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映画、BD「ボックストロール/The Boxtrolls」

2015-10-30 18:58:49 | 映画感想
日本未公開映画。

外国版BDで日本語字幕付きを探したが、見つけられなかった。
英語字幕はあるので台詞が聞き取れなくても多少苦労すれば理解はできる。



ベン・キングスレー、ジャレッド・ハリス、エル・ファニング、
アイザック・ヘンプステッド・ライト。

**

10年前。
ボックストロール(箱の妖怪)が赤ん坊をさらって逃げる。

ボックストロールは街の地下に隠れ住んでいて夜な夜な人気のない街に出ては、
ガラクタをあさり、めぼしいものをかっさらう。

件の赤ん坊は、ボックストロールに育てられ、箱にちなんで「エッグ」と呼ばれる。

街はチーズブリッジと呼ばれ、支配階層は白い山高帽をかぶり、
チーズをたしなむのに明け暮れていた。

そんな支配階層に入ることを夢見ていたのがスナッチャー(声:ベン・キングスレー)。
スナッチャーはチーズアレルギーなのに、白い帽子連に入りたいとの野望を持ち、
ボックストロールを利用することでそれを実現しようとしていた。

スナッチャーは、ボックストロールを全滅させることで白い帽子を手に入れる約束を取り付け、
部下のトラウト(デブ、声:ニック・フロスト)、ピクルス(痩せ、声:リチャード・アヨアデ)
グリスル(チビ、声:トレーシー・モーガン)とともにボックストロール狩りを始める。

ある夜、ポートリー・リンド卿(声:ジャレッド・ハリス)の娘、
ウィニフリッド(声:エル・ファニング)はエッグらの姿を見て、なんだかんだで、
スナッチャーとエッグの争いに巻き込まれる。



「コラライン」「パラノーマン」などの製作会社のストップモーションアニメ。
キャラの形状は少し異様で「コラライン」などと同様、全く可愛さはない。

物語は、ボックス(箱)に入ったトロール(お化け、妖怪、モンスター)に
育てられた子供が人間の社会に戻る物語だが、エル・ファニング演ずる小生意気な娘と
価値観の合わない父の物語でもある。

主要な声はいずれも日本でも有名な俳優が演じているが、元の顔が浮かんでくることはなく、
皆、役になりきっていて、感情がうまく表現されている。

上記の他トニー・コレットがエル・ファニングの母役で出ている。

台詞の言い回しが微妙でなかなか日本語にはしづらいというか
分かりづらい部分もあるのは、しょうがないところだろう。

例えばエッグが、エル・ファニングのは母に名前を聞かれ、「エッグ」と答えた後、
エル・ファニングが「バート」とつなぎ「エグバート」ってありふれた名前と答えると
母が「聖書から取った名前は好きよ」と言うのだが、意味不明。

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