エリエールレディース結果とシード権。

最終日。

宮里藍が怒涛のバーディラッシュで、逆転優勝。

７バーディノーボギーの６５はこの日のベストスコア。
１３番でトップに立つと、１４番からの３連続バーディで
焦りからかスコアの伸びない２位以下を引き離し、優勝した。

これで賞金１４４０万円を加え、再び賞金トツプに。

ただし、不動裕理がしぶとく６位タイで２６０万円を稼ぎ、
宮里藍との差はわずか６１万円、宮里藍は最終戦に出場しないので、
またまた、逆転で賞金女王は確実だ。

２位タイは一時トップに立った高又順、大山志保、藤井かすみの３人。

高又順は最終ホールのボギーがなければ単独２位だったが、
それでも５８０万円を加算し、ランキングは４１位に。
彼女は、実は２００２年の公式戦２勝で５年間シードがある。
彼女が４１位になったため、上位５０名枠から一人押し出された格好だ。

５位に李知姫、６位タイに不動裕理ら４人。

２日目トップの入江由香はボギーが先行、インに入って持ち直したかと思われたが、
終盤ボギーを連発してずるずると後退、上がり４ホールで５オーバー、
トータル１アンダーで１６位タイ。
優勝どころか、来年のシード権まで失った。

公称値は、１６５センチ、８０キロとなっているが、どうももっと重い。
それも筋肉なら良いが、あの背中、腰周り、下腹部。
もう３６だし、少し体を絞って行かないと持たないんじゃないの。

最終日の５０人の平均スコアは７３．３。
アンダーパー１３人、ノーボギーは２人。

ノーバーディはなしだが、トリプル２つ、４オーバーが１つ。
いずれも３番ショート。

さて、シード権争い。
下位からは前述の高又順が４１に上がったため、それ以下が繰り下がり、
４９位　諸見里しのぶ
５０位　中道かおり
５１位　塩田亜飛美
５２位　白戸由香
までが来年のシード権を獲得した。

５３位の李英美はわずか８万、
５４位の原田香里は１４万ほど足りなかった。

北田瑠衣もシード落ちの憂き目に。
前年度は３位ですからね。

この結果、上位２０名とツアー優勝選手（リコーカップの出場資格）
の顔ぶれに変更はなく、最終戦を待たずして２００６年のシード選手は確定した。

ところで、次週の最終戦、リコーカップには、ランキング２０位までと、
２０位以下のツアー優勝選手４名の２４名が出場資格があるわけだが、
宮里藍はＱＴのファイナルで欠場、Ｐ．クリーマーも出ないとなると、
２２名のはずだが、記事によると２１名となっている。
もう一人出ないのは誰なのかな。

さて、不動裕理が賞金女王のための６１万円以上の賞金を稼ぐには１４位以内らしい。

彼女の出場した今季２３試合のうち、１５位以下は５試合あるが、
いずれも普通の大会、つまり出場は１００名前後で、
決勝に数十人出る大会での１５位以下だから、
選抜された選手たちとは言え、２１名の中で１５位以下になるとは、
まず、考えられない。

怪我でもすれば別だが、普通に考えると
不動裕理の６年連続賞金女王はほぼ確定的といって良いだろう。