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ナミアゲハ、終齢幼虫

2017-06-03 13:37:06 | 昆虫/虫・その小動物
孵化したばかりが初齢、もしくは一齢。
そこから、4回脱皮して五齢幼虫になると、
それまでの黒字に白の縞から、緑色になります。

次に脱皮すれば蛹で、すなわち5齢幼虫が終齢幼虫です。

ただし、蛹になるまでに何回脱皮するのかなどは虫によって異なりますし、
そもそも蛹にならないものもいますから、一般的に5齢=終齢ではありません。

昨日の夕方、毎日チェックしていた幼虫が終齢になっているのを発見。
早速取り込みにかかる。

虫かごと餌枝を用意して、幼虫のついている枝を切る。



矢印は脱いだ殻。
これが残っているのと、幼虫の向きが進行方向なので脱皮直後と推定。
脱皮直後は皮膚もやわらかくパワーも出ないので、逆に非常に敏感。
ちょっとの刺激で臭角を出すので、刺激を与えないように注意。

虫かごに収納。

枝の陰になっていますが、矢印のかきに脱いだ殻が残っています。

およそ1時間半後に撮影。


虫の向きが反対になっているのと、殻がなくなっていることがわかるでしょうか。
食べてしまったものと思われます。

草食である幼虫が殻とはいえ肉系のものを食べるのは
脱皮した跡を残さないためと思われます。
終齢だけでなく、全脱皮殻は食するようですし、
羽化したときにも卵の殻を食べてしまいます。

なお、胴体の縞の濃さはかなり個体差があります。
この個体は黒いほうで、もっと薄いものや、濃いめの緑色のものもいます。

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