微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

手紙

2009-09-11 22:00:57 | 生きる
何度も出そうとして

その手紙はいつもその子の部屋にありました

父親への手紙
自分の心からの思いを綴った手紙でした

父親から芽が出なかったら帰ってこいと
期限を定められながらも

希望と夢をもって飛び込んだ世界
そこで行き詰ってしまい

そして愛する人への不信も重なって
その子は動けず話せなくなってしまったのでした

問いかけには出てくるのは涙ばかり

時が過ぎて、いっしょに農作業をするようになって、いつかその思いを伝えられたとき、それは父親との関係だけではなく家庭全体にいろいろと原因があったのでした、その子こはそのすべてを背負っていたのですが、それを耐え切れずに外の世界に飛び出したのでした

そしてお父さんに手紙を書いて見たらとすすめたのでした

それからしばらくして手紙を書いたよと

出してくる?と聴くと自分で出すと

それから1ヵ月その手紙はそこに置いたままでした

ある日、とてもさわやかな顔がありました

どうしたのと聴くと
手紙出したよと

そして電話もしてきたと

それからしばらくしてその子は実家に帰っていきました
最初は何度か戻ってきたけれど

今ではもう一度夢を実現しようと頑張っています
もう、重石がとれたので、自由にそして一生懸命
頑張っています

今を生きることを楽しんでいますか

生きることはすばらしいこととして用意されているはずです

生きていることはいろいろな経験と気づきをわかちあえる場です

あなたの経験と気づきをわかちあいませんか

ひとりの経験や気づきには限りがあります

気づきや経験を分かち合うことであらたな気づきと経験を得ることができます

大切なこと、それは気づきや経験は伝えるだけのこと

こうあるべきということはなく
それぞれがそれぞれの人生で
それぞれの人生から得た経験と気づきなのですから

いつもともに
心のセラピーりとりーとhttp://www1.odn.ne.jp/self-therapy/
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あなたは自由

2009-09-11 01:22:16 | 生きる
カウンセリングや心理セラピーをしていると

親からの観念を背負ってみんなもがいているんだよね

以前子どもたちをひきとっていたときは

折角生きる楽しみを得るようになっても

実家に帰るとまた重い心をひきづってもどってきたりね

なかにはだめな子、だめな子と言われつづけて

いつか心が凍ってしまっていて

感動も感情も消えてしまっていて

そこは空気のとても綺麗な場所で

星がふるようにみえるのだけれど

でもねそんな子らはすばらしい自然をみても感動もなにもなくなっているんだよね

いつか大喧嘩して

そのときそのこがはじめて自分の感情を爆発させたのかな

それからかないつも気持ちを出さなかった子が甘えてきたり


今まで親に甘えたことがなかったとかね

甘えるというと誤解するんだよね
みんな苦労しているとかね

甘えるんじゃないとかね

甘えと依存は違うんだけれど
それが理解できない人が多いかな
特に頭の固い大人はね
いろいろな観念でがんじがらめになってしまっていてね

甘えは心から信頼できるからそれができるんだよね

依存は全く逆、信頼できないから、不安だから依存によって関係をつなげておこうとするのかな

甘えているときは心は穏やかだよ

依存しているときは心はいつも不安でたまらないかな


期待

期待に応えようとして

自分自身を見失ってしまう

あなたは自由だよ

誰の期待に応えなくてもいい

自分の思う道を歩んでごらん

あなたが最も輝ける道はそこにある

あなたが輝けば

自然にそこにあなたにふさわしい人がよってくる

だいじょうぶ

あなたを認めようとしない人や受け入れようとしない人は

自然に去っていく

信頼できる人はひとり要れば充分だからね

それが真の友かな

友はあなたを認め

あなたの人生を静かにみつめながら

あなたの心をうけとめるだけ

あなたの声を聴き

だまってうなずく

あなたの生きるをみつめながら

自己の生きるを語る

互いが信頼できるから

期待はしない

期待もされない

信頼とはそこにある

期待に応えなくていいよ

あなたは自由だよ

いつもともに
心のセラピーりとりーとhttp://www1.odn.ne.jp/self-therapy/
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