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試写会「サーフズ・アップ」@よみうりホール

2007-11-23 01:14:30 | 映画感想
2007/11/21、よみうりホールでの開催。
ワコム(セコムじゃないよ)の提供で、ペンタブレットを展示、
体験できるというので、期待していたが、何と何と、女性に大人気で、
とてもじゃないが待つ気もしないくらい大勢が並んでいたのであきらめた。

さて、ペンギンアニメと言えば、「ハッピー・フィート」を思い起こす。
もちろんあちらもペンギンを擬人化しているが、
こちらはもっと思い切って擬人化。

表現もいろいろと考えてあって、
映画の出来としてはこちらのほうが上だと思うが、
全米での興行収入は、「ハッピーフィート」がほぼ2億ドル、
こちらは6千万ドル弱と大差。
さらには、あちらはアカデミーを取っちゃうし、ね。

ただし、海外分では開いたばかりだが、結構出足はいい。

登場人物(正確には人ではなく、ペンギンほか)への
インタビュー形式を含めて物語が進む。
ちょうど「ポイント45」のような表現方法。

***

イワトビペンギンのコディ(小栗旬)は、
南極で氷の板を使ってサーフィンを楽しむサーファー・ペンギン。
彼が子供のころ、伝説のプロサーファー、ビッグZ(ジー)が
南極にやってきて、Zのペンダントをくれた。

コディは、魚の選り分けの仕事はやるが、
卵の温めはさぼって、毎日サーフィンに明け暮れている。

そんなある日、ペングー・アイランドで開催される
サーフィン・ワールドカップのスカウトキャラバンに出会い、
無理やり参加をねじ込む。

ビッグZは10年前の大会中の不慮の事故で亡くなり、
乱暴者のタンク・エバンスが9連覇中のチャンピオン。

コディは、ちょっとしたことから、タンクに挑むがあっさり破れて溺れる。
ライフセーバーのラニ(山田優)に助けられ、
山の中にあるジーク(Geek、チラシではギーク、マイク真木)
の家に連れて行かれる。
いろいろあって、ジークは失意のコディにサーフボードを作ろうと誘う。
しかし、ボードにするコアの木をジークの家に運ぼうとして落とし、
逆に海岸へ滑り落ちる。
そこにはサーフボード小屋があった。
実は今は太って見る影もないジークこそ、あの伝説のビッグZだったのだ。
また、いろいろあって、
ジークの手ほどきを受けてサーフィンを楽しむコディだったが、
結局はサーフィン本来の楽しみより、
大会での栄誉、タンクを負かすことを選ぶのだった。
はたして、コディは実力を発揮できるだろうか。
その大会は思いもよらぬ展開を見せるのだった。

***

吹き替えながら、声と映像はとてもよく合っていた。
日本語の看板の表示があったり、
ちゃんと意識して映像を変えてあるといったイメージ。

歌のシーンもあるが、マイク真木が日本語で歌う。
ここも英語の歌を歌う「ハッピーフィート」とは違う点だ。

なお、英語版は、コディにシア・ラブーフ、ラニはズーイ・デシャネル、
サブ役のにわとり、チキン・ジョーにジョン・ヘダーなど。

***

ところで、水の表現はもう完璧です。
波が砕けるシーンや、泡、水しぶき、波、波打ち際のどれを取っても見事です。
いわゆるパイブライン、チューブの中の表現は、
サーフィン映画の実写版と見まごうばかり。
なかなかでした。

***

最後に、トップの写真は会場で貰ったチラシをデジカメで撮ったもの。
ただし、チラシを真上から撮ると、ハレーションを起こします。


そこで斜めから撮りますが、どうしても台形状にゆがむので、
歪みを修正してます。


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBさせていただきました (ノルウェーまだ~む)
2007-12-01 00:26:07
はじめまして。
臨場感あふれるすごいCG技術でしたね。
泳げない私は、息が苦しくなりました。
小栗旬とマイク真木の声もぴったりで、なかなかでした。
返信する
コメントありがとうございました (YOSHIYU機)
2009-06-09 19:50:16
『ハッピーフィート』のせいで、完全に
損をした映画ですよね。
映像はよく出来ていたと思いました。
返信する
YOSHIYU機さんへ (KGR)
2009-06-09 20:28:18
コメントありがとうございます。

私は好きな作品でした。
「ハッピー・フィート」より面白かったですが、
2本は、同じペンギンをモチーフにはしてますが、
それは偶然の一致に過ぎず、
全く関係ないとみたほうがいいんでしょう。
返信する

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