JLPGA、２０１２年展望

大震災の影響などから４試合が中止になった２０１１年のＪＬＰＧＡ。

今年はレギュラー・ツアー３５試合、ステップアップツアー６試合が開催。

目新しいところでは、６月のニチレイと日医工の間にアース・モンダミン、
７月のスタンレーとＭｅｉｊｉカップにサマンサ・タバサが初開催。

その代わり１０月初旬のＳａｎｋｙｏは今年は開催されない。

ステップアップツアーが昨年の５試合より増えたとはいえ６試合はさみしい。

かつては１０試合以上あって、まあはっきり言って二軍戦だけど、
レギュラーツアーに出れない選手の受け皿になっていたと思うが、
ステップアップで賞金１００万を超える選手は２０人ほどしかいない。

最高は２００８年の６７人でこの時は試合も１４試合あった。

１００万円で年間の活動費が賄えるとは思いませんが、
やっぱ賞金の多寡はモチベーションに影響するでしょうからね。

さて、２０１２年度レギュラーツアーの出場有資格者は、

まずは、永久シードの６名。
不動裕理は別として、森口祐子と涂阿玉が何試合か出てくる程度
（涂はサンズイに余）

続いて、シード選手５０名。
賞金ランキング５０位以内の古閑美保と米山みどりが引退で辞退したのと
永久シードの不動裕理は除外されるので、５３位の若林舞衣子まで。

鬼沢信子と天沼知恵子が公傷適用でシード。
公式戦優勝などの複数年シード選手は全てランキングのシードとダブり。

野村敏京が昨年のブリヂストンで勝って３６５日のシード権。
野村敏京はＱＴでも３位なのでほぼ全試合に出場できる。

ＱＴからはトップの原江里菜、２位の酒井千絵、４位の豊永志帆、
５位の藤野オリエらのほか、

２１位酒井美紀、３１位斎藤愛璃、３４位香妻琴乃らが毎試合出てきそう。

３月の開幕戦ダイキンオーキッドには新人戦で優勝した工藤遥加が出る。
ご承知の通り工藤公康の娘で１７１ｃｍと大型の選手。

シーズンまではまだ間がありますが、楽しみです。


＊＊　追記　＊＊

ＵＳＬＰＧＡは２０１２ツアー・スケジュールは、
昨年は１/７に発表されたようですので、
正式発表にはもう少し時間がかかるでしょう。

今のところ、次の３試合が新規に増えるようです。
・ホンダ・オーストラリア女子オープン（２/９－１２）
・マニュライフ生命ＬＰＧＡ（６/２１－２４）ウォータルー、カナダ
・ジェイミー・ファー・トレド・クラシック（８/９－１２）オハイオ

中止になる大会としては、次の２つが挙げられています。

・メキシコでのトレ・マリア選手権が麻薬撲滅対策の混乱の影響で中止、
・中国での大会は全英女子オープンとの兼ね合いで延期される予定でしたが、
　結局は中止になったようです。
　（ゴルフ場開発で違法行為があったとも言われている）

コミッショナーは以前中国出の開催をあきらめていないほか、
ハワイでの大会復活を期待しているということです。

詳しくはまた別記事で。