詩23「鄙のpoet」-あとがき-
一聯の「万甫譚」を⑥で締め括りにし、同時に23冊目の詩集「鄙のpoet」の-あとがき-としてもそれを用いて、予定していた135頁に到達した詩篇たちの一群を自立させたいと思う。
着想が次々に湧き、書く事への意欲が枯渇しなければ、そうして、書く事が僕が僕であることを立証する唯一の手段であると云う願望と意志と自覚とに変化がない限り、最早今日からまだ題名のない”詩24”に向けての準備が始まり、草稿の一ページ目に今日は今日の句読点を打って、物語はさらに遠くへ、奥へ、深くへ、無明へ無間へと更新されてゆく。
2021 07/08 06:06 万甫