降って来るもの

写真と散文とぽえむ

浩々と

2019-12-31 23:02:13 | 

 色んな事をつつみ込んで、最後の平成と最初の令和が仲良く去年へと傾れてゆく、あと一時間と二十分。人間て自らこんな風に新た再生できる機会を月日の時間の中に間配っているんだ。お陰で幾足りもの人が恩恵を受ける。一から始められる。前へ進める。それぞれのスタートラインに就ける。

 よーいDON!!で公平な時間割を渡されるのだ。後は自分次第の。何にでも成れそうな、何でも熟せるような。大晦日から元旦へ。スタートの合図の烽火は、もう直ぐ挙がる!!

 大晦日の夕暮れ時、寒くて強い風が2019年に起こった由なし事を纏めて消し去る様に、あらゆる汚れを拭い取ってくれるように凛冽に吹き荒んだ。

 見上げれば、南の低い空に鋭い形態を整えた冬の三日月が、薙刀のように澄み切った光を放つ。

      

明るい色が彩を放つ、令和2年でありますように・・。

すくすくと、inochiの恩恵に肖れますように

     

             2019 12/31 11:01:11pm まんぼ

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大晦日の一筆~改元~

2019-12-31 22:03:46 | 随想

      大晦日の一筆啓上~改元~


 平成三十一年四月三十日に一つの時代が終わり、翌五月一日から「令和」という新しい年号を刻むことになった今年。奇しくも十二支の殿である”亥年”にマッチした改元になった。

 相変わらず、いや寧ろその被害の度合いと範囲を拡大させて、自然災害の多い年だった。もしかしたら、驚天動地の前触れかも知れないと、本気で思えるような数々の災害を知った。同じ感慨を去年も抱いたものだが、今年は一回り規模が大きくなって無辜の人人や大地を容赦なく襲った。

 東欧の十代の彼女の真摯な直訴に世界中の指導者は耳を貸さねばならないけれど、様々な為政者が同じ方向を向くことなど有り得ないのが寧ろ現実だろうと考えれば、流石に無力感が漂う。それでも声を挙げ続ける彼の少女のように、諦めない姿勢を貫くことで少しでも温暖化阻止が認知されますようにと切に思う。

 それから、ネットなるものが流通の主流となりつつあり、老若男女の誰も彼もその文明の利器に肖ることで、不特定多数で不安定で未知なるものとの交わりが増え、必然的に減少の一途を辿る人と人との交流の場が失われるという弊害が徐々に顕著になりつつあって、それが胸に刺さった棘のようにときどき情感を刺激するこの頃の世相だ。

 人間同士の肌の触れ合いのような関係が薄くなって、他人への関心事がなくなり孤立を深める数多の人人を嘲笑うように、虐待や殺人のニュースが引きも切らずゴールデンのTVや新聞の一面を賑した。

 そうして、もはや他人ごとではなくなった高齢者の交通事故が多発したのもこの一年を象徴する出来事と言えよう。今年僕に届いた”免許証更新”のお知らせの葉書には、とうとう事前講習が義務付けられているとの記述が現れて、己が到達点の一つの目印でもあった”古希”を過ぎたことを意識せずには居られなくなった。

 そんな様々に興亡した負の世相を一掃してくれたのが、ラグビーW杯の”oneチーム”で初めてベスト8まで勝ち進んだ日本代表の選手たちの逞しさだっただろうか。野球と云い、サッカーといい、渋野日向子の圧巻の笑顔と云い、確かにスポーツが人々の心を繋ぐ糸になれる証のようにも感じた。

 年末に近づいたころに、国立競技場完成のニュースが流れた。そう言えば来年は「2020東京」の年。年が明ければ、来るべきその日に向かって盛り上がる一体感と、バラ色の期待感に彩られた半年に成る事だろうと容易に想像させるのだ。

