遣心使.Ⅱ-会者定離-
出合いと別れを綯い交ぜて
onoonoの一生は
否応なく輪廻する
晴れやかに三世を亘るに
問題は
手繰り寄せられるenisiの糸と
手繰り寄せたyosugaの絲
そのITOの本数と彩り
一本一本が希有の
そのenに出会うために
僕はpenという名の武器で
日日に縁探しの烽火を挙げるのだ
高いのか低いのか
濃いか薄いか
鮮明なのかぼやけているのか
その合図の形に
満帆の自信が有る訳じゃないけれど・・
遣心使.Ⅱ-会者定離-
出合いと別れを綯い交ぜて
onoonoの一生は
否応なく輪廻する
晴れやかに三世を亘るに
問題は
手繰り寄せられるenisiの糸と
手繰り寄せたyosugaの絲
そのITOの本数と彩り
一本一本が希有の
そのenに出会うために
僕はpenという名の武器で
日日に縁探しの烽火を挙げるのだ
高いのか低いのか
濃いか薄いか
鮮明なのかぼやけているのか
その合図の形に
満帆の自信が有る訳じゃないけれど・・
遣心使.Ⅰ-hissuのもの-
人生にとって必須のものは
恐らく数えるほどにしかなくて
大方の人間は
その無駄を拾っては捨てている
生きる途上で
一番大切なものは何か?は
恐らく右往左往し
定まらぬ視線の行先のように
明確な像を結ばない
イノチを永らえるのに
如何すれば最適か?は
恐らく死者に訊ねるしかない
数学者に要り様なのは
puzzleのような一連の方程式
哲学者が求めるのは
spiritの無限に広がる宇宙
poetが書くのは
何時でも日常を剥がした日常の事
我ら数多の凡庸が身に着けるものなど
それぞれが手にする
tissue-paperのようなものだ
ならば同朋よ
僕らは無味無臭無反応の時間を生きる
-自らがひとつの因子の
-自らが変化する起因の
曇天は曇天のまま続き
蒼穹の青一色にはつけ入る隙もない
与えられているのは
いつでも
兆しのない明日
計り難い未来
落下する砂の儚さ・・
ならば朋よ
僕らの今に
物書きの思案を附与しよう
哲学者の苦悩を示そう
ならば同朋よ
自らの個体を刃に無明を切り裂くのだ
己が思惟の剣で無間を切り刻もう
自が意志の槍で暗愚を突き刺すしかあるまい
納言師㈩write
書くことは睡眠導入剤
書けることは僕の睡眠薬
いやいや
もしかしたら覚醒剤
何かしら煮凝りのように
或いは
滑りのように
ココロの縁に溜まって来るものを
吐き出してしまえば
穏やかな眠りの門を潜れる
そんなこんなで
すっかり空っぽにした中枢に
けれど
何某かの棘が刺さると
忽ちにして
僕の全器官が目覚め始める
僕のwriteは
何しろ
almightyの厄介な症状で
希少な症例なのだ
納言師㈨凡人
模擬テストの答案用紙のように
出来上がった解答は
速やかに提出する
〇✕式も記述式も
筆記用の空欄も有るけれど
兎にも角にも
何らかの結末を見い出したものから
迷わずたじろがず
躊躇せず差し出すのだ
第三者の視点や点数など
有無の範疇に過ぎないから
僕は僕で
導き出したものを
不特定多数の他人に
提示するより他に方策はない
他人の評価は?
悪い時は落ち込み
良い時は有頂天に
悟れぬ凡人って、そんなもの・・
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます
睦月晦日木曜日、7時を少し回りました。障子を開けて外を見ると、空は濃淡さまざまの灰色。そのせいか如何か、まだほの暗い一日の始まりデス。
光の感じられない薄暗い朝は、やっぱり寒中の侘しさを感じさせますね。
花瓶に挿してリビングに置いていた梅の枝から蕾が膨らみ、今週の初めごろから一輪また一輪と綻び始めました。花たちに正対するとそこはかとなく清楚な香りが漂って・・。ほんの少し春の兆しを体験させてくれます。もう少しですね”光の春”まで
部屋に花が有るのはですね
匂やかな一日になりますように 01/30 07/20 まんぼ
納言師㈧共鳴
言語溜りから
噴き出すko.to.ba.の塊りは
様々な様相を呈して
束の間を
速やかに流れ去る
その焔立つ流れの中から
己のあらがねを見つけ出すのは
なかなかの至難だが
納言師の
些かのプライドと尊厳を賭けて
その熱き物量と対峙するのだ
不変の哲学を刻む為に
慈しみのUtaを奏でる為に
己が気を四方に解き放ち
そうして
僕の魂のotoを
貴方の胸の音叉に共鳴させる為に
天秤
何故かしら定期的に
まるで
間欠泉のように
書きたい欲求が噴出してくる
それが詩であったり
随想や唯の散文であったり
偶に
三十一文字だったりする
そうして
大波小波の大波のように
稀には
anataへの手紙を書きたくもなる
いつ頃からかは
明瞭には語れないけど
僕は確かに病んでいる
けれど
その”書きたい病”の御蔭で
僕の日常の天秤は
左右均衡のバランスを保っていて
それは明確で間違いのないところだ
日付
日捲りのように
順列されるコトバたちは
日日に更新される
日捲りのように
イノチの鮮度は日日に更新され
その度明日を削られる
日捲りのように
其処に有ったものは無くなり
無かったものが其処に有る
日捲りのように
設えられた厚さと枚数が尽きると
並べて皆無になるのだ
あれは何事の月日だった?
介入していたのは誰?
ko.to.ba.を吐き出したのはyume?
日捲りのように
破られ捨てられ藻屑と消える
それぞれのinochiの日付よ
今の今を
いつでも
今の今 感じたことを
今の今 響いたことを
今の今 聴いたことを
今の今 触れたことを
今の今 摂ったことを
今の今 言伝ることを
kokoroのシャッターで書き取ってゆく
それから
memoを現像し
kotobaの棚から最適を選び
ひとつの形に組み込んでゆく
まるで熟達の印字工のように・・
ときどき誤字だったり
歪みだったり
文字の亀裂や欠損がでたり
字面の汚れも有るけれど
校正者は僕しかいないので
それ等の欠陥に容易に気付けないのだ