車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

大阪国際空港(伊丹空港) in 兵庫県伊丹市

2023年12月30日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

大阪府豊中市、池田市、兵庫県伊丹市にまたがる関西三空港のひとつ「大阪国際空港」。乗るのは絶対に「ご免蒙る!!」私ですが、地上で見る分には全然、余裕😄

実際、この年になるまで、飛行機には一度も乗ったことがありません。独身だった頃に一度だけ、家族全員になだめすかされて琵琶湖の遊覧飛行に乗った事がありますが、唯々恐怖で震えた30分でした。以来、飛行機には乗りたくない!!海外への旧婚旅行も、飛行機に乗りたくないという理由で拒否ったほど、筋金入りの飛行機嫌い😣

ただし、見るのは本当に好き!。地上に降りた飛行機も、頭上高く飛ぶ飛行機も、見つけると子供のように喜びます😄 ましてこんなに間近でなんて、嘘みたい!

とまぁ、いろいろと御託を並べましたが、本日は離陸する飛行機が撮影できると噂の「猪名川の土手」ではしゃぎまくり。それでも足りずに、俗に飛行機マニアご用達と噂される「伊丹スカイパーク」にやって来ました。目的?もちろん、飛行機を、見・る・た・め! 滑走路がこんなに側にある事にも感激。

目前で、今まさに機首を上げた瞬間

飛び立つ飛行機・着陸態勢に入った飛行機、いやもう、感動😄

飛行機を見ている間、何度も往復するタンクローリー。多分、着陸のたびごとに燃料補給をしているのだろう・・それも有る意味・・すごい😲

猪名川の土手の一画、飛び立つ飛行機をひたすら見ていた私、まさかその瞬間を写真に残せるなんて想像もしていませんでした。何といっても次から次へと頭上に現われるのですから、下手な鉄砲も何とやら😅

実際にはもっと近くて大きく見えるのですが、シャッターを切った瞬間にはもう遥か空の向こう。ものすごく運が良ければこれくらいの距離で見えますが、鮮明ではありません😅

興奮冷めやらぬままに伊丹スカイパークに移動して、離着陸のたび毎に心の中で歓声を上げて、しっかり楽しみまくった一日でした。

気が付けば辺りはうっすらとオレンジ色、引き上げの予定時間は余裕でオーバー。バイクタンデムで我が家までは、渋滞が酷くて大変なのです😣 名残は惜しいけれど、そろそろ引き上げ時。

興奮冷めやらぬ私にご亭主殿が言いました。「飛行機に乗って北海道とか行こうか?」 突然の申し出に一瞬戸惑ってしまいましたが、もちろん、きっぱり!!はっきり!お断りしました😄

訪問日:2006年10日28日

 

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ダイセル異人館 in 兵庫県姫路市網干区

2023年12月20日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

姫路市網干区新在家、ダイセル網干工場の一画に、「旧日本セルロイド人造絹糸株式会社:外国人技師住宅」として『設楽貞雄』の設計により、明治43年(1910)に竣工された2棟の異人館があります。

外国人技師住宅から旧図書館を経て「ダイセル異人館」に、2019年、会社創立100周年事業として周辺が再整備され、現セルロイド資料館として一般公開されています。

下見板張りと竪羽目板張り組み合わせた外壁に、スレート葺きの屋根。一階南側にバルコニーがあり、コロニアルスタイルの形態を有した外観は、懐かしいアメリカドラマの中の世界。

私たちが訪問した当時の「ダイセル異人館」は、工場の稼働日にのみ公開されています。その事を知らなかったため、内部を見学することが出来なかったのがとても心残りでした。

パッションピンクの屋根と白壁の対比が鮮やかな建物、実は上のものと全く同じ設計で建てられたそうですが、色が違うだけでこんなにも印象が変わるんですね。

現在は「衣掛クラブ」の名称で社員施設として使われているそうで、現在も非公開です。

2棟の建物は、昭和62年に兵庫県「ひょうご住宅百選」、1989年に「姫路市都市景観重要建築物」に、2009年には経済産業省「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」に「ダイセル化学工業網干異人館」の名称で認定されました。

