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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

聴心記.ⅩⅨ

2017-11-30 15:27:42 | 聴心記

                     ⅩⅨ「認印を押しても」

 

もう随分と以前から

記憶の順列から隔たった程の昔から

時を知らせる機器を腕に巻いてはいない

そうして

それを不便だと思ったことは

万に一つほどの確率でもない

僕は四六時中TOKIに管理される生活とは

真逆の暮らし向きだったからかも知れない

 

幸か不幸かは

簡単に結論を導き出せない種類の問題だけど

全く個人の見解としては

ほんの少し痩せ我慢を加味しても

ほぼ是で良かったの

認印を押してもいいとの感慨がある

 

実際、時計が無くても困ることは

それ程顕著ではないのだ

何れにしても

 生きるだけ生きたら

”サヨナラ、good-bye!”を言うのだから

11/30 15:27

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基礎工事が

2017-11-30 07:11:24 | 日記

           ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 どんよりとして何かしら重たげな朝ですが、外の気温は11℃もあって、18度に設定してある居間のファンヒーターは少し稼働しては休憩するを繰り返しています。数日間の朝の冷えを想えばとても暖かくて、ブログUPも寒さを気にせずスムーズに進行中!と言ったところです。

 あの驚天動地のギックリ腰から早や50日が。腰痛を押して必要に迫られての草刈り。それから10日後の雨の地鎮祭。月日はやっぱり滞りなく消費されてゆきます。

 腰痛の方は何しろ日にち薬の故に劇的に回復!という訳には成りませんが、昨日から思い切ってコルセットを外し、己の治癒力に賭けてみる事にしました。腰部に見えない錘を感じながらも何とか一日が経過。慎重に慣らして行くしか対処方法もないと・・。

重機が入って

古くて薄汚れたブロック塀を壊す。

雑草や上部の土は運び出されて、ようよう宅地らしくなってきました

それから間も無く、先行工事として「擁壁工事」が始まり一週間ほどで新しい塀が。

今週の月曜と火曜日に杭を打つ工事が

基礎の補強用の杭を固い地層まで36本打ち込みます。

二日間で終了

暫く養生してから、本格的な基礎工事が始まります

 土地が、地面が変容してゆくのに合わせて、木工が趣味でグループを作り展示販売なども手掛ける友人に頼んで、一枚板の「栃ノ木」でダイニングの食卓を依頼。快く引き受けてくれ、来春の完成に歩調を合わせるように”削り始めた!”とのTELがあって早速覗きにゆく

これが!!

      

左右2m、幅75㎝、厚さ7㎝の木目が美しい「トチ」の一枚板

5㎝まで削る

        

楽しみ

11/30 07:11

 

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聴心記.ⅩⅧ

2017-11-30 06:22:34 | 聴心記

                   ⅩⅧ「未完成の」

 

高名な作曲家が

譜面を残した曲名のように

 中身と言ったらまるで雲泥だが・・

吾輩も度々書き物を

未完成のまま俎上に載せてきた

 

それが最上の方法だったかは

恐らく侃々諤々と異論はあって

 良否の判断は附きかねるが

多分、彼の交響曲のように

膨大な数の鼓膜を震わせる大事でもなくて

 小生の雑文や詩擬きなどは

ほんの僅かの人の胸の想いを煩わせ

ほんの一握りの

 同じ音叉を持つヒトの胸でしか響かないので

それ程の後ろめたさも罪の意識も

余分に持たないで綴ってゆける

 言語の譜面の未完成に違いない

*11/30 06:22

 

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聴心記.ⅩⅦ

2017-11-29 22:23:03 | 聴心記

                 ⅩⅦ「損なわれてゆく」

 

少しづつ失われてゆく機能を

哀しいことに

阻止することが出来ない

気付かないうちに損なわれてゆく

意志の力を

如何することもできず茫然と見送る

 自覚するたびに

大きな落胆を背負う欠落の事実を

正視したくなくて

 無理矢理にそっぽを向いても

それは悪性新生物のように

否応なしの認知を迫って

 繰り返し頭を擡げる

 

少しづつ削られてゆくイノチの形を

知りたくも見たくもなくて

 遠ざかろうとすればする程に

ズームアップされるその過程よ

 

ヒト科の生物も

何をどんなに駆使しても

 イノチの鎖の連環の途中の

一つの輪っかにしか過ぎぬ

 

誰も彼も

その役割を全うして

 明日の呼び水として消滅するのだ

                      「心配は」

 

ところで君は、若しかして

不思議に思っているかも知れないが

心配ご無用!!

