poet万甫は
条件反射のように
何時何処に居ても
言葉に反応する瞬間がある
上手く説明できないけれど
大袈裟に言えば
詩神の啓示のようにそれは降りてきて
そこからは
指先が勝手に書き綴ってゆく
其れは如何なるsystemの由縁か
解明は不可能だけれど
もしも、そんな風に
僕の詩集たちが生まれるとしたら
何の労苦も不要だが
実際はそんなに簡単ではなく
そんな好運で埋められるページは
ほんの数ページにしか過ぎないのだ
残った百page以上は
不安と焦燥と根気を積み重ねた後の
過去からの贈り物で
自称「poet万甫」は存在する
04/30 22:24 万甫