この2棟に隣接して、白とグレーを基調とした同じようなコロニアルスタイルの平屋建ての異人館が見えます。特に説明などが設けられていなかったので詳細は不明ですが、遠目からでも綺麗な建物だとわかります。

訪問日:2010年5月8日

 

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津田天満(つだてんま)神社 in 兵庫県姫路市飾磨区

2023年12月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

姫路市飾磨区構に鎮座される「津田天満(つだてんま)神社」。御祭神は『菅原道真公・津田大歳明神・賀茂別雷大神』

旧社格は村社。別名「津田天満宮」とも称され、菅公の逸話から「網敷天神」とも称されます。

昭和十一年一月建立「菅公聖訓」

由緒「菅原大神が、太宰府へご左遷の際、津田の細江に嵐を避けて船を寄せ、当社お旅所「史蹟菅公小憩伝説地」(県指定)の石碑がある思案橋のほとりで、とも綱を敷いて休憩されたと伝えられる。『播磨国鎮守大小明神社記』の餝東郡26社の中に、津田大歳明神とあり、菅公が当地へ船を寄せられる以前、既にこの地に大歳明神の社が奉斎されていた。後世里人が、菅公の御徳を敬慕して、この氏宮に主神として祀り、津田天満神社と称え、主配その位置をかえるようになったもので、創立年代は不詳である。往時は末社40社を数え社殿も壮麗であったが、天正8年羽柴秀吉の英賀城攻めで、社殿・神宝・旧記ことごとく消失したと伝えられる。以後、現在地に再建。津田の里(構、加茂、今左家、思案橋)四町の鎮守産土の神として崇敬され現在に至っている。」兵庫神社庁HPより

朱塗りの神橋から一の鳥居を経て境内へ。〆柱の先に拝殿、本殿と社殿が続きます。

絵馬殿も兼ねた開放的な拝殿

拝殿前左右より神域を守護されるのは、道真公の神使いとされる大正六年(1917)七月建立の神牛さん一対。ゆったりと顔を上げて参拝者が撫でるのを待っているかのような仕草と表情、見ているだけで癒されそう。

更に神牛さんと並んで神域を守護されるのは、享和二年(1802)九月建立の浪花タイプの狛犬さん一対。こちらは迂闊に近寄りがたい強面のお顔、うっかり手を出したら噛みつかれそうな勢い(^^;)

拝殿の屋根には大好きな飾瓦、それもかなり珍しい造形の飾り瓦がのせられています。さて破風の鬼にあたる部分に見えるこの人物は一体誰でしょうか??周囲は波、半身を出して(多分)笑いかけている姿から想像すると「人魚」??

留め蓋の瓦にも、趣向を凝らした飾瓦・・・大きな亀の背中に乗って釣り竿を担いでいるのは「浦島太郎」。小脇に玉手箱を抱えているところを見ると、乙姫様に御いとまごいをして故郷に帰るところ・・と言う事は上のあの謎の人物は「乙姫様」??!!。

反対側の留め蓋では、のんびりと牛の背中に乗った人物が・・着物の裾の長さから見て子供のようにも見えますが・・・・更に謎(笑)

更に、拝殿兼絵馬殿に奉納されていた「巨大草鞋」・・何か特別な意味があるのでしょうか??積み重なってゆく謎(笑)

拝殿内に架けられた絵馬の多彩さ、年代を超えて奉納される絵馬を拝見するのも神社参拝の楽しみの一つ。

左端の「義士本望を遂引揚之場」などは、播磨地方の神社の奉納絵馬としてはテッパンかもしれません。

「境内社:厳島神社」御祭神は『宗像三女神』。古くより海上交通の神として大切に奉られてきました。

拝殿彫刻は極彩色の龍。彩色が施された神社彫刻は決して珍しくありませんが、こうした場所に置かれたものとしては異例の鮮やかさ。

「摂社:海神社」

「摂社:稲荷神社」

「境内社:山部赤人神社」、御祭神は『山部赤人』。

拝殿前より神域を守護されるのは昭和44年4月建立のエイリアン顔の狛犬さん一対。たま~~に、このタイプのお顔を見かける事がありますが・・モデルは何だったんでしょう?

