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2017/4/2、ユナイテッドシネマ豊洲。
12番スクリーン。
D列もE列も列中央が埋まっており、少し端に寄った席しか開いてなかった。
やや端寄りだが高さ的にD列を選ぶか、やや前寄りだが中央の空いているC列にするか、
だいぶ迷った末、D列を選択。
この映画の場合、中央優先のほうが良かったかもしれない。
*
ヘイリー・ベネット、シャルトー・コプリー、ダニーラ・コズロフスキー、ティム・ロス。
*
オープニングタイトルで散々残酷なシーンが描かれる。
単なる残酷さのアピールかと思いきや、実は主人公のヘンリーが食らったものだった。
ここから先は主人公の視点(POV)で物語が展開する。
シューティングゲームのようなストーリーなので、FPSムービーとも呼ばれている。
*
手術台で目が覚めた男。
左手は肘から先がなく、左足もふくらはぎから先がない。
美人女医、エステル(ヘイリー・ベネット)が、主人公をヘンリーと呼び、
自分は妻だという。
エステルはヘンリーに腕をつけ、足をつけ、人工皮膚でカバーしていく。
ヘンリーには過去の記憶がなく、まだふらふらしている。
エステルに連れられて別室に行くと科学者らしき男二人がいる。
まだ声が出せないので、どういう声がいいかを選んでいると、
金髪の念動力を操る怪しげな男エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)が現れ、
科学者を撃ち殺す。
ヘンリーはエステルとともに逃げ、そこが飛行機の中だとわかると、
脱出ポッドで飛び降りる。
しかし、パラシュートを開くのが遅れ、ポッドはハイウェイに激突。
すぐにエイカンの部下が車でやってきて、エステルが拉致される。
ヘンリーはすきを見て逃げ、ハイウェイから飛び降りて車の下に隠れる。
男(シャルトー・コプリー)が現れ、敵を排除、ジミーと名乗って
ヘンリーを研究所に連れていくというが、敵にやられてしまう。
ヘンリーは逃げ、バスに乗ると、再び、ジミーが現れ、ここへ行けと
ヘンリーにスマホを渡すが、ジミーは敵にやられてしまう。
ヘンリーは指示に従うが、敵が現れ、またジミーが現れ、また敵が・・・
果たしてヘンリーはエステルを救い出せるのか、
はたまた、ジミーはいったい何者?
*
完全一人称バイオレンス映画。
主人公ヘンリーは発声装置がつけられる直前に襲われるので声が出せない、
つまり一切セリフはないという設定も面白い。
終盤に一瞬だけ、ヘンリーの顔が金属板に映るが、薄汚れた金属板でまともに見えない。
*
スタントは実際にやっているし、撮影は顔の前につけたGoPro。
もちろん合成はしているだろうし、ワイヤーなども使っているだろうが、
それにしても・・・の徹底ぶり。
シャルトー・コプリーが何度も出てくるのは面食らった。
中盤に種明かしがあるが、ヘイリー・ベネットの立ち位置とかも含め、
単なるFPSではなく、ドラマ性というかサスペンス性があるのも面白い。
実際のところストーリーはないと思っていただけに、一応それらしき展開に
なっているのは好印象で、ラストの無慈悲さもなかなかいいです。
*
エイカンはユアン・マグレガーかと思ったが、ダニーラ・コズロフスキー。
素の顔はユアン・マグレガーと似ても似つかないのに、映画では見紛うばかり。
エステルのヘイリー・ベネットは「イコライザー」でクロエ・モレッツの仲間の娼婦。
「マグニフィセント・セブン」では、デンゼル・ワイントンに殺しを依頼するエマ。
実際には、この映画のほうが「マグニフィセント・セブン」より先に作られている。
*
邦題は、どうして「ハードコア・ヘンリー」にしなかったのか。
確かにヘンリーという名に特別の意味はないかもしれないが、外す必要もなさそうなのに。
*
舞台がロシア、あるいはロシア語圏とは知らなかった。
最初から主要メンバー以外はロシア語を話してはいたが、
たまたまロシア内を通過中のなのかと思った。
そのままヨーロッパ経由でアメリカへ行くのか、なんて勝手に思ったわけで、
見事に空振り。
途中からロシア映画っぽい言うか、「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」っぽいとは思った。
バイオレンスの描き方がなんとなく近い気がしたのかも。
12番スクリーン。
D列もE列も列中央が埋まっており、少し端に寄った席しか開いてなかった。
