今は廃刊になってしまいましたが、20数年前に発行されていた詩の雑誌です。
そこに私の詩がイラスト入りで採用されました。
【 春雷が過ぎて 】
西 峰子 (詩) * 篠崎訓枝 (絵)
春雷が過ぎて 空翔ける雲
南の窓から見ていると
うしろへうしろへ流れゆく
雨もやみ 空には星が顔を出す
窓の外は
雨の匂い 土の匂い
遠くから響いてくるのは
懐かしい電車の音
駅で鳴らす銀の笛
庭の片隅では
目覚める虫たち
芽を出す草木
春雷が過ぎて 脈打つ生命
すがすがしいのは
雨の匂い 土の匂い
春の匂い
(総和社‘花いちもんめ’1979年3月号)
この‘花いちもんめ’ですが、これが掲載されて間もなく廃刊になったような。
もうひとつ、どこかに作品を載せてもらったら、それが最後の号だった…ってのもありました。
末期状態だったから採用されたのか、はたまた私が衰運の元凶なのか…。
そういえば、作品市場も今の名にして間もなく終わったっけ。
そこに私の詩がイラスト入りで採用されました。
【 春雷が過ぎて 】
西 峰子 (詩) * 篠崎訓枝 (絵)
春雷が過ぎて 空翔ける雲
南の窓から見ていると
うしろへうしろへ流れゆく
雨もやみ 空には星が顔を出す
窓の外は
雨の匂い 土の匂い
遠くから響いてくるのは
懐かしい電車の音
駅で鳴らす銀の笛
庭の片隅では
目覚める虫たち
芽を出す草木
春雷が過ぎて 脈打つ生命
すがすがしいのは
雨の匂い 土の匂い
春の匂い
(総和社‘花いちもんめ’1979年3月号)
この‘花いちもんめ’ですが、これが掲載されて間もなく廃刊になったような。
もうひとつ、どこかに作品を載せてもらったら、それが最後の号だった…ってのもありました。
末期状態だったから採用されたのか、はたまた私が衰運の元凶なのか…。
そういえば、作品市場も今の名にして間もなく終わったっけ。