 

掘り尽くした鉱山が軈て閉山されるように

獲り尽くた魚は絶滅するように

見尽くした夢が夢でなくなるように

 勢いの強弱も

TOKIの運不運も、それに伴う幸不幸も

全ては栄枯盛衰の原理を踏襲して

やがて、必ず反転する

 

雨雲の上に蒼穹が拡がるように

砂漠の奥深くに大海が潜むように

 そんな風だから

心配はご無用!!

 

書けなくなったら

書き物はお仕舞いになり

長々と沈黙が続けば

ボクは帰らぬ旅に出たのだと・・

 それだけの事なのだ

*11/29 22:22

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君の詩を!!

2017-11-29 10:04:02 | 

                 君の詩を!!

                「kissを!!」

君と二人っきりの

僕の幸せ時間の時の間に間には

僕は君の友達になる、仲間になる

況や、忠実な下部にさえなるのだ

それからそれから、ときどき

君の最初の恋人になって

動物たちが匂い掛けをするように

僕は”大好き!!”と言って

前向きに抱っこした君のほっぺや首筋や

はたまた

向かい合わせに抱いた君のオデコや頬に

そっと口づけをする

愛しさのあまりに

そっと接吻をする

ずっと覚えていてほしくて

kissをする

六か月のキミが爺と触れ合った記憶を

肌身で覚えていてほしくて

ボクがいなくなったとしても

君の奥深くの無垢なる記憶として

息衝いていたくて

唯、その想いを込めて

そっと君にキスをする

    

 

                  「僕の宝物を」

 

ごめんね!あ~ちゃん

君の手足が余りにも可愛くて

愛おしくて

眠っている間や

君が油断したほんの僅かの隙に

数枚だけどものにしたよ

 きっと、僕の宝物になる!!

そうしないでは

鎮まらなかったんだよ、爺の恋心が

  

2017 11/29 10:33 まんぼ

 

 

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聴心記.ⅩⅥ

2017-11-28 14:06:21 | 聴心記

                   ⅩⅥ「埋火のように」

 

何時でもYAMAは其処に在って

何時でも風景は黙して語る

 僕は想うのだ

何時でも其処にANATAがいて

何時でも傍にBOKUがいて息をする

 

何時でも鳥は啼いて

花は歓び雲は歌い太陽は微笑む

 僕は想うのだ

縁のHITOと何時でも

 例えれば

そのような関係でありたいと

気が付けば何時でも

胸に秘め持つ恋ゴコロのような

 埋火のように在りたいと

                      「温もりと匂いを」

 

書く時間が欲しくて

唯、周りに静寂の空間を設えたくて

 幽かな物音や、

 風量の違いの微妙さや

 雲塊の行き交いの自由度や

 季節の展示物や忘れ物に触れたくて

そうしてそれを

瞬間の秘蔵庫に収蔵したくて

僕は一人で繰り返し徘徊する

 刷き続ける考古学者のように

 生涯現役の棋士のように

憤怒の秘仏のように

月日を限る訳じゃないけれど

 そんな大事と比較にならないけれど

暫く門外不出に温めてから

ほんの少し僕の温もりと匂いを添えて公開するのだ

 残像に残してくれる幾許と

 胸の音叉で反応してくれる幾足りと

それから

 胸に留め置いてくれる人が、例え

片手の指の数にも足らないとしても・・

*11/28 14:06 万甫

 

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朝方も夕方も

2017-11-28 06:54:14 | 風景

           ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 一日中いいお天気だった昨日も、その始まりの時刻とお仕舞いの時間に、ほぼ同じ距離のwalkingに。今月は初めから意識している”一日一万歩”を達成しましたよ全く個人的なことですが・・

 何時でもcameraを袈裟懸けにして同行するので皆さんに提供する映像は似たものになってしまいますが、当人は毎回一期一会のめぐり逢いで飽きるという事がないので、是からも興味のない人には退屈な画面になるかも知れませんが、悪しからず

収穫の終わった水田に映る

雲が雪を被った富士に見えて

少しUPしてみても・・ネ

朝日が昇ってきます

檻の中のボク

此処からは夕焼け空を追いかけて・・

龍門山脈の夕空

月は下弦の月に

日没は早くて四時過ぎには夕焼け空になり、五時になると薄暗くなる。

塒へ帰る鳥

東の空は美しい夕暮れブルーに

                                      11/28 06:53 まんぼ

 

