木莬の智慧-ペース-
自分のペースで歩くのがいい
早くても遅くても
他人と比較しないことだ
自分の速度を知って
自分の間合いを取って
自分の都合に合わせて
進んでゆくのがいい
足を運ぶのも
inochiを運ぶのも
それがベスト
ただ、自分のpaceを知ることは難しい
高等数学の解答や
哲学の収斂や
人との相関図を描くより
数多の頭痛の種を生む
寧ろ、油断すれば
そのペースの探索が
生き抜く目的に成ったりもする
けれど、inochiのpaceのヒントは
木莬のように
凝視する深い視線の先の物事の
様々な有り様の業態にしか見つけられない