降って来るもの

写真と散文とぽえむ

寡黙と饒舌

2017-08-31 13:56:24 | 

                 寡黙と饒舌

 

積み上げて来たものでしか

 表現できないものがある

醗酵の後でしか

 引き出せないエキスもある

自分の濾紙で濾過したものでしか

 伝えられないものがある

生きてきた期間でしか

 納得できないものもある

餓えていなければ解らない

 充足がある

求めていなければ

 降ってこない

待つことの滋味を知らなければ

 めぐり合いの甘美も味わえないのだ

そうして

語ろうとしなければ

 失せてゆく言葉達よ

08/31 13:55 万甫

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by万帆工務店

2017-08-31 07:02:07 | 日記

        ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 気温21,5℃。見上げる空は、如何やら新しい季節を導くように整っている”鎮魂と祈り”のAugustの最終日の、現在時刻06:10の朝デス。こんな感じの。

 昨日は久し振りに女房も在宅。一緒に(女房は鎌を持って慣れない草刈りでしたが新築している犬小屋の完成と、母が黄泉の国へ旅立って七年目の”祥月命日”で、現況報告のお墓参りを。

 あの日の事は、ほんとうに昨日の出来事のように細部まで忘れ難く海馬に留まっているのに、一から十まで鮮明なのに、もう七年もの歳月が過去へと傾れた。

 元年に父が居なくなり、それから二十年を一人暮らしした母が逝って無人になった僕の生家は、それが当たり前のように、少しづつ周りの風景に溶け始めている。

 八月は二日が父の、二十五日が祖母の命日と、如何やら僕の家系にとっては”旅立ちの月”のようなんです。それから、二度の原爆投下と終戦の日と、やっぱり”合掌の月”なんですね、僕には。

後ろに風除けと雨除けの波板を張り屋根を取り付けて完成

 女房が飲んでみたいというので、3年物の梅酒と軽四貨物の荷台に(端切れをたくさん継ぎ足したので、何しろ重いんです。2人がかりでやっとこさ)積んで。トンカチをのべ3日。時間にして半日、4時間ぐらいの新築物件でしょうか

 何しろ、木工が趣味の友達から貰った端切れの木材を最大限利用したので、見てくれはですが、床材だけは新調したので”くう”には何とか満足してもらうしかありません

曇天でしたが何時ものように

ほんの少しだけ風景を切り取って

 12時を回っていましたが、事情も告げられず家を勝手に持ち出されて怒り心頭の”くう”のために、其の儘二人がかりで新しい家を元の場所に設置暫く戸惑っていましたが、新しい木の香りに惹かれたのか、その内に入居しましたよ。

 我が家にやって来て同居を始めて13年目の夏。だんだん僕の年齢に近づいてきている頃でしょうか。その日まで此の新居で元気に暮らして欲しいものです。

まだ少し戸惑い気味・・

08/31 07:02:07 まんぼ

 

 

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線虫のように

2017-08-31 04:04:04 | 

                   線虫のように

 

不可視に 揺蕩う 時間の海から 

どんな方法で 泳いでも 溺れる 以外に 選択肢は 無くて 

それこそ 本望のように 放り投げると

本能が 疼きだす 初めて。

線虫のように 雲霞のように 五等星の 光沢のように

存在の 格付けを 探す 趣く儘に。

生きるとは そんなものだと 極小の おのおのの 魂たちが。

それ故 此の暗黒に

吐息や 嘆息や 溜息や 虚無や 諦念や 落胆やの

生臭の イノチの 気配が 蠢く。

俺は 其れを喰う 真夜の 獏。

輪郭を 持たぬ ケモノ。

透き通る 一個の 拍動だけが 支える

無の中の有の 黒色の中の あらゆる色彩の

其の ひとつの・・。

*04:04:04 万甫

 

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幾億海里の

2017-08-30 06:30:06 | 

                   幾億海里の

 

闇の中へ

ただ深い闇の中へ

更に濃いその間へと

 

意識を

目を閉じて

沈めてゆくと

 

やがて

幾億海里の先の

無の中に突き抜ける

muの夢中に

 

眠りの仕組みを

用心深く遡ってゆくのだ

愚直に

夜毎、その度

*08/30 06:30:06

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心訓抄

2017-08-30 06:00:06 | 徒然

                       心訓抄・Ⅹ「生死」

 

使い古されてきたけれど

普段には見向きもされないけれど

 確かに

何にでもオモテとウラがある

それは何時でも一体だから

 意識の表面には

なかなか浮かんでは来ないので

僕等は何とか

 平衡や均衡を保っていられる

 

表裏一体とは

つまりは幸不幸で運不運で

つまりは一寸先の明暗で

 平穏と厄災だったり、明日と昨日だったり

大まかに、大胆に言えば

時として未来と過去でもある

 天と地でも、雲泥でも

天国と地獄でもあるに違いなくて・・

 

