JLPGA、日本女子オープン、馬場ゆかり優勝

まれにみる大乱戦は、最後までだれが勝つかわからない展開だったが、
最後の最後に馬場ゆかりが逃げ切った。

最終組は馬場ゆかりと笠りつ子。
その前が宮里藍と李知姫（イ・チヒ／イ・ジヒ）。
さらにひとつ前は宮里美香と安宣柱（アン・ソンジュ）。

ＴＶ中継ではその前の大谷奈千代やかなり前の金英（ヤング・キム）も
たびたび登場するなど、順位が大きく変動する大会だった。

パーで凌いでいれば、上位がどんどん落ちてくる展開で、
笠りつ子もトップに立っていたし、
安宣柱（アン・ソンジュ）や宮里藍もトップタイになった。

李知姫（イ・チヒ）なんかは宮里藍と同じ組だったのに、
ほとんどプレーする姿は映らずじまい。

しかし、最終的には宮里藍を上回る４位タイに入っていることから見ても
混戦の度が過ぎていた。

後半に入ってもトップのスコアが１０オーバー、１１オーバー、１２オーバーと
どんどん下がっていった。

宮里藍は１４番からの５ホールで４つボギーをたたくなどしてついに脱落。
一時トップに立った安宣柱（アン・ソンジュ）も最終ホールボギーで一歩後退。

トップタイで最終ホールを迎えた笠りつ子と馬場ゆかりは、
馬場がパーで凌いで、ボギーの笠りつ子を振り切った。

優勝スコアはなんと１２オーバー。

１３オーバーの２位タイに笠りつ子と安宣柱（アン・ソンジュ）。
１４オーバーの４位タイに李知姫（イ・チヒ／イ・ジヒ）と大谷奈千代。

１５オーバーの単独６位に宮里藍。
１６オーバーの７位タイに宋ボベと金英（キム・ヨン／ヤング・キム）。

１７オーバーの９位タイ、全美貞（チョン・ミジョン）と横峯さくら。
１８オーバーの１１位タイ、有村智恵、北田瑠衣、李廷恩（イ・ジウ／イ・ジョンウン） 。

上原彩子は１４位タイ。
飯島茜、１８位タイ。
宮里美香は２０位タイ。
黄アルム、２２位タイ。

姜秀衍（カン・スヨン）、２５位タイ。
不動裕理、佐伯三貴、２９位タイ。
諸見里しのぶ、服部真夕、３３位タイ。
ローアマの比嘉真美子は３５位タイ。

森田理香子、３７位タイ。
野村敏京、４０位タイ。
福嶋晃子、単独４２位。
上田桃子、藤本麻子、金田久美子、豊永志帆、４３位タイ。

三塚優子、横峯瑠衣、５０位タイ、などでした。

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次週はサンキョーレディス、その次は富士通レディスで
いずれも野村敏京の名前はありますが、上田桃子と両宮里の名はありません。

ＵＳＬＰＧＡの同じ時期は、次週が韓国仁川でその次がマレーシア・クアラルンプールです。
そして台湾、１週空いてミズノクラシックです。

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さて、今大会の優勝賞金は２８００万。
２位タイですら並みの大会の優勝クラスの１３００万でした。

賞金ランキングのトップは依然安宣柱（アン・ソンジュ）で８５００万。
今大会２８０万にとどまった横峯さくらと（７１００万）の差は１千万開きました。

今年は例年とは試合数などが変わっていますが、
とりあえず例年通りシード確保の目安を１５００万円とすると、
上田桃子までの４０人が目安を超えました。

不動裕理が８位にいるので、シード圏内の５１位までを見ると

４１位、飯島茜：１４６３万円
４２位、ニッキー・キャンベル：１４０２万円
４３位、金月喜（キム・ソヒ）：１３８０万円
４４位、大谷奈千代：１３６８万円
４５位、吉田弓美子：１２９９万円
４６位、若林舞衣子：１２１０万円
４７位、古閑美保：１１９４万円
４８位、申智愛（シン・ジエ）：１１９０万円
４９位、木戸愛：１１７４万円
５０位、一ノ瀬優希：１１１３万円
５１位、姜如珍（カン・ヨウジン）：１０７９万円
そして、
５２位の中田久美（１０２４万円）までが１千万円越えです。

残りはリコーカップまで入れても８試合。
どうなるか気になります。