 さてプライベートでは、何と言ってもまず第一に五回目になった北の大地への三泊四日のwarpだろう。今回は道東の「知床国立公園」をメーンに計画を立て、”天に続く道”や”知床峠”や”摩周湖”を走ってきた。何度訪れても裏切らないのが北海道の魅力。帰りの途次で来年は最後に残った”函館と松前”にと女房と確認し合って、又一年その計画で楽しめる事になった。

 それから、暦の上では立春のまだ寒い二月には、始めてから五年目になる男四人衆の旅を今年も実施することが叶った。今回の行先は太陽とフルーツの国「吉備」。その前の年の暮れに半月板を損傷し運を天に任せた旅だったが、幸い道中を無事に切り抜けることができ、二本杖で”備中松山城”に登下城出来たことは忘れ難い思い出に繋がった。

 それから、まだ先月のことになるが遊覧船での”恵那峡の紅葉”と、美濃のおんな城主の城で有名な「岩村城跡」さらに、一泊して向かったのが中津川にある天然の要害に聳える「苗木城跡」。一つの旅で日本三大山城の二城を踏破。後は我が大和にある日本一の「高取城跡」を残すだけになった。我が家から半時間余りで辿り着く此処は来年の夏までには・・。

 三人の子供達のそれぞれの家庭に誕生した「七人の孫」。森繁久彌が演じた”爺じ”のように孫たちの一挙手一投足に一喜一憂しながら、それでも恩恵たっぷりの一年を過ごさせてもらった。

 そうそう孫の話で思い出したのだが、無事に古希を迎えたお祝いにと家族十六人が勢揃いした七月の近江長浜での二日間も胸に沁みて浮かんでくる出来事ではある。

 それから古希と云えば、二月と四月に殊の外親しかった友人を相次いで失った。その侘しさと哀しさが半年以上経過した今でもしみじみと胸に甦っては、改めて僕が今いる位置を再認識するのだ。老いと云う無知で未知の状況は否応なしに近付いてくる。けれど徒にその事実に狼狽せず、寧ろそれを当たり前のように受け止められるよう残された未来に挑んでゆきたいと決意する。

 ともあれ、何時でもそこに居てくれるだろうANATAやanata。長い短い太い細いや、品質や質量を問わず人と繋がる縁の糸に感謝し、来るべき月日も、そのことを慈しみ抱き、巡り会う奇蹟の結ぼれを後生大事に生きてゆきたい。

 佳き一年を!の他動的ではなく、佳き一年に!!の能動の態度で、お互いに意味深い絲を紡いでゆきましょう。

 全ての”あなた”へ!!        

              令和元年 大晦日 21:51 まんぼ

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鋼のように

2019-12-31 06:04:59 | 詩19

      鋼のように


一度旋風や、臍曲がり渦に巻き込まれると

其処からの脱出には、骨が折れる


一度感情の豪雨に遭遇すると

その湿り気を追放するのに、辟易とする


けれど、生きているこの世界には

環境の風雨や、情感の気圧変化は

当たり前の様に

起きてくる出来事だから

-バネのように

-鋼のように

-crystalのように

自分を失くさぬように

そのままの

そうであり続けられる術を

四苦八苦の日常から、会得してゆくしかない


どんなに強者になっても

千日行を終えて阿闍梨になっても

免許皆伝の達人になっても

その先へ

そのずっと先へは

己の存在を運べないのだけれど・・

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更新kousin

2019-12-31 06:00:05 | 詩16

      更新-kousin-


歳月と日時と分秒は

厳かに、滞りなく、速やかに

更新されてゆく


今日で括られた様様を

静かに、滞りなく

昨日へと送り届け

其其に付与されて有る

所定の未来から

幾許の契機を取り出しては

三世の一頁に栞を挟む


更新の烽火は

諸行無常の百八つの鐘

その音色が

夫夫のinochiを亙って・・


万物の血脈は

静かに、滞りなく、厳かに

新しい境地へと

pinポイントで更新される

       06:00:06 令和元年 大晦日 万甫


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SIZUKU~秘密の煌めき~

2019-12-30 07:21:04 | 水玉

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 冷たい雨が降る晦日の朝デス。我が家は恒例になった”餅つき”の日。休みに入った孫たちと、ワイワイガヤガヤ、いろんな音源のメロディーを聴きながら一家団欒の作業を熟します