御神木

奉納御神馬、腹掛けには「梅鉢」の御神紋

内容・作者ともに不明の歌碑(^^;)

参拝から数年後、この近くに「菅公小憩の地」なるものが整備されており、菅原道真公や山部赤人の歌碑も建立されていると知りました。また次回にと思っている間に参拝が難しく・・「そのうちに・・」は無い事なんだと思い知らされています。

【ほのぼのと 津田の細江の水尾つくし まだ夜は深き月の入り汐】 菅原道真

【風吹けば 浪が立たむとさもらひに 津田の細江に浦隠りおり】山部赤人

参拝日:2010年5月8日

 

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九所御霊(くしょごりょう)天神社 in 兵庫県姫路市大善町

2023年12月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

姫路市大善町に鎮座される「九所御霊(くしょごりょう)天神社」。御祭神は『少彦名命』、 合祀神『大山袛命・経津主命・菅原道真公・大物主命・      猿田彦命・柿本人麿公・ 誉田別命・大鷦鷯命』

石造大鳥居には「元治元年(1864)四月、御国産江戸積仲間(木綿江戸積仲間)」の刻。

由緒「創立年代は不詳、天平年間に聖徳太子が播磨国分寺の大伽藍を建立されたときには、既に天人衣を着た天神をお祀りする天神社があり、付近一帯の総鎮守の霊神であったと伝えられています。貞治3年(1364)、時の領主赤松貞範が、播磨九所の松本天神社と市之郷御霊社とを合祀し、併せて『市別府』の賛辞を呈されました。爾来、市別府:九所御霊天神社と称されています。」公式HPより

神門

鳥居から神門へと真っ直ぐに伸びる参道、正面に入母屋造の拝殿、左右に「幟立て」用の竿が伸びています。こちらでは毎月15日に月次祭が斎行されるそうなので、その準備かもしれません。

拝殿前左右より神域を守護されるのは、嘉永六年四月建立の狛犬さん一対。白い前垂れがお母さんのエプロンみたいでちょっとアレなんですが(笑)、垂れた耳に立派な尾を立てて踏ん張る姿は中々のもの。

拝殿前より神域を守護されるのは、梅鉢の御神紋を付けた、ブロンズ製の神牛さん。肩から胸にかけての筋張りが若干気になるものの、堂々とした姿で参拝者を見守っています。

「遙拝壇」大正元年九月十三日建立。いずこの社、いずれの祭神を遥拝されているのか不明。

神門の留め蓋飾り瓦、花であるのはわかるのですが・・葉は菊、花は蓮?ボタン?、見方によったらバラにも見えるし椿にも(^^;)

留め蓋の獅子は、モデルが非常に気になる容姿なんですが・・・言うならば、地球外生物・・・。

「摂社:稲荷社」、御祭神は『 加茂居稲荷神・白髭稲荷神・秀高稲荷神・蒼稲魂神・畑稲荷神・福富稲荷神』

拝殿前より神域を守護される神狐さん一対、巻物を咥える口元のリアルさは驚嘆すべき技量を見せつけています。玉を咥える神狐さんの耳の欠損は、出来が良いだけに残念でなりません。

「摂社:八幡社」、御祭神は『伊弉諾大神・天照大御神・大己貴神・猿田彦神・誉田別神・豊受大神・奥津彦神・奥津姫神・埴山姫神』

参拝日:2010年8月12日

 

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旧陸軍・第十師団兵器庫・師団長官舎 in 兵庫県姫路市

2023年12月17日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

姫路市本町にある「姫路市立美術館」。赤煉瓦の外観から想像がつくように、かっては「旧陸軍:第十師団・兵器庫」として、明治時代(1904年頃)に建てられたものです。

建物は姫路城の一角にあり、美術館正面から見ると真後ろに姫路城の美しい姿を見る事が出来ます・・と言ってもこの時は修復中😓

ですが、考えようによっては、ある意味、貴重な写真になったかも・・😊

南北棟の増築部分の設計は、棟札より陸軍技手『宮本平治・井田熊吉』が担当。一時期、市庁舎として使用され、後に美術館となった建物は、登録文化財の指定を受けています。

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姫路市立美術館の程近く、同じ姫路市本町に「旧陸軍第十師団長官舎」が残されています。その前身を知らなければ多分訪問する事も無かった「カトリック姫路教会・ザビエル館」。そこにあるモダンなつくりの官舎は、現在カトリック淳心会の施設として使用されているそうです。