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聴心記.ⅩⅤ

2017-11-28 06:12:39 | 聴心記

                   ⅩⅤ「半世紀も」

 

半世紀も有れば

さまざまな遺恨も、行き違いも、捩じれも

長々と尾を引く瑕疵も

妬み、嫉み、恨みの類も

 きっと清算できる

半世紀も続けば

血を分けた肉親より熱く

交わりも掛け買いのない最上級の

豊饒の一t玉さえ打ち上げられそうな

 きっと華火を持てる

半世紀も生きれば

イノチの成り立ちや愛の行方や

感情のコントロールや哀楽の研磨法や

想いを温める意味や目的や

鬱憤を砕く最適の処方箋や

言葉を紡ぐ織機の手入れや

それからそれから

 きっと培ってきた沢山のetcが身についていると・・

半世紀もの堆積が有れば

僕の心訓抄や聴心記も

自然に搾り出されるエキスと

豊かなespritに満ちていなければと

 thinkする

半世紀も経過すれば

ヒトとして

ココロも体も完成形に近付いていなければと

 thinkする

 

さりとて

hitoの定義は未だに曖昧模糊だけれど・・

                     「イノチの半分は」

 

暗くなったら夜と

或いは、暗い間は夜なのだと

そんなに単純に理解している訳でもないけれど

産まれて此の方

そういう穏やかな決まり事の中で

イノチを紡いできたので

イノチの半分は夜と云う闇の中で育ってきたのだ

きっとそれは

誰も彼もhahaの胎内からの続きで

この暗闇こそが

物事の始まりに繋がっているに違いなくて

物事の育成場所で

きっと

物事を思索するのに最適の環境なのだ

              「TOKIよ、止まれ!」

 

もしも、叶うものならば

ほんとうにごく僅かでも

決して文句など言いません!と誓うので

”TOKIを止めて!”欲しいと

 今に留まって居られるその間に

反省したり変更したり企てたり味わい尽くしたり

抱えきれない程の哀楽の整理も解消も

大方は済ませられるかも知れない

 

もしも偶然に

それが、幸せ時間の途中だったりしたら

僕はもう夢中時間の迷子になって

行く方知れずになっても構わないかな~と

 

忽ち甘い夢から覚めて

昨日の続きの今日と

漠然と在ると思い込んでいる明日に

否応なしに放り込まれるけれど・・

 

もしも、叶うのならば

”TOKIよ、止まれ!!”と念じたい

*11/28 06:12 万甫

 

 

 

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空と

2017-11-27 06:13:14 | 

                    「空と」

一日中cameraを持って、空を見上げていたとしても

僕はきっと、飽きずに空を眺めているだろう

朝から晩まで、野山をうろついて、立ち止まり

空にlensを向けて、何十枚撮ったとしても

きっと、まだ撮り足りないと想うのだろう

移ろいを塞き止めるのは、難しい

せめて、一瞬を切り取るのみだが

それ故、その事に倦むことは無いのだろう

 もしも、もしも

それを許してくれる、流浪者としての自由と

混じりっ気のない、本物の志向が有ればだが

 僕は何時までも空と・・

  

晩秋の夕暮れ

彼方此方で

美しい空に

であった

        

季節も空も人も

唯、移ろう

残したいものは何か?を

検索して

生きる!!

悠々と空の下

夕暮れて、もの思い

11/27 06:32 まんぼ

 

 

 

 

 

 

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聴心記.ⅩⅣ

2017-11-27 06:09:51 | 聴心記

                     ⅩⅣ「唯」

 

唯、美しい有りの儘を

唯、細工しない瑞々しい言葉を

唯、一想の思惑もない交情を

唯、一顧だに不必要の芳醇の昨日を

唯、唯一無二の蒼の明日を

そうして

唯、イノチの鼓動に相応しい今日を

 

唯、何時ものように

唯、何事もない有りの儘の容姿で

唯、それが僕と言えるように

                      「小さな成功は」

 

疾風のように

 脳内を過ってゆくものを

速記者のように

一言余さず網羅出来たら

 そうしてそれを

通常に翻訳できる才能が有ったら

若しかしたら僕は

そこそこの文筆家として

 小さな成功は収めたかも知れぬ

文壇の隅っこで

息苦しい日々を享受していたかも知れぬが

 幸か不幸か

其処に導いてくれる類の才能は

如何やら持ち合わせていなかったようで

負け惜しみじゃなく

 それで

書く自由人として居られるみたいだ

*11/27 06:09

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