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世界柔道、日本選手の階級別結果

2007-09-18 17:42:21 | スポーツ
塚田も金!女子は史上最多のメダル7(スポーツニッポン) - goo ニュース

男子はボロボロ、史上最悪の金メダルなしの危機、なんて言われましたが、
実際、男子は金1、銅1と惨澹たる成績でしたが、
女子は金2、銀2、銅3と8階級のうち7階級でメダル獲得。
まずまずの成績でした。

ただ、男女合わせて3つの金メダルのうち、
オリンピックにはないクラスの無差別級が2つと、
北京へは不安の残る格好です。

最終成績
男 子
 60キロ以下級:江種辰明
 66キロ以下級:秋本啓之
 73キロ以下級:金丸雄介=銅メダル
 81キロ以下級:塘内将彦
 90キロ以下級:泉  浩
100キロ以下級:鈴木桂治
100キロ 超級:井上康生
 無 差 別 級:棟田康幸=金メダル

女 子
48キロ以下級:谷 亮子=金メダル
52キロ以下級:西田優香=銅メダル
57キロ以下級:佐藤愛子=銅メダル
63キロ以下級:谷本歩実=銅メダル
70キロ以下級:岡明日香
78キロ以下級:中沢さえ=銀メダル
78キロ 超級:塚田真希=銀メダル
無 差 別 級:塚田真希=金メダル

柔道は昔の日本だけでやっていた時代と違って、
ルールも変わったし、競技スタイルも変わった。

あれが柔道か、という声もあるようだが、
国際化を望んだのはほかならぬ日本なんだから、
やむをえない面もある。

漫画「1・2の三四郎」の前半は柔道がメインだが、
すでに昭和55年ころに、漫画の中とはいえ、
組まない柔道が描かれている。

襟と袖を持って技を掛け合うだけが柔道じゃないってことです。

日本に不利なルール改正がおこなわれるというが、
日本だけが勝つスポーツが世界のスポーツかという気もするし、
ルールのおかげで勝てていると思われるのも癪じゃない。

国際スポーツとしての柔道が本来の柔道を逸脱しているというのなら、
日本だけの武道として、あるいはスポーツとしてやればいいんです。
国際大会や世界大会やオリンピックとは関係のない世界で。

ところで、今回の世界柔道、フジTVの独占放送です。
大阪の世界陸上はTBS、メルボルンの世界水泳はテレ朝、
ドイツでの世界体操はNHKでした。

このほかにもいろんなスポーツの世界大会を
スポンサー的立場で独占放送するのはまあいいとして、
あまりにもご都合主義というか、
見てもらわんがための大ボラというか、
わけのわからないキャッチフレーズをつけて、
選手をタレントまがいの扱いをした挙句、
勝つのが当たり前のような煽り方はよくない。

スポーツは結果としてエンターテイメントであって、
筋書きのないドラマとは言うけれど、
筋書き通りに展開するドラマじゃないんだから、
事前情報にしても、大会中のコメントにしても
スポーツとして正しく評価、評論してほしい。

協会や大会主催側もスポンサーに気を遣いすぎているんじゃないか、
確かに大会運営自体も金がかかるし、
参加するにも金、勝とうとするとさらに金、わかるけれど、
メディアに媚びすぎてやしないでしょうか。

あまりすり寄っていると、そのうちしっぺ返しを食らうよ。

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