心訓抄.Ⅱ
1.Geppuのように
ときどき無性に
チョコレートを齧りたくなるのは
ときどき無性に
anata宛ての手紙を書きたくなるのと
きっと
同じ根っこから伝播してくるのかも知れない
味わう飢餓と想いの飢餓と
明確な相違などなくて
つまりは
どこかしら不満の日常から
Geppuのように込み上げてくる
自然現象かも知れぬ
2018 09/11 06:09:06 万甫
心訓抄.Ⅱ
1.Geppuのように
ときどき無性に
チョコレートを齧りたくなるのは
ときどき無性に
anata宛ての手紙を書きたくなるのと
きっと
同じ根っこから伝播してくるのかも知れない
味わう飢餓と想いの飢餓と
明確な相違などなくて
つまりは
どこかしら不満の日常から
Geppuのように込み上げてくる
自然現象かも知れぬ
2018 09/11 06:09:06 万甫
Cと「その先へ」
我がココロの訓辞にするべく
この数か月に亘って
己の月日で熟成した想いや
そこから派生する条理や情の在処を
もっと言えば
我が唯我独尊の感慨を
信じられる言葉に托して綴ってきたが
そのローマ数字がとうとう百に到達した
そこで
何にでも始まりと終わりが有るように
心訓抄はここで一先ずgoalとする
けれど
未来へと続く扉は開け放った儘の風情で
興味深く読んでくれた友には
”Thank-you!!”と”じゃ,又!!”を置いて
次へと向かうことにする
11/09 06:18
11/09 06:50:05 万甫
XCⅨ(99)「病んでは」
何処かが病んでしまうと
確かに
あらゆるsystemが変調をきたし
全ての作動が
思い通りにはいかなくなる
たった一個の細胞の壊死から
全体の崩壊が始まるように
異常を感知する抗体が
正常を攻撃する起動が機能して
通常の回路は遮断されるのだ
つまりは
イノチの継続を維持したいのなら
まずは
「精神も肉体も病んではならぬ!!」
原点は其処に有ると思い至らねばならぬ
2017 11/08 22:27:22 万甫
XCⅧ「収穫」
先々に楽しみを設置しておくことだ
其処に辿り着くことが
その時々の
イノチの一つの目的であるように
目指せる楽しみの結節点を
幾つも先々に鏤めておけば
その甘美と滋味をエキスに
そのエッセンスを染み込ませた
豊かな弾力のココロで
幾年も、若しや幾十年も
生死の問答と無縁の月日を矍鑠と生きられる
それは当に人生を収穫し、味覚して過ごす
豊年祭りの日々に似て・・
*
*
「定刻」
僕は定刻に動き始める
この茫洋の空間では
取り留めのない流離の間に間では
己の意志でtokiを刻むことが大切なのだ
其処に堰を築いて
其処で雄叫びを挙げることが重要なのだ
其処で鬨の声を挙げ
存在を主張する事が求められる態度なのだ
織ってゆく一人一幅の曼陀羅の
己の為のその糸を
自らの能力で紡ぎ出すことが大事なのだ
その上に
強さや光沢や長短や色合いの
さまざまな自分で選ぶ選択項がある
*
*
「交換」
きっと何かと引き換えに
書くことを授かっている
書けること書き続けられることを
その事の
意味も腕前も勤勉さも
一通り教唆されている
背くまい、裏切るまい、倦むまい
ゆめゆめ疎かにはすまい
終着点を知らす場所で
赤旗が挙がるのを確認する迄は
詰まるところ、その能力は
定まった己の寿命の幾許と
ずっと交換しているのかも知れないのだから
*
*
「MATU」
待つことの修行を
(つまりは、忍耐の持続力を)
待てることの鍛練を
(つまりは、辛抱の偏差値を)
どれ程に重ねて来たことだろう
(つまりは、許容範囲の広さを)
僕は、けれど
如何に修練を積んでも
その機会毎に
ココロに修羅場は生まれる
”皆伝”だと思った直ぐ後から
混迷の星雲に囲まれるのだ
嗚呼、小さき生き物よ
存在の不確かさを
経の様に嘆き乍らゆく小動物よ
*
*
「意味」
簡単にこなせたことが
そのカンタンの形容詞が日々に薄れて
きっとそのうちに無くなって
何もかもが
簡単に出来なくなる
けれど、哀しむことはない
一生の流れは
否応なく大海の一滴になって合流し
軈て、其処から
新しいイノチが育まれる
一つの要素になるのだ
それが
最後の意味あることにように・・
06:17
11/07 06:33 万甫
XCⅦ「喪失」
僕等は大切なものを
或いは
大切だったものを
少しづつ、失ってゆくのだ
生き抜く事とは、そういう事で
そんな風に
僅かづつ失うことに慣れてゆくのかも知れない
そうして
失うものが何一つ見当たらなくなって
最後に
自分を亡くすのだ
もしかしたらその為に
その覚悟を隅々まで修める為に
天啓の慈悲で
一つや一個の喪失が有るのかも知れぬ
*
*
「愛撫」
眠らなければ・・
幾らかでも鮮度を保つために
感応力の純度を上げるために
energyを充填するために
天啓の無の聖地に
洗滌され、濾過され、培養され、慈しまれて
明日から正しい滋養を摂れる様に
未来から正しく
イノチの呼吸を授かれる様に
トキの間に間から
優しい愛撫を受けられるように・・
*
*
「思索」
僕はときどきロダンになる
イメージよりは精緻な「考える人」になっている
その状態が
半日も続いたり
場合に因っては
細々と半月も持ち合わせたりする
僕が僕であるための証明写真のように
偶に、思索の人のイメージが拡がる
鑿ではなく
言語の道具でtokiを削る
僕はときどき彫師になる
束の間に消え去ったり
