県民の日の旅2回目です。
寄居駅で東武鉄道東上線から秩父鉄道に乗り換える。この駅はちょっと変わっていて各鉄道会社間の乗り換えに改札がなく、交通系カードを持っていればそれぞれのホームの階段にある端末にタッチすることで乗り換える。切符の場合は駅の改札を一度出て券売機とか窓口で切符を購入する必要がある。自分は今回フリー切符の旅なので、秩父鉄道の窓口でフリー切符を買った。
この下り階段が秩父鉄道のホームに降りる連絡口。地方鉄道に乗ると、駅の広告看板が凄くローカルで面白い。
秩父鉄道のホームに来ました。東武線は8両ないし10両編成だったが、秩父鉄道は2両ないし3両編成といきなり短くなる。普段ならその程度の輸送力で必要充分なんだと思いますが、この日は平日なのにやたらと観光客が多く、ホーム上は子供連れの客であふれている。
影森行きの列車が来た。2両編成で、車内はかなり混雑している。影森ってあまり馴染みのない駅名で、すぐ近くには秩父とか御花畑とか有名な(観光的に開けた)駅があるのに、何でこんな所止まりの列車があるんだろうと思ったが、あとになって理由が分かった。
混雑した車内で吊革につかまって揺られていたら御花畑駅に着いた。ここでいったん降りよう、何せ予定もない気ままな旅だ。御花畑は西武鉄道の西武秩父駅に隣接した駅で、西武鉄道への渡り線もあり、ごく一部の列車が乗り入れている。秩父鉄道の方の秩父駅は御花畑駅の一つ手前で、同じく「秩父」が名前に付いていても隣接駅ではない。ちなみに秩父神社への最寄り駅が秩父鉄道の秩父駅です。
この駅で1/3くらいの人が降りた。西武秩父駅は温泉とか仲見世とかあって賑わっているので、そちらに向かうようだ。
雲一つない青空が大変気持ちいい。
秩父鉄道沿線の観光名所長瀞(ながとろ)駅の近くにある寶登山(ほどさん)神社で正月の巫女さんを募集していた。なになに、条件は、「年齢:16歳から25歳までの未婚の女性 容姿:黒髪に限る」だそうです。興味があって条件に合う方は応募してみてください。
駅舎は木造で古くて風情がある。秩父鉄道ではおなじみの鉄道むすめ「桜沢みなの」のパネルが出ている。この娘は秩父鉄道のマスコットで、この駅専属と言う事ではないようだ。
こちらは今回初めて見た、「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」という漫画のキャラクターらしい。そんな作品自体を知らなかった。
駅には駅舎に隣接した駅蕎麦屋もあるんだけど、ほんの少し離れたところにもう1軒蕎麦屋がある。ここは蕎麦も旨いけど、みそポテトが上手い。みそポテトは秩父のB級グルメで、ポテくま君は秩父市のゆるキャラ。
みそポテト400円を買い求めました。他の店では串に刺さったポテトだけど、ここのは串刺しスタイルじゃない。今回は食べなかったが天ぷらそばも同じく400円でした。これにビールがあれば言うことないんだが、店にはおいてなかったし、近くにビールを売っている店も自販機も見当たらなかった。
この店も立ち食いソバの名店に名が挙がっているようだ。出汁いい香りがしていました。のんびりポテトを食べていたら、秩父鉄道の終点、三峰口駅行の列車が出てしまった。まあ、次の便でいいや、って軽く思ってたが、地方ローカル鉄道を甘く見てはいけない・・・1時間40分以上無いではないか!行き当たりばったりの醍醐味発動だ。
その3に続く。
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