旧日本軍の瀟洒な建物がキリスト教系の施設に転用されているのを目にすると・・なぜか重苦しい気持ちに襲われるのです。原子爆弾「リトルボーイ」を積み込んだ爆撃機は、キリストの祝福をうけて飛び立ったのだという事実を、ここに集う人たちは知っているのだろうか

訪問日:2010年8月12日

 

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旧制姫路高等学校 in 兵庫県姫路市

2023年12月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

明治・大正・昭和の初期にかけて竣工された学校建築と言うのは往々にして素晴らしく、旅先においても機会があれば訪ねており、お陰様にて未だに失望したことがありません😍。

今回訪ねたのは、姫路市新在家本町に残る、1926年(大正15年/昭和元年)竣工の「旧制姫路高等学校本館」「旧講堂」

木造2階建てで下見板貼、ホワイト系ペイント仕上げの校舎は、その当時の旧制高校校舎に共通する様式となっており、不思議な安定感を感じます。

中央に設けられた通路は中庭に抜ける通路として設計されたもので、その様式もまたこの校舎建築に華やかさを添えています。

改正高等学校令に基づき全国で増設された官立高等学校の一つで、国内では広島とともに、大正12年に設立された最後の官立旧制高等学校。修業年限は3年で、文科および理科からなる高等科が設置されました。

旧校舎前から左手に進むと、同時期に竣工された旧講堂へと至ります。校舎と違って少し離れた位置から全体を見る事ができるので、感動も倍増😊

行動の近くに建立された「ああ、白陵の碑」。「白陵」とは「白鷺城を望む丘」 を表す言葉で、旧制姫路高等学校の寄宿舎として設置された寮の名前でもあります。

碑の近くには、学生服にマント姿の学生や、羽織袴で正装した学生などの姿を写した当時の「姫高生」たちの群像。

それにしても・・・本当に昔の学校建築は美しい。いかに国家が教育と言うものを重んじてきたか・・こうした建物を見ていると如実に感じさせられます。

敷地の一角に建立されていた「忠魂碑」

訪問日:2010年8月12日

 

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芦屋公園・富田砕花旧居 in 兵庫県芦屋市

2023年12月12日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

別名松浜公園とも呼ばれる「芦屋公園」。芦屋川左岸沿いに国道43号から河口付近まで南北にのびた面積29,433平方メートルの公園には、市木であるクロマツ約420本が植栽されています。

岩を重ねたモニュメントに【 震災に  耐へし芦屋の 松涼し 】。芦屋市出身で『高浜虚子』の孫『稲畑汀子』の句。

「芦屋公園松林」の看板

芦屋市宮川町の歴史的建造物「富田砕花旧居」。「兵庫県文化の父」といわれ、戦後「歌風土記兵庫県」などを世に送り出した詩人『富田砕花』が、市内から移り住み、終の棲家とした建物です。 

1934年には、作家『谷崎潤一郎』が居住し、ここで松子と婚礼をあげています。また、小説「猫と庄造と二人のをんな」の舞台となった場所でもある由。見学可能だったようですがこの日は木曜日・・見学不可でした😥

訪問日:2017年4月6日

 

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芦屋警察旧庁舎玄関 in 兵庫県芦屋市

2023年12月11日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

芦屋市公光町に建つ「芦屋警察署庁舎」。その南東部にロマネスク様式の旧庁舎正面玄関が残されています。玄関後部の新館は、色調や窓の形状などが旧庁舎の外観と適合するよう配慮され、言われなければ全部が当時の建物と錯覚しそうです。

昭和2年(1927)に竣工された石造庁舎は正面玄関のみとなりましたが、アーチや正面上部に配されたミミズクの彫刻などが、今も往時の面影を伝えています。

旧庁舎玄関アーチの「ミミズク」は、夜警を象徴する鳥。実はお子様たちにはとても馴染み深い「アニメ:トトロ」のモデルでもあります。

芦屋には「国指定重要文化財:ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」をはじめ、他にも幾つかの歴史的建造物が残されているのですが、生憎と未訪問のままです。いつか機会があればと思いながら、市内の渋滞などを想像するとつい億劫になってしまい、結局このままで終わってしまいました。