実際は蛻の殻だったりもするけれど
きっと、ロダン擬きを放棄すれば
僕は僕でなくなるのだ・・
*
*
「由縁」
enisiには
さまざまな要因による価値があるけれど
例えば
触れ合いの濃さや、その数や
途切れぬ丈夫さや、強かさや
秘め持つ熱さや、派生する夢とか
更に言うならば
想像力を再甦させる瑞々しさや鮮やかさや
約束事の心地よさや安心感や
寄せ集められる小さな幸せや
書くことの喜びや見せることの愉しさや
etcで・・
どんな動機にも甲乙つけ難いが
僕はやっぱり
どのような現状であっても
それが
あらゆるchannelで
”見える”糸であることが重要で
それこそが
生きる価値に資するものに違いないと確信する
*11/03 22:02:22 万甫
XCⅥ「発信」
僕は次から次へと発信する
まるで
途切れた途端に
不幸の入り口と対面するかのように
そんな悪寒を払拭するかのように
僕はボクはbokuは
そんな訳で
これでもか!とばかり
倦まず弛まず発信するのだ
虚空に砕け散るとしても
ただ無の中に拡散するとしても
僕に残されてゆく発信者の意地と
些かの誇りは
僕の曼陀羅の糸模様となって
この先も
僕の直立不動を支える
*
*
「walking」
どんな恩恵に預かっているのか
具体的には不明だけれど
確かに僕の全体に作用して
錆び付き始めた色々な部位に
更生の為の磨き粉を
塗して貰っている感覚は有る
勿論のことだが
それには
己の思慮や意思や分別や思惑を重ね
磨きの実態を
正しく実践しなければならないけれど・・
*
*
「freedom」
外に飛び出せば僕は何時でも
フリーダムなのだ
煩雑の渦中で
四六時中揉まれているとしても
何処でもdoorを開けて
ひと跨ぎすると
僕は別世の住人になる
証明書類も実印も
何方の認知も不必要の
新世界の住民になる
其処は、脆くて生死が混在し
危惧も、満載に備わっているけれども・・
*
*
「至難」
是っきりの一期一会に
上手く照準を合わせたければ
思い当たる限りの備えを網羅して
其処で
待ち構えなければならぬ
勿論、僕には
メモ帳と四色ball penと
切り取り用のshutterは
不可欠な道具だけれど
それ以外にも
研ぎ澄まされた聴力と
磨き抜かれた視力と
全方位に張り巡らす瑞々しい感力と
記録するための筆力も要る
一期一会の邂逅を
胸のフレームに納めるのは
事ほど左様に至難なのだ
*11/01 06:35:06
XCⅤ「非凡」
何方かに夢中になると
何方かは忙殺される
才能如きの能力を
幾つも与えられている訳ではないので
一つに我を忘れると
それが唯一の才になる
唯一の才も
極めれば非凡なのだが
そういう執念も気薄なので
詰まるところは凡夫の輩である
*
*
「言葉」
言葉にしなければ解らぬものがある
言葉でなければ伝えられぬものがある
言葉こそが残して行けるものがある
僕らは悠久の時の間に間を
宛てもなく流離う
木の葉船のようなものだが
もしかしたら
言葉こそが
唯一の語り部のように
其々のイノチの欠片を
後世に運んでくれる舟かも知れぬ
*
*
「control」
コントロールを磨くことだ
狙いと寸分違わぬ結果を求めるのなら
究極のコントロールを
身に付けねばならぬ
天与の才に
尋常ではない収斂を己に課して
自在の術を収めた時に
ミットは思い通りのボールを
小気味よくcatchするだろう
凡庸が天才と伍するには
その極意を磨くしかない
*10:31 06:24 万甫
XCⅣ「必須」
一日を使い切ってしまう間に
僕には
如何しても入り用な時間が有るのだ
inochiを前に運んでゆくのに
不可欠なenerugiのように
如何しても工面しなければならぬ
大切な一区切りの時間割が・・
遣るべきことが
どんなに目白押しで
tokiの隙間がなかなか見つけられなくても
inochiの動力は
その日のその時の間に間に
見出さねばならぬ
周りに群れる
無限のコンセプトから
必要なエキスを吸収する必須時間が
僕には如何しても必要なのだ
*10/29 16:08
XCⅢ「天恵」
自分にも有ると思わなければ
他人と一線を画する特別な何かを持つと
そうでなくして
どうして固有の名など要り様だろう
きっと
区別できる何かを
天与されている天恵が有るのだと・・
静かに深く考慮してみるがいい
必ず見つかるだろう
自分が自分であるための天啓の才が
密かに用意されているのを・・
僕?
声高に伝えるほどのものじゃないけれど
煌めくと表現できる程の
光輝を放っている訳じゃないけれど
ボクやbokuや唯のぼくが
僕であるための特別なprogramは
僕を生かすための特別な使用書は
・・
確かに在る
*10/28 06:11
XCⅡ「発見」
思う時間に、思った瞬間に
TOKIを停めて
僕は無限の原っぱに居る
霧は深くて、見通せる何もないが
その先にある
何かを暗示はしてくれる
HITOはそれぞれに、誰でもが個個に
前へと進むenergyを”発見”してゆく為に
眼前に拡がる無だ
*
*
「瞬間」
僕等は何時でも、疑いなく誰も
瞬間を生きる
その瞬間を紡いで生きる
蚕のように
それ以外の選択肢は何処にも誰にもない!!
それゆえ、その瞬間の重みを
常に、感じなければならぬ
何tものgravityを感じぬ程に
その事実に熟達せねばならぬ
其処にこそ
物事の意味合いを測る
物差しを置かねばならぬ
*10/26 21:17:17