降って来るもの

写真と散文とぽえむ

自画㈧

2019-06-09 04:26:30 | 詩17

          自画㈧「period」


inochiの段落のひとつが終わる

 その旅程の日日の

百日余に亘って書き残した

思惟の変遷のヒストリーに

一先ず・・のピリオドを打つ


一節ごとに

それぞれにタイトルを付与して自立させた

 languageの旅の

ひとつのスケジュールを

一先ず修了する


いつでも

終わりは始まりの起点となり

mindを持つHomo sapiensは

 その定義故に

辿る道程にperiodはない


-ひと息で”サヨナラ”を吐き出すまでは


さらば、便宜上

この「if~刹那を縒りて~」は

 一先ずの区切りとして

未来へ踏み出す一個の礎として定め置く



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天邪鬼の唄⑬

2019-06-07 06:07:02 | 詩17

        天邪鬼の唄⑬「創作」


僕が直接関与できる

 場所や部分や気持ち以外のところで

起こっている事態は

あくまで、想像したり

 予想したり虚像を産み出したり

勝手気ままに築像するしかないから

そんな絡みのなかに

 創作のヒントがなくはない


頭の中から紡ぎ出す一篇には

いつでも

そういう背景が見え隠れして 

 結局はその曖昧さの大小こそが

物語の器を縮小したり拡大したりする


ひとりの作者と一人の読者の有り様で言えば

 そういう物語の解釈は、当に

読み手の自由な判断によるのだが・・

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箴言⑾

2019-06-06 04:53:35 | 詩17

       箴言⑾「不遜」


時間が自分の思うがままに動くなどと

そんな不遜は抱かぬことだ

自惚れぬことだ

 一分一秒たりとも

そんな機会はないのだと

謙虚である方が寧ろ救われる


数多のその他の

使い回しの時間が

智慧の輪のように幾重にも絡み合って

 維持されているTIME

その中心に己の存在があるなどと

金輪際結論しないことだ


竹箆返しのように

余計な軋轢や苦悶を味わいたくなければ

 自分こそが

世界の中心に立っているなどと

大それた妄想は抱かないのがベスト

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ANATAe.Ⅵ

2019-06-05 13:39:31 | 詩17

        ANATAe.Ⅵ「風の」


ちゃんとinochiを燃やしていますか?

ながい間、一生懸命に生きてくると

誰でも

一つや二つの痛みは

必携のように

身の回りや心の近辺に

否応なしに抱えてしまうものです


-僕はまだ幸い、情が異常を想起する程の混乱もなく

-僕はまだ特段の、鼓動が変異する異常を聞くこともなく


anataも

ちゃんと日常茶飯を重ね合わせて

平常の揺蕩いを大過なく捲って下さい


もう、ながい間、心が交わらないので

ときおり起きる気懸りが

指先の小さな棘のように

kokoroの何処かしらで疼くのです


-きっと、anataとの結ぼれが

-まだ、解けていないからでしょうね


anataも、初夏の風の

まるっきりの優しさを全身に受けて

爽やかに日日を手繰って下さい


そのkazeのひと旋風になって

僕は、偶に

anataの空を飛び回っていますから・・

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見分ⅩⅦ

2019-06-05 05:33:41 | 詩17

        見分ⅩⅦ「廻廊」


夢幻と夢現と現実の

見境のない場所が

確かに存在する

-bokuは見た!!

移ろう分秒の間に間に

混在して在るその廻廊を


それは疑いの余地ない鮮明さで

そんな訳だから

-bokuに

夢と現の廻廊は

厳として在る!!

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心触りで

2019-06-04 05:02:19 | 詩17

      心ざわりで


出来すぎるのも、良くない

浮かびすぎるのも、怪しい

騒めきすぎも、苦しい

 書くことが

 書けることが

こんなにも易々と成就されるのも

考えものかも知れぬ

 

脳内のpersonal computerに

次々にタイプされる

文字の真偽を検索しながら

 おりおりに

僕のシステムの総点検のように

そのkotobaの真贋を見極める

 必要不可欠さに迫られる


僕に付随する価値そのものは

量の多少やphraseの長短や

 僕の世界の色合いの明暗や

storyの濃淡や光沢で

 ましてや

おのおのの心ざわりで

左右されるものではないけれど・・


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IF-epilogue-

2019-06-03 22:23:45 | 詩17

       IF-epilogue-


TOKIの大河に

浮き沈みするひと草のような

hitoの一生


何処に印章を押しても

それさえ

不確かな水面の上


残せるものなど

何も無い

けれど・・


刹那の煌めきに宿る

情念の炎を

poemの炙り絵にして

     R1 06/03 10:30pm 万甫

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未来予定表

2019-06-03 05:48:32 | 詩17

       未来予定表


瞳を閉じると

目蓋の裏に自ずと提示される

固有のスケジュール表に

未来から抽出するべき

この先の未来を箇条書きしてゆく

tatoeba

これから三十分は昼寝して

水を被って

脳内をスッキリさせたら

朝の食器をそれぞれの居場所へ仕舞い

それから

今朝干した六人分の洗濯物の取り入れ

-優に夏日を越えたから完全無欠に乾いているハズ

それから一通りPCに目を通したら

何時もの様に

十四時近辺になるのを待って工場の有るSHに移動だ

それから、sorekara・・

室温三十℃越えの工場で

熱源のiron操作はちょっと厳しいし

急ぎの仕事も、時間割くほどの量もない

souda!!

少し気温が下がるまで

義母にもらった大量の玉葱の整理をしよう!

直近の未来予定表が次第に埋まる

そんな風に思案していると

最初の一行目の予定

則ち、ほんの少しの夢現をさへ

なかなかに実行に移せなくなる・・

止めよう

もうyameにしよう

そこから先の未来など

水に書いたような想像の時間割など

有って無いようなあやふやさに違いないのだ

見えないものに神経を尖らすのは

笑止千万

unun、もう止そう・・


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HITOの元素の

2019-05-31 05:09:44 | 詩17

           HITOの元素の


僕の書くことは、Lifeの片割れのように

其処に在る

僕の書くことは、熱愛中の相棒のように

其処に居る

僕の書くことは、瞬間のinochiの欠片のように

 或いは

刹那を切り取る、lensのシャッター音のように

イノチを支持するpumpの、一回一回の拍動のように

僕を前進させる、細胞と神経と骨格と血流の

 それぞれの役割の必須の一つのように

それだから

僕の書くことは、また

僕の全部を抱擁する

僕の一部の不可欠な物質として有る

 例えば

個別の顔相のように

幾層、幾色、幾種の、HITOの元素の

 個別の固有の数多の記号のように・・

          令和元年 05/31 05:31 万甫


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自画㈦

2019-05-30 14:08:15 | 詩17

         自画㈦「自問自答」


昨日から今日へと

或いは

今日から明日へと

たった一日という時間の長さで

時代やinochiや

aiや信頼や幸不幸や運不運の

大きなうねりの

一期一会の波頭となる瞬間が有る


悠久のtokiを思えば

ピリオドの有る僕らの道行に

一波のように寄せる一日の時分など

ほんの束の間にしか過ぎないが

それ故に又

そうして繰り返される日日は

それぞれの自分にとって貴重な

刹那の移ろいなのだと言える


kimiは何気なく

その輝きを見逃していないかい?

kimiは呆気なく

そのplatinum-timeを見捨てていないかい?


僕は何時だって自問自答して

この瞬間の燦めく今を

全力で生きたい!!

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