 昨日の午前中は快晴でした。愛車(と言っても軽貨物車ですが・・)のfrontガラスにもビッシリと霜が降りて・・。ふと思いついて、白い黒板を爪で引っ掻いて日付を

それから

朝陽で溶け始めた野道の水玉たちに会いにカメラを肩にisoisoと。

この環境の、この時間の、此の僕にしか開示されない「秘密の煌めき」を独り占めする朝

凍ててる

何度も何度も、何度でも何度でもUPしてきましたが

やっぱり魅力には勝てません

その束の間の興亡、刹那の生滅

時間を永遠にする至福

カメラを持つ間は

きっと退化しない意欲です

薄氷が光る

色が生まれ

紫紺の滴のように

煌めく其其

     12/30 07:46 まんぼ

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anataへ~縁yosuga~

2019-12-30 05:36:46 | 詩19

      anataへ~縁yosuga~


僕があなたを思う程には

あなたは僕を

 思わないかもしれないけれど

それでいい

それがいい

必要になったときに

必要な分だけ

 些かの荷重なしに

僕はあなたを

あなたは僕を

求め合うのが最上のskill


それぞれの存在が

不意に始まって必ず終わる

この未知の、数多の日日の儚さを

確かに支えてくれる

 一本の心柱であれば

それが総て

あなたと僕が

同じ時空を生きたという証の

それが縁

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2019-12-30 05:02:55 | 詩16

      奏


日常の煩雑さや

経過する時間の速度や濃淡とは

無関係にUtaは生まれる


その日毎の、その刹那毎の

情感の堆積物から

いつかしら

一個の音符が滴り

暗闇から、天空の眩しさから

或いは、胸の大海から

万物の息吹から漏れ出すotoが

連なり、結び合ってリズムを為し

軈て、poetの心情の楽器で

メロディーを奏で

縁のanataたちの路傍を横切る


気づく人にも、気づかぬ人にも

聴こえる人にも、そうでない人にも

utaはそのように流れ

漣を繰り返し

その果てに、何処ともなく

無間の彼方に吸い込まれてゆく


けれど、何時でも

僕は最初の、初々しい果報者になる

           R1 12/30 05:25:05


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nozomiをひとつ

2019-12-29 17:23:16 | 詩16

      nozomiをひとつ


な~んも生まれない日には

ふくらし粉のように

掌にnozomiをひとつ包み込んで

黙って温めてみるんだ

もしかしたら其処から

なんかの兆しが芽生えて

Utaが膨らんでくるかも知れないから

な~んも見えなくなったら・・

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iroiroの花のiroのiroiro

2019-12-29 07:07:41 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 令和元年12月29日。暮れも押し詰まったきた今日の予報は

06:30の東空

 如何やら今日一日は晴れのち曇りで展開しそうな空の様子です。其其に何かと気忙しい年末ですから、お天気に恵まれた今日はそれらを片付けてゆくのに最適の一日になりそうですね。

 で、僕はと云えば其の煩わしい気分を高揚するために、或いは、アナタに少しでもこころに余裕という”空”を用意してもらうために、華やかに、艶やかに花開く「色色な花の色の色色」をUP

     

     

     

     

     

如何?ちょっとはほっこりしてくれましたか?      12/29 07:20 まんぼ

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亀のように

2019-12-28 22:23:34 | 詩19

      亀のように


新しい衝撃波に遭遇すると

僕は、裏返しにされた

 亀のように

著しく錯乱するのだ

手足は空空を蹴り

虚しく旋回を繰り返す

心臓は

四角になって凍てつく


この有事から

脱出できるトンネルは在るのか?

この出来事を

回避できる隙間は在るのか?


多分、当分の間

僕は四肢を踠いて

 亀のように

ただ、虚空を掻き混ぜるだけ


それでも

長々と退屈な無事が続けば

そんな大嵐や時化や烈風に

 ときどき

愛撫されたいと願うのだ

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