やや端寄りだが高さ的にD列を選ぶか、やや前寄りだが中央の空いているC列にするか、
だいぶ迷った末、D列を選択。
この映画の場合、中央優先のほうが良かったかもしれない。
*
ヘイリー・ベネット、シャルトー・コプリー、ダニーラ・コズロフスキー、ティム・ロス。
*
オープニングタイトルで散々残酷なシーンが描かれる。
単なる残酷さのアピールかと思いきや、実は主人公のヘンリーが食らったものだった。
ここから先は主人公の視点(POV)で物語が展開する。
シューティングゲームのようなストーリーなので、FPSムービーとも呼ばれている。
*
手術台で目が覚めた男。
左手は肘から先がなく、左足もふくらはぎから先がない。
美人女医、エステル(ヘイリー・ベネット)が、主人公をヘンリーと呼び、
自分は妻だという。
エステルはヘンリーに腕をつけ、足をつけ、人工皮膚でカバーしていく。
ヘンリーには過去の記憶がなく、まだふらふらしている。
エステルに連れられて別室に行くと科学者らしき男二人がいる。
まだ声が出せないので、どういう声がいいかを選んでいると、
金髪の念動力を操る怪しげな男エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)が現れ、
科学者を撃ち殺す。
ヘンリーはエステルとともに逃げ、そこが飛行機の中だとわかると、
脱出ポッドで飛び降りる。
しかし、パラシュートを開くのが遅れ、ポッドはハイウェイに激突。
すぐにエイカンの部下が車でやってきて、エステルが拉致される。
ヘンリーはすきを見て逃げ、ハイウェイから飛び降りて車の下に隠れる。
男(シャルトー・コプリー)が現れ、敵を排除、ジミーと名乗って
ヘンリーを研究所に連れていくというが、敵にやられてしまう。
ヘンリーは逃げ、バスに乗ると、再び、ジミーが現れ、ここへ行けと
ヘンリーにスマホを渡すが、ジミーは敵にやられてしまう。
ヘンリーは指示に従うが、敵が現れ、またジミーが現れ、また敵が・・・
果たしてヘンリーはエステルを救い出せるのか、
はたまた、ジミーはいったい何者?
*
完全一人称バイオレンス映画。
主人公ヘンリーは発声装置がつけられる直前に襲われるので声が出せない、
つまり一切セリフはないという設定も面白い。
終盤に一瞬だけ、ヘンリーの顔が金属板に映るが、薄汚れた金属板でまともに見えない。
*
スタントは実際にやっているし、撮影は顔の前につけたGoPro。
もちろん合成はしているだろうし、ワイヤーなども使っているだろうが、
それにしても・・・の徹底ぶり。
シャルトー・コプリーが何度も出てくるのは面食らった。
中盤に種明かしがあるが、ヘイリー・ベネットの立ち位置とかも含め、
単なるFPSではなく、ドラマ性というかサスペンス性があるのも面白い。
実際のところストーリーはないと思っていただけに、一応それらしき展開に
なっているのは好印象で、ラストの無慈悲さもなかなかいいです。
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エイカンはユアン・マグレガーかと思ったが、ダニーラ・コズロフスキー。
素の顔はユアン・マグレガーと似ても似つかないのに、映画では見紛うばかり。
エステルのヘイリー・ベネットは「イコライザー」でクロエ・モレッツの仲間の娼婦。
「マグニフィセント・セブン」では、デンゼル・ワイントンに殺しを依頼するエマ。
実際には、この映画のほうが「マグニフィセント・セブン」より先に作られている。
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邦題は、どうして「ハードコア・ヘンリー」にしなかったのか。
確かにヘンリーという名に特別の意味はないかもしれないが、外す必要もなさそうなのに。
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舞台がロシア、あるいはロシア語圏とは知らなかった。
最初から主要メンバー以外はロシア語を話してはいたが、
たまたまロシア内を通過中のなのかと思った。
そのままヨーロッパ経由でアメリカへ行くのか、なんて勝手に思ったわけで、
見事に空振り。
途中からロシア映画っぽい言うか、「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」っぽいとは思った。
バイオレンスの描き方がなんとなく近い気がしたのかも。
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