JLPGA、賞金ランキングの行方

賞金女王レースでダントツだった森田理香子をついに追い抜いた横峯さくら。

今年のレギュラーツアーも残り２試合。

その後にエキシビジョンマッチの３ツアーズと、
実施されるかどうかわからないゴルフ日韓戦があることはあるが、
賞金レースは２試合で終わり。

ラス前は大王製紙エリエールレディス。
出場枠は９６名で賞金総額は１億円。
優勝賞金は規定通り総額の１８％で１８００万円。

現在公表されている出場選手は主催者推薦を含め７５名。

大ラスはリコーカップ。
出場資格は今季の優勝者、ランキング２５位以内、その他で大体３０名。
優勝賞金は２５００万円と高額。

今日時点での有資格者は２４名＋８名で３２名だが、そのうちの一人、
茂木宏美は産休中で欠場。

賞金女王はトップからの差が２試合の優勝賞金合計の４３００万円以内から、
計算上可能性がなくはないが、横峯さくらと森田理香子の両方がこの２試合を
（予選落ち＋最下位）となる確率はかなり低く、むしろ二人とも上位に来る
可能性の方が高い人を考えると、事実上横峯さくらと森田理香子の一騎打ちで、
決着は最終戦となるだろう。

さて、来季シード権は永久シードを除くランキング上位５０名。
永久シード選手の不動裕理が３１位にいるので、枠は５１位まで。

前述のようにまだエントリーは確定していないのだが、
現在の賞金ランキングとエリエール、リコーカップの出場者リストを突合してみる。
（エリエールはエントリー、リコーカップは有資格者）

ボーダーラインである５１位前後を見ると、エリエールに名前がないのは、
４９位の魏筠潔(ウェイ・ユンジェ)、５０位の上原彩子、
５３位の李廷恩(イ・ジウ) 、５４位の申智愛(シン・ジエ)、５８位の新崎弥生、
５９位の福田真未、６０位の大城さつきなど。

申智愛(シン・ジエ)はリコーカップの出場有資格なので、
シード権を取るためには最終戦に参戦が必要となる。

過去の例から見ても参戦の可能性は高く、シード権まで３００万円くらいなので、
枠が一つ狭まる可能性は高い。

上田桃子はエリエールの主催者推薦で出るがリコーカップには出られないので、
（エリエールで優勝すれば別だが）
仮にこの２人がそれぞれの大会で上位に入り、シードを確保すれば、
現在の４９位が５１位となり、上原彩子の５０位も危うくなる。

最終的な９６名の出場者がどうなっているのか、とても気になるのであった。