腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



2006年もあと今日を入れて3日となってきました、年末も押し迫ってきた本日のブログは、各局テレビの特番よろしく、人気2大タイトルのコラボレーションでお届けしたいと思います。

『007 アルティメット シリーズ』としてデジタル・リマスタリングされたDVDが発売となりまして、店主は第1作目からチビチビと買い揃えているところでございます。(全20タイトルセットになったBOXも同時発売になってますが、それを購入すると、口座残高が000になる恐れがありまして断念しました)

第1作目『ドクター・ノオ』、2作目『ロシアより愛を込めて』と観まして、今日ご紹介するのは第3作目の『ゴールドフィンガー』。 よくよく考えると、この映画のタイトル、悪者の名前そのままですやん(><)
こちら↓


この『ゴールドフィンガー』では、オープニング早々ボンドの腕時計がスクリーンに大写しになります。
まずは開始2分05秒でこちら↓

時限爆弾をセットした際、チラリと時計に目をやりますが、ほんの一瞬です。

続いて、今度ははっきりと“ROLEX”のロゴまでなんとか確認できます。
一度目の登場から44秒後がこちら↓

賑やかな酒場で、パリッと白のスーツに変身したボンドが時限爆弾の爆発する時間を確認するシーン。

このROLEXの時間を見るかぎり、約9分で爆破させた計算になりますね。ベゼルが妙なところに回ってるのが気になりますが...

2枚目の写真の方がよく判ると思いますが、ブレスはナイロン製の引き通しタイプで“アイビー・ベルト”と呼ばれていました。

11月19日のブログでもチラリと書きましたが、このROLEX、サブマリーナの初期のモデルで、Ref.6538。リュウズガードが付いていないタイプ。ガードが付いていなくて、リュウズ自体が小さいものがファーストモデルになりますが、このボンドが着けているのはデカリュウズといってサードモデルです。


この映画のもう一つのポイントは何と言ってもボンドカー。アストン・マーチンのDB5。カッコイイですね。

車好き=腕時計好きの方程式が成り立ちます。


正月休みには007最新作“カジノ・ロワイヤル”を観に行こうと考えている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
もう観ました?

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