腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



26日にはとっととクリスマスツリーを片付けて、今朝から門松を飾りました。

なんとな~く正月の雰囲気。

正月というと、店主の田舎は滋賀県の彦根市ですが、私が小学生の頃は親戚一同が集まって、ワイワイと賑やかでした。雪が深い年などは、2m以上平気で積もったこともありました。

夏休みと冬休みには田舎に帰るのが大好きでした。琵琶湖がすぐ近くでしたので、夏は浜に泳ぎに行き、セミ捕りに走り回り、冬は餅つきしたり、おせちをツマミ食いしたり、雪だるま作って遊んだり、茶碗に雪を山盛りにすくってカルピスの原液をかけてもらって食べたりしました。

そんなおバカな小学生時代から中学生になると、ちょっとマセてきたのか映画に興味を持ちだします。大阪市内では1本1200円(中学生はもう少し安かったかな)の映画が田舎の彦根では2本で同額。小さくて汚い映画館でしたが、そこで朝から映画を観るのが楽しみで、それが目的で彦根に帰っていたかもしれない。

当時はジャッキー・チェン全盛期。『蛇拳』などは「シュッ、シュッ、ボボボ~」と口で効果音を発しながらクラスメイトと遊んだもんです。

ええ、アホですよ。

15歳の夏休みに、彦根の映画館でジャッキー・チェンの『ドラゴン・ロード』が上映されているの新聞の上映映画の欄で知り、喜び勇んで自転車で映画館まで行きました。

やはりその時も2本立てだったのですが、もう一方はなんだか戦争映画のようで、さほど興味がなかったのですが、何しろジャッキーの映画が目当て。まずは『ドラゴン・~』から始まりました。非常に大満足で面白い内容の映画でした。

5分か10分のインターバルをおいて次の映画が始まりました。あまり乗り気ではなかったのですが、出るのももったいないと思ったので暫く観てると、あまりの衝撃でジャッキーの映画が吹き飛んでしまいました。

その映画とは...


『ランボー』

ゾクゾクしました。中学生にはショッキングな映画だったようで、終わった後も暫く呆然としていたように思います。

少し肩をいからせ気味で、猛スピードで自転車を漕いで帰ったのは言うまでもありません。


幼少時代は感受性の豊かな子供だった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
今も豊かです。

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