訪問日:2009年9月19日

 

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妖怪ベンチの妖怪たち in 兵庫県福崎町

2023年12月07日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

妖怪を使った町おこしに挑む福崎町には、世界各地の妖怪と並んで座れるベンチが14か所に設置されています。これを書いている時点でまた幾つか増殖したようですが・・

まずは「ファミリーマート福崎南インター店」『一反もめん』。初めて見た時は、コンビニの新たなイベントか??と何度かやり過ごした妖怪。

妖怪ベンチの一つと知って、しっかり画像に収めてきました。木綿というよりもミイラっぽい妖怪ですが、それにしても、本当によくできています。

「ひのストア」さんの『鬼』。一反もめんに続いて見かけたこの鬼も、お店の看板かなと思いつつ、あまりにも面白い構図だったので一応記念写真を(笑)。

もちろん、鬼さんとのツーショットスマホ自撮りにも便乗~😁 この後、町内の各所に妖怪がいると教えられ、急遽予定変更。マップ片手に妖怪探索。

廻った順番は適当なので、コースの参考にはしないで下さいね(笑) 「グルメミートにしおか」さんの『猫また』は、tibineko一押しの妖怪。

何故一押しかって? だって猫だから😊 我が家の愛猫も、尻尾が二又になろうと三又になろうと、いつまでも元気でいてくれるなら・・と真剣に願っていました。

ちなみにご亭主殿の一押しは「天狗寿司」さんの『天狗』。理由はその姿が身につまされて、とても他人には思えない😣

おでこがやたら広く見える頭(彼は、元々)。背中を丸めて眼鏡をかけて・・寸暇を惜しんで一心にノートPCにデーターを打ち込む姿は、もう心底身につまされるんだそうです。

仕事に疲れたら「福ふく温泉」さんで一風呂浴びて・・・でも『雪女』には気を付けて!!。出会う旅人に甘い言葉をささやき、気を許した瞬間に氷の息を吹きかけて・・・

雪女が嬉しそうに見つめている雪の塊、よ~~~~く見て下さい。そこに浮かび出ているのは憐れな男たちの末路の姿。

そうそう、ここにはなんとあの有名な『透明人間』が居るのですが、透明なので見えません。 仲良く肩を組んでいますが、やっぱり透明なので見えません😆

雪と言えば冬、では夏と言えば・・・やっぱり海ですよね。でも海にも危ない妖怪がいるんですよ。それが「ミートショップ松井」さんの『海ぼうず』

彼曰く、「俺は海の漢だ!坊主じゃないぜ」「赤いタコッチは俺様のペットだぜ」、だそうです(嘘だけど)。

「サタディサン」さんの前で誰かが大泣きしてる・・と、心配になって見に来たら、そこに居たのは体は子供、頭はジジィの妖怪『コナキジジイ』

どうやら折角買ってもらったアイスを落としてしまったらしい・・・こんな顔されたら、つい新しいのを・・・・もしくはグーパンチを👊

「ボンマルシェ」さんの前で人懐こくカタツムリの尾っぽを振るのは妖怪『スネコスリ』。夜中に道を歩いていると、足の間をこすりながら通り抜けて歩行の邪魔をする妖怪。もしも何もないところで足がもつれたら、それはこいつの仕業かも・・

「ヒサヤ(株)サラダ館」さんの近くには『一つ目小僧』がいて、突然目の前に現れて人を驚かして喜んでいるらしい😩。でも車の運転中は危険だからやめてね。ちなみにペットはカエルだそうです。

「焼肉ハウス北山」さんの『油坊』。油を盗んだ僧侶がこれに化けたという伝承に由来するそうですが、妖怪になったら火まで吹くようになって!!。しかも坊主だったのに、お肉食ってるし😆

町中を離れて山間の福崎町高岡まで車を走らせました。「神戸医療福祉大学」の構内には『タタミタタキ』がいます。夜中に畳を叩くような音を立てる怪物で、高知県出身の御亭主殿には馴染み深い妖怪かも・・って言ったら「知らん!」とつれない一言。

この力一杯の顔😆 でもね、本っっっっっ当ぉぉぉぉぉに迷惑だから止めてください!!

