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映画「ロックアウト」@ユナイテッドシネマ豊洲

2012-12-15 13:30:35 | 映画感想
2013/12/13、ユナイテッドシネマ豊洲。



ガイ・ピアース、マギー・グレース、ピーター・ストーメア、ビンセント・リーガン



宇宙空間に漂う特別監獄MS-1。
凶悪犯を冷凍睡眠状態に置き「静かに」監禁する。

調査に訪れた一行の中に人道的な正義感に燃える大統領の娘、
エミリー・ワーノック(マギー・グレース)がいた。

エミリーは囚人の一人を睡眠から起こし、インタビューを行う。
その男ハイデル(ジョセフ・ギルガン)は、隙を突いてSPの銃を奪い看守を撃つ。
エミリーも太ももを撃たれて傷つく。

そして管制室に入り込み、技術者を脅して囚人を冷凍睡眠から覚ましてしまう。
アレックス(ビンセント・リーガン)は囚人をまとめて、MS-1全体を乗っ取ってしまった。
人質は、エミリーのほか、同行したSP、MS-1の操作技術者など合わせて10数名に上る。

一方、地球で逮捕されていた元エージェント、スノー(ガイ・ピアース)が、
エミリーの救出に向けて、MS-1に送り込まれることとなった。

人質解放の交渉の裏で、スノーがMS-1に入り込もうとしているところが見つかり、
交渉は失敗、エミリー以下、人質の命が危険にさらされることとなった。

果たして、エミリーは助かるのか、そしてスノーがMS-1行きを承諾した本当の理由とは。

**

スノーが逮捕された時と仲間がMS-1に送られた時の時間経過にやや矛盾がある。
宇宙に向かうシーンが端折られており、まるで宇宙ステーションが
電車か飛行機でちょちょっと行ける場所のような扱い。
全般にSFっぽい説明シーンがなく、別に宇宙ベースでなくても
アルカトラズでも軍艦島でも何でもいい。

武器がビーム銃である必要はないにしても、もう少し未来的でも良かった。

MS-1を破壊するシーンはまるで「SWエピソード4」(第1作)だし、
あの部分の空中戦の演出はやや時代がかっていると言うか、陳腐な作り。

脱出の際の髪の演出は、よくあるトリックとしても、まあまあ面白かったが、
囚人の中を進んでいくシーンはあまりにもあまりにもだった。

アレックスとハイデルの関係は劇中に説明があるが、あれだけカオスな囚人たちが、
アレックスの下で統率のとれた行動をとる理由付けが弱い。

もう少しと囚人たちの心理や行動に深みがあってもよかった。

例えば、一部は脱出して地球に向かおうとするが、
警察ステーションに破壊されてしまい、
アレックスの下に結束せざるを得なくなるとかの展開。
あのままではアレックスを長と頂く理由がない。



マギー・グレースは「96時間」の娘キム。短髪の方が似合う。

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