南あわじ市は兵庫県最南端、淡路島の南部に位置する市です。2005年1月11日、三原郡三原町、緑町、西淡町、南淡町が新設合併して誕生しました。洲本市、更に大鳴門橋で徳島県鳴門市に隣接。市域は兵庫県域の約2.7%を占め、南部と西部はそれぞれ紀伊水道、播磨灘に面し、北部の先山山地、南東部の諭鶴羽山地、西の南辺寺山塊に囲まれ、中央部には三原平野が広がっています。また、紀淡海峡には、周囲約10キロメートルの沼島が浮かび、兵庫県下の自治体で唯一太平洋に面した市です。「道の駅・うずしお」展望所から見る「大鳴門橋」。その先に見えるのが鳴門市、こうして目の前に見ると、本当に徳島県は目と鼻の先にあるんだと実感します。「市の木:黒松」「市の花:日本水仙」を制定。
キャッチフレーズは「「食」がはぐくむ ふれあい共生の都市(まち)」
マンホールは南あわじ市の市章と市名に、旧緑町の「町の木:ウバメガシ」「町の花:梅」「町の鳥:鶯」がデザインされています。
2005年1月11日制定の市章は「「淡路島の『A』と、それを取り囲む輪は、「食づくり ひとづくり まちづくり」を意味とするふれあい共生をイメージし、豊かな自然の恵みを生かして希望・躍進に満ちたまち」を表したものである。自然の恵みを緑で、希望・躍進を青で表現している。」公式HPより
南あわじ市子育て応援シンボルキャラクター『ゆめるん』。海に囲まれた淡路島のように、青いおくるみに包まれた赤ちゃんです。黄色い前髪は太陽と鳴門の渦潮をイメージ。“子育てにやさしいまち” をPRしています。
毎年、1月1日から2月下旬まで開園される南あわじ市の「灘黒岩水仙郷」。約500万本の日本水仙と一緒に来園者を出迎えてくれるのは、水仙郷キャラクター『すいせんなんちゃん』。(2010年1月9日、灘黒岩水仙郷にて)
南あわじ市最南端、淡路島側の門崎(とさき)と四国側の孫崎(まごさき)とを結ぶ鳴門海峡は、潮の干満によって生じる 「大うず潮」が有名です。観光の目玉でもある「大うず潮」ですが、航行する船舶にとっては極めて危険なもの。
道の駅「うずしお」に隣接した門崎(とさき)に点灯する白亜四角形の「門崎灯台」。昭和39年3月25日に設置、初点灯されて以降、瀬戸内海と紀伊水道を結ぶ海上交通の重要な道標として今日に至っています。
道の駅:うずしおの入口手前に建立されていた山口誓子の句碑
【渦潮を 両国(ふたくに)の岬(さき) 立ちて見る】
撮影:2010年9月18日