予定をすべて取りやめて廻った福崎町の妖怪ベンチ。ラストは妖怪と呼ぶには可愛すぎる『ふくちゃん・サキちゃん』。福崎町を盛り上げるためにこれからも頑張って下さいね😊

訪問日:2019年9月18日

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福崎:辻川山公園の妖怪たち in 兵庫県福崎町

2023年12月06日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

福崎町では「遠野物語」などの著者で民俗学者の『柳田国男』にちなんだ地域活性化の一環として2014年に「辻川山公園」に『ガタロ』を登場させました。

以来、妖怪による町おこしの立役者として雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・って、別の物語になってます(^^;)

あれから5年・・2019年現在、「辻川山公園」には実に様々な妖怪たちが住むようになりました。中でも一番の古株が『河童の河太郎(ガタロウ)』。彼は河童の兄弟のお兄ちゃん。尻子玉を取るのに夢中になって時間を忘れ、気が付いたらお皿が乾いて動けなくなって・・・!!そのまま固まってしまい、もうずっと池の畔にいるのです。

河童の『河次郎(ガジロウ)』は河太郎の弟。普段は池の中にいて、時間になると、水中から飛び出てきます。

2004年の訪問時は確か一匹だったのに、いつの間にか子分が二人!? いやそれとも結婚して子供が出来たとか?? う~~~ん、求む!詳細(笑)

暫くすると再び水中に戻る河次郎君たち。ところで河次郎君さぁ・・お兄ちゃんのお皿に水をかけて助けてやるという兄弟愛は無いのか??(笑) 

このガジロー君、最近は「福崎駅前観光交流センター」まで通じる秘密の地下トンネルを作って行き来しているとか。

しかも福崎町の妖怪代表として、観光客相手に日々将棋を楽しんでいるらしい。更に更に!!、地元を代表してマンホールのデザインにも登場しているし・・‥お兄ちゃんの存在、もう完全にガン無視(笑)

長考中・・・・

再び辻川山公園に戻って、長い金髪を見せびらかしているのは、地上3mの気味悪い小屋に住む妖怪『逆さ天狗』

時々、大好物の「もちむぎどら焼き」を持って小屋から飛び出してきます。もちろん逆さのまま(笑)

2019年の福崎訪問で初めてお目にかかった塑像妖怪も、迫力満点。第1回全国妖怪造形コンテスト:テーマは「天狗」。一般の部最優秀作品は稲村氏の「天狗の森の妖翁」・・そうか、天狗も年を取るのか・・・となると、この天狗は何万年生きて来たんだろう?

第2回全国妖怪造形コンテスト:テーマは「山の神」。一般の部最優秀作品は首藤氏の「森に吹く風」。小動物にも河童にも人気の猪様。

そういえば滋賀の息吹山に棲んでいた山の神も白い巨猪でしたね。

第3回全国妖怪造形コンテスト:テーマは「鵺」。一般の部最優秀作品は上野氏の「招き鵺」。金田一探偵が活躍した悪霊島では、「鵺の無く夜は恐ろしい」と言い伝えられています(笑)

こんなのと夜に出会ったら、もう余裕で死ねます(笑)

第4回全国妖怪造形コンテスト:テーマは「砂かけ婆」。一般の部最優秀作品は青千代氏の 「怪しい抜け道」

『砂かけ婆』と言えば水木さん描くあの顔が強烈かつ、可愛らしくて(笑)好きでした。

「鈴の森神社」看板前のベンチに、何やら怪しい緑の人影・・・

妖怪の名前は『油すまし』。ゲゲゲの村の村長さんは油を盗んだ人間の霊が化けたものですが、こっちの「油すまし」は、油そのものの妖怪っぽいですね。

福崎町にはまだまだたくさんの妖怪がいます。最近は住み心地の良さに憧れてか、いろんな国や場所から妖怪が集まってるらしく、みんな人恋しいのかベンチ付きで待ってるらしい(笑) 明日はそんな妖怪たちを紹介します。

訪問日:2004年12月6日&2019年9月18日

 

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