浜松市南区高塚町に鎮座される「高塚(たかつか)熊野神社」。主祭神は「伊佐奈伎命、事解之男命(ことさかのおのみこと)、速玉之男命」
由緒「後三条天皇の延久年間(約940年前)に創建されたと口伝され、紀州和歌山の熊野本宮の神主が、諸国行脚の途中でこの地に足を留めて祭祀したと伝えられ、熊野三社権現と称えられました。ある時、神主が「高い丘を作って人々を救え」という不思議な夢を見たので、村人と図って神社の裏山に土をもりあげました。その後、「安政の大地震」が起こり、津波の為多くの死者が出ましたが、この里の人々はこの丘に避難して難を逃れたと伝えられます。」
「又一説には、大津波の犠牲者をこの地に葬り沢山の砂を浜から運んで(浜垢離の起源)、高い墓を築いたと・・・。大きな墓(つか)であったので大墓、後に高い墓(つか)、高塚と呼ぶようになり、地名になったと伝えられています。」HPより
境内入り口より神域を守護されるのは、皇紀2600年(1940)を記念して奉納された、岡崎型狛犬さん一対。両足から腰に掛けて巻かれた注連縄がちょっとアレな感じ😅
アングルが今一つなのと、腕の悪さの所為で、今一つ迫力が伝わらないのが残念な「雲龍椎」。「樹齢500年位の椎で。当熊野神社の歴史をじっと見守って来たきたことが考えられます。丁度雲に座って昇天する龍の面影を留め骨と皮で尚神殿をお守りする様相が偲ばれる處から御神木として本年度より登記いたしました。」現地案内より
更にアングルの悪さで何を写したのか不明となりつつある「昇龍松」😅。「樹齢400年くらいの黒松で真っすぐに天空に向かって伸びる姿は、当神社境内でも、その枝ぶりと共に一際立派で仰ぎ見る人達に崇高な感動を興えて呉れます。」案内より
参拝日:2010年4月18日