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JLPGA、富士通レディース、不動大逆転勝利。

2008-10-19 20:55:19 | ゴルフ
TVは見逃したが震えが来るくらいのすさまじい闘いだったようだ。

いかに百戦錬磨の不動裕理とはいえ、7打差。

三塚優子は大きく乱れることは少なく、
乗った時の凄まじさは、手がつけられない。

大方は僅差になったとしても三塚優子の逃げ切りは堅い、
と思っていたでしょう。

ところが世の中何が起こるかわからないのは、
株価大暴落と同じようなもので、一寸先は闇とは
よく言ったものです。

さて、三塚優子はボギー先行したとはいえ、アウトは、3パーディ2ボギー。
同じ組の福島晃子も服部真夕とも2パーディ2ボギーとむしろ差は広がった。

不動裕理はひとつ前の組で、アウトは7番から3連続パーディの
ノーボギーだったものの、ハーフを終わってまだ5打差。

ところが不動裕理は10番で4連続パーディとし、13番15番とパーディ、
対する三塚優子は、13番17番とボギーとしてついに13アンダーで並ぶ。

同じ組の服部真夕がパープレー止まり、福島晃子は最終ホールをダボとして沈み、
普通なら三塚優子が苦しみながら逃げ切り、と言うところだったのに、
不動裕理の大反撃でプレーオフにもつれ込んだ。

この戦いは5ホールに及び、途中不動裕理は絶対絶命のピンチも凌ぎ、
最後は、三塚優子が力尽きた。

不動裕理、いまさらながら、恐るべし。

4勝して賞金ランキング6位じゃ駄目ですね、とは、自身の感想だが、
出場18試合でこれですからね。

3位は佐々木慶子。
最終組からは3つ前で、比較的プレッシャーが少なかったか、
通算10アンダーはおみごと。
この試合の560万円で、賞金総額は1700万円を超え、
シード確定と言っていいでしょう。

古閑美保は前半4パーディと勢いを見せたが、後半伸びず9アンダー4位どまり。

7アンダーの5位タイには服部真夕、諸見里しのぶ。
大山志保は、6アンダー単独7位。

福島晃子、飯島茜、藤田幸希が、5アンダー8位タイに入る。
原江里菜は3アンダー15位タイ。

横峯さくら、黄アルムは2アンダー18位タイ。
黄アルムにこだわるのは、彼女が今年のプロテスト1位合格だから。

せっかくの1位合格の特典を生かせておらず、賞金総額は、
プロテスト前の試合も含めて、700万に満たない。
このままでは来季のシードが危うい。

シード権と言うと賞金ランキングは、今回、佐々木慶子が大きく伸びたので、
日下部智子が51位から52位に陥落。

たった一つと言うなかれ、51位=シード権、52位=シード外と天地ほどの差。

残り6試合だが、試合によっては出場資格が厳しいものもあり、
(ミズノは賞金ランク35位まで、リコーカップは優勝者か25位まで、など)
50位近辺の選手にとっては悲喜こもごも。

ちなみに51位の新崎弥生から55位の一ノ瀬優希までは、998,250円。

下位の選手でも一発優勝もしくは上位入賞でドカンとランクを上げることはあるが、
試合に出れないと、あるいは予選落ちしてはじりじりと下がっていく。

シード争い、そしてそれに続くQTも来季を占ううえで興味深い。



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