great Wall (★)
初登場3位。
1840万ドルと全米では惨敗だが、予想通り中国では大ヒット。
中国は公開が1週早いもののすでに170M$となっており、
海外分は2億ドルを突破。
内外比率が、1:9と極端に海外(中国)に振れている。
マット・デーモン、アンディ・ラウ、ウィレム・デフォー。
「グレートウォール」2017/4/14(東宝東和)
*
4.John Wick: Chapter Two (★★★)
3位から4位にダウン。
半分近い1610万ドル。累計5830万ドル。
キアヌ・メリープス、イアン・マクシェーン。
続編。
素直に第2章のほうがいいと思うんですけど、どうでしょう。
「ジョン・ウィック:チャプター2」2017/7/7(ポニーキャニオン)
*
5.Fist Fight (★)
初登場5位。
1220万ドル。
アイス・キューブ、チャーリー・デイ。
ひょんなことから、負けたほうが辞めることになる高校教師の殴り合い。
日本公開未定。
*
6.Hidden Figures (★)
5位から6位にダウン。
興収は1割減って720万ドル、累計1億4270万ドル。
タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、
ケビン・コスナー。
1960年代初頭、偏見にあいながらもNASAの職員として
マーキュリー6号(ジョン・グレン宇宙飛行士)支えた
黒人女性3人の語られることのなかった実話。
「隠された数字」ってとこか。
日本公開未定。
黒人物は受けないと思っているんでしょうか。
*
7.Split (★)
4位から7位にダウン。
1/4割減って710万ドル、累計1億2370万ドル。
ジェームズ・マカボイ。
Mナイト・シャマラン、久々のヒットで、大台突破。
多重人格者に捕まった女性たちが逃げるお話。
「スプリット」2017/5/12公開(東宝東和)
*
8.A Dog's Purpose (★)
6位から8位にダウン。
2割減って560万ドル。累計5080万ドル。
デニス・クエイド。
転生を重ねる犬になぞらえて、複数の「犬と飼い主の交流」を描く。
邦題未定、2017年秋公開(東宝東和)
*
9.La La Land (★★)
8位から9位にダウン。
興収は1割弱減って450万ドル、累計1億3350万ドル。
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、JKシモンズ。
ハリウッドでスターダムを夢見る恋人のミュージカル・ラブストーリー。
「ラ・ラ・ランド」2017/2/24(GAGA)
*
10.A Cure for Wellness (★★)
初登場10位。
430万ドルと誤算のスタートか。
デイン・デハーン、ジェイソン・アイザック。
療養施設に入ったまま戻らない社長を訪ねていく若手重役。
しかし、その施設の真の目的は・・・
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.Lion (★★)
9位から11位にダウンしたが、興収は微増で410万ドル。
累計3640万ドル。
デブ・パテル。
幼少期に迷子になってその後オーストラリア人に養子に引き取られたインド人が、
25年後に「グーグル・アース」を使って故郷や実の両親を探し出したという
嘘のような実話の映画化。
「LION ライオン 25年目のただいま」2017/4/25(GAGA)
*
12.Rings (×)
7位から12位にダウン。
半分以下の230万ドル。累計2570万ドル。
「リング」のハリウッド版リメイクのシリーズ最新版。
と言っても「ザ・リング2」(2005)からは12年ぶり。
元々は2015年公開の予定だったらしいがいろいろあって遅れたようだ。
本作ではマチルダ・ラッツがひどい目に遭う役で、ナオミ・ワッツは出ていない。
日本公開未定。
*
18.Sing (★)
10位から18位にダウン。
半分以下の73万ドル、累計2億6660万ドル。
アニメ。
潰れそうな劇場オーナーが立て直しのためにオーディションを行う。
声にリース・ウィザースプーン、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソンなど。
吹き替えは、専門の声優も多いが、またぞろ芸人などを多用している。
メディア誘因効果はあろうが、技量を見極めて採用したならいいが。
「SING/シング」2017/3/17(東宝東和)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます