
9/9-10の土日で青春18きっぷを利用して南東北へ行ってきました。
昨年12月にも、竜田ー小高を代行バスで利用で常磐線を通り抜けましたが、今年の春に北側の浪江ー小高が再開したのと、10月21日には竜田−富岡も再開するので、その前に1回行っておくことにしました。
とは言え、代行バスで富岡ー浪江を通り抜けるのは依然として1日2便の朝夕しか無いため、東京から朝の便に間に合うには「ひたち1号」に乗らねばなりません。
このあたりは18きっぷでは乗れませんので、えきねっとのトクだ値を利用して少しでも費用は浮かせました。

朝の品川駅ホーム。常磐線ホームにあるモニュメント

E657系が入線


E657系「ひたち1号」でいわきへ向かいます

座席は普通車です。E657系は現状JR東日本最新の特急形ですが、静音性が高く、座席ごとにコンセントも有り快適な車内です
いわき駅に着くと、反対側に乗り換えの電車が待機していましたが、なんと651系でした。
415系1500番台の全廃で、651系の付属編成が代役として運用に入っているとは聞いていましたが、見事竜田行きの普通列車に充当されているところに乗車できました。

E531系と651系の普通列車。651系は前面の愛称表示機は不使用

側面の行き先表示機はちゃんと普通 竜田になっています

車内は座席をボックスシート状に向かい合わせてありました。リクライニングはオミットされておらず、そのまま使えました

独特の肘掛け。4両編成はけっこう乗車率が高かったですが、竜田までに地元の人はいくらか降りて行かれました

乗車したのは3号車でした。このまま仙台まで行けたら良いのですけどね・・・






この区間は比較的海沿いを走ります。常磐線は海沿いを走っているようなイメージがありますが、海が見える場所は意外と少なく、四ツ倉ー木戸の辺りと、日立−勿来の間くらいしか海は見えません

竜田駅に到着

列車は折り返しいわき行きとなります

竜田駅の駅舎。すでに代行バスが待っています

折り返す前の651系も撮影

名残惜しいですが代行バスへ乗り換えます

代行バス。これで常磐線代行バスは2度目の乗車です。前回は小高まででしたが、今回はだいぶ手前の浪江まで。ただ、バス自体は原ノ町まで行きます。また、竜田ー富岡の区間代行バスはけっこう運行されています

竜田を出発。前回と違うルートで県道244号に出ました







国道6号に入ると、営業しているコンビニがある一方で、廃墟となっている建物も目に入ります



富岡駅は10月の再開に向けてほぼ整備が済んでいました。駅前のバスターミナルに寄ってから、バスは浪江へ向かいます。富岡ー浪江には、夜ノ森、大野、双葉の3駅がありましたが、こちらは帰還困難区域もあって通過します。なお、10/21の富岡駅再開後、富岡ー浪江の代行バスは現在の1日2往復から1日5.5往復に増便されます





















通過する区間はほとんど人影が無くなり、6号線から外れる道路は業務用車以外通れないように封鎖され、店舗や民家の廃墟が続きます。一方で常磐線の線路がわずかに見えると、そこは整備され始めていました。避難解除され次第、常磐線が運行再開されるそうです。震災で福島第一原子力発電所の放射能汚染が発生した際は、まさか10年以内に通れるようになるとも思っていませんでしたが


浪江駅に到着。私以外にも何人か、ここで下車しました
この後、浪江からの電車を待つ間に駅周辺をぶらぶらしてみます。
後編に続く。
・・・記事書いている途中で8月の東京総合車両センター公開の記事書き忘れたのに気が付いたので、後編の後はまた8月に戻ります。
昨年12月にも、竜田ー小高を代行バスで利用で常磐線を通り抜けましたが、今年の春に北側の浪江ー小高が再開したのと、10月21日には竜田−富岡も再開するので、その前に1回行っておくことにしました。
とは言え、代行バスで富岡ー浪江を通り抜けるのは依然として1日2便の朝夕しか無いため、東京から朝の便に間に合うには「ひたち1号」に乗らねばなりません。
このあたりは18きっぷでは乗れませんので、えきねっとのトクだ値を利用して少しでも費用は浮かせました。

朝の品川駅ホーム。常磐線ホームにあるモニュメント

E657系が入線


E657系「ひたち1号」でいわきへ向かいます

座席は普通車です。E657系は現状JR東日本最新の特急形ですが、静音性が高く、座席ごとにコンセントも有り快適な車内です
いわき駅に着くと、反対側に乗り換えの電車が待機していましたが、なんと651系でした。
415系1500番台の全廃で、651系の付属編成が代役として運用に入っているとは聞いていましたが、見事竜田行きの普通列車に充当されているところに乗車できました。

E531系と651系の普通列車。651系は前面の愛称表示機は不使用

側面の行き先表示機はちゃんと普通 竜田になっています

車内は座席をボックスシート状に向かい合わせてありました。リクライニングはオミットされておらず、そのまま使えました

独特の肘掛け。4両編成はけっこう乗車率が高かったですが、竜田までに地元の人はいくらか降りて行かれました

乗車したのは3号車でした。このまま仙台まで行けたら良いのですけどね・・・






この区間は比較的海沿いを走ります。常磐線は海沿いを走っているようなイメージがありますが、海が見える場所は意外と少なく、四ツ倉ー木戸の辺りと、日立−勿来の間くらいしか海は見えません

竜田駅に到着

列車は折り返しいわき行きとなります

竜田駅の駅舎。すでに代行バスが待っています

折り返す前の651系も撮影

名残惜しいですが代行バスへ乗り換えます

代行バス。これで常磐線代行バスは2度目の乗車です。前回は小高まででしたが、今回はだいぶ手前の浪江まで。ただ、バス自体は原ノ町まで行きます。また、竜田ー富岡の区間代行バスはけっこう運行されています

竜田を出発。前回と違うルートで県道244号に出ました







国道6号に入ると、営業しているコンビニがある一方で、廃墟となっている建物も目に入ります



富岡駅は10月の再開に向けてほぼ整備が済んでいました。駅前のバスターミナルに寄ってから、バスは浪江へ向かいます。富岡ー浪江には、夜ノ森、大野、双葉の3駅がありましたが、こちらは帰還困難区域もあって通過します。なお、10/21の富岡駅再開後、富岡ー浪江の代行バスは現在の1日2往復から1日5.5往復に増便されます





















通過する区間はほとんど人影が無くなり、6号線から外れる道路は業務用車以外通れないように封鎖され、店舗や民家の廃墟が続きます。一方で常磐線の線路がわずかに見えると、そこは整備され始めていました。避難解除され次第、常磐線が運行再開されるそうです。震災で福島第一原子力発電所の放射能汚染が発生した際は、まさか10年以内に通れるようになるとも思っていませんでしたが


浪江駅に到着。私以外にも何人か、ここで下車しました
この後、浪江からの電車を待つ間に駅周辺をぶらぶらしてみます。
後編に続く。
・・・記事書いている途中で8月の東京総合車両センター公開の記事書き忘れたのに気が付いたので、後編の後はまた8月に戻ります。
常磐線の旅、末続駅や車窓からの海の眺めのお写真を懐かしい思いで拝見しました。
震災前に訪ねて以来、常磐線方面を旅する機会が持てず、思い出のままになっています。
確かに数少ない海の見渡せる場所の一つ、今、どうなっているのか、気になります。
http://kazetabiki.blog41.fc2.com/blog-entry-1937.html
少しずつ復旧が進み、まだまだ震災と原発事故の痕跡が生々しく残るエリアにも、やがては列車が走り始めるのだろうと思います。
その時に、果たして全ての駅に停まっていけるのか、ある区間は列車が走り抜けるだけになるのかも分かりませんが、またいつか、訪ねたいと思っています。
代行バスからの風景は、今見てもショッキングです。自分の目でそれを見ておくことの大切さも、改めて感じました。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
こんばんは。
震災後何度も被災地に足を運んでいますが、訪れる度に復興の変化が現れている場所もあれば、前に見たときと変わらぬ廃墟もあります。
実は去年12月以外に2015年1月にも常磐線被災区間近くまで行っていたんですけど、夜だったんでほぼわからず。
訪問した日に代行バス運行がちょうど始まったところでした。
すでに富岡まで開通したので、代行バスの区間は最初に行った頃からするとずいぶん短くなりました。あの当時は原ノ町〜亘理も不通で代行バス乗車が必要でしたので。
次にいつ、常磐線を通るのかは決めていませんが、全通したときには必ず乗りに行きたいですね。