僕等は何時でも

そんな剣が峰の切っ先を行く身で

その究極の表裏こそ「生死」になる

 

イノチとは、何時でも紙一重の

その瞬間に存在する強弱の壊れ物

*08/30 06:00:06 万甫

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君の胸に届いたか如何か

2017-08-29 20:00:20 | 

                    君の胸に届いたか如何か

 

君の胸に

届いたか如何か不明なので

僕はひそかに憶測するしかない

 

ボクの言葉達は

今頃は

キミの胸で醗酵を始めているだろうか

 

僕の供物は

君の器一杯に

正しく盛られているだろうか

 

もしかして、それとも

長い沈黙の月日の間に

何処かに埋められてしまったか

 

もしや、そもそも

届いてはいなかったのかも知れぬ

キミの胸に宛てたメッセージは

行き暮れて巷に佇むのか

 

もしや、そもそも

ボクがキミにあてたものは、本当のこと

もしかして、彷徨って

もしかしたら死んでしまったか?

*08/29 20:00:20 万甫

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熱気球を

2017-08-29 06:24:04 | 日記

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 5時の気温24℃の山里の朝デス。ようよう熱帯夜からは解放されそうな、日中にだけ居候する夏という季節のような状況になって来て、それはそれで逝く夏を感じて淋しいよう、人間の心は勝手なものですね。夏バテの身体は油断すると直ぐに不具合を起こすので、諸兄諸姉の皆さん、秋とふ季節が無事に心身に定着するまでは気を抜かないで行きましょう。

 日曜日に、二市にまたがる”青年会議所”の創立45周年記念ということで、あの花火見物地の、我が家から徒歩二分の公園で様様のイベントが開催された。目玉は”熱気球”体験で、子どもたちに大人気で長々と列が続いた。

時刻は19時バーナーに点火して

10mほどの空中へ

少し離れて、大きな画面で見てみましょう。

             

息子たちも見学に。湊人は興奮気味。空を見上げると美しい夕月が出ていました

 初めて現物を見ましたよ

08/29 06:24:06

 

 

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心訓抄

2017-08-29 05:09:58 | 徒然

                 心訓抄・Ⅸ「寂寥」

 

凡そ、”寂しい”という感情ほど

ヒトを人たらしめるものはない

 それこそヒトが

唯一人では生きてゆけない宿命を負っているが故だ

 

いつでも

孤立する精神は

傍らに、それを求める

 

例えば、赤子の母のように

青春の輝く異性のように

健全な心身が健全な心身を弄るように

 或いは

朽ちてゆく心柱が寄り掛る支柱を求めるように

 

寂寥に溺れてはならぬ

由や、躓き苦悶し絶望しようとも

備わる情感と自らの手足の意志で

泳ぎ続けることを主張せねばならぬ

 選ばれて

ヒトに生まれる天啓を受けた語り部として

*08/29 05:40:05

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心訓抄

2017-08-28 22:44:22 | 徒然

                 心訓抄・Ⅷ「幸運」

 

異常な夏も

境目が有耶無耶の雲のように

やがて移ろい平凡に還る

 其の儘で

際立ったままで在り続けることなど

何一つとして有り得ないのだ

 それだから

人生は浮き草に似ていると形容もされるが

それはその通りなのだが

ただ、唯一ヒト科の生物だけは

 その漂泊に

様様の色彩を重ね合わせられる

剰え、根擬きを伸ばせる・・

 

ヒトの数だけの

其々の色を駆使して

自らの曼陀羅を彩る特権を持つのだ

 そうして、更に

ひと握りの好運な人種は

其処に縁の糸さえも織り込める

巡り合う僅かな好運と

掴み取る鋭敏な情感の有無で・・

 

その様な浮き草の一茎として、僕も

イノチの大河を亘ってゆく身なのだ

*08/28 22:44:22 万甫

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赤トンボ

2017-08-28 06:22:21 | ふるさと

 快晴の日曜日、午前中を換気とトンカチに故郷へ

強い日差しが苔むした村道に網目模様を描く

小鮒釣りし小川

出掛ける前の現住所の気温、午前9時半で早くも33℃

ところがところが驚く勿れ、穏やかな登りを七曲八曲がりして辿り着いた生まれ故郷の我が家の玄関前に吊るしてある古惚けた温度計の目盛りは何と

道理で、此処の夏には扇風機さえ回っていなかったと云う、子どものころの記憶の正しさに納得。国道から僅か2,5キロの山間の村、木立のトンネルが夏の鋭い日差しを遮断してくれているのだろうか?

不思議な桃源郷だ。ともあれ、その涼しい風景に包まれ新築の”犬小屋”の建築は捗っている。

草刈り機の刃も取り換えた

         

2時間滞在して・・

田舎は最早初秋になった

          

08/28 06:22:22 まんぼ

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