降って来るもの

写真と散文とぽえむ

三山plusⅠ~瑞石山・永源寺~

2017-07-31 05:56:26 | 

      ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 深緑を訪ねる旅の最後は、”臨済宗永源寺派大本山・永源寺”へ。湖東三山の、何れ劣らぬ参詣道の上り下りで、女房も流石に僕も音を上げる寸前でしたが、此処はplusoneとして三山に付随する場所、外せません。

休み休み上ります

参道の崖に「十六羅漢象が

オゾンを吸って

やっと総門に到達

深緑に溢れます

上流に有る永源寺ダム湖からながれてくる愛知川を随分と下に眺めるて、更に翠を分け入ると

立派な山門が

山号の文字が

潜って振り返る

参道は方丈(本堂)へと

静寂を堪能し、羅漢に別れを告げ

爽やかに下山しましたよ

旅のお土産は二つ。山中のホテルで買った

炭に蒔絵のお地蔵さんと、新しい家のシュウズボックスの上に置こうと手に入れた”ブリキ細工”の蛙さんの家族。

07/31 06:26 まんぼ

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偶然と必然

2017-07-31 05:39:21 | 

          偶然と必然

 

夜の尻尾を踏みながら

僕は細心を掻き集めて

闇中を移動してゆく

 降っては消える

偶然と必然の訪問者を

正式に迎えようと。

 

口惜しいのだ

夢中に書く傑作は、何時でも

数秒も留まらない

一回限りのイノチのように

 輝いて、輪郭を示しては

束の間に葬られる

 

何も無かったように

有ったのに無い風情で・・

 

想いの欠片たちを

瞬間ごとに捕まえようと

 僕は慈悲深い神父のように

一本のpenと、一巻のpaperを携えて

夢と現の結合を図るのだ

 

-それぞれに、ただ、唯一の-

*07/31 05:39 万甫

 

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施設を

2017-07-30 12:41:01 | 

          施設を

 

今日という土台の上に

明日が積み込まれるとしたら

昨日という基礎に

重ねられる今日だとしたら

 今を空洞にはできない

日付の補強だけでは脆弱で

なかんずく崩壊の恐れさえある

 

形に拘るだけだとしても

せめて四隅に柱を立て

 昨日と繋ぎ明日に通す

今日の施設を!!

*07/30 12:40

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哲学を

2017-07-30 06:40:06 | 随想

          哲学を

 

疲れ切ったときに

手足を預けられる

「僕の哲学」を模索する

 

混迷の恣意や

迷走の想いの”休み処”のように

僕だけが憩える

限りなく個人的な

僕の哲学を瞑想する

*07/30 06:40:06

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湖東三山~釈迦山・百濟寺~

2017-07-30 06:30:07 | 

    おはようございます!!

湖東三山の緑浴の旅の最後は、聖徳太子の御願により百済人の為に創建されたという近江の最古刹「百濟寺」へと百濟と書いて「ひゃくさい寺」と読みます。普通は(くだら)ですけど。

三山はすべて翠の回廊を登る。

木立の中にようよう仁王門が見えてくる。

更に上ると入母屋造りの本堂が

此処は住職が不在

本尊は十一面観音様。穏やかなお顔は総ての煩悩を吸い取ってくれそうな・・。

澄んだ響きの鐘を!!

        

歴史を刻んで天空へと伸びる

静寂に癒されて

ゆっくりと下山する

07/30 06:30:06 まんぼ

 

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digitalの点

2017-07-30 05:42:04 | 随想

          デジタルの点

 

在籍するイノチの空間には

一瞬たりとも

リフレーンの状況や展開は存在しないから

僕が書いてきた幾たりの詩篇や

切り取ってきた幾たりの一瞬は

そのトキドキに置いてきたdigitalの点のようなもので

僕はjigsawのように

それをピースに日常茶飯を

幾たりの自分の創造に邁進しているようなものだ

 虚しいと笑う勿れ

 自嘲の虚しさに溺れること勿れ

そのデジタルが如何に悲喜こもごもでも

よしや

何の姿も映し出さないとしても

 其処には

確かに僕という点があって

それが物語に必要な区切りのように

 其処に

残っていることが重要なのだ

*07/30 05:42:05

 

 

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箇条書き

2017-07-29 05:40:07 | 

          箇条書き

 

星雲のように渦巻く想いを

 練り込むための時間を手に入れるように

流星のように過る降ってくるもの達の風情を

 瞬間に焼き付けるshutterのように

風雨にさらされる日常の肉体が

 顕著な退廃の吐息を衝かないように

僕は何時でも

 イノチの在り様を示唆する箇条書きを携えて

未来という

 空前絶後の空間に身体ごと踏み出すのだ

 

詳細を披歴すれば

 不特定を特定するために五千歩を

明日から今日を削り出すために

 三キロの道程を

存在の証にpin止めしてゆく

 一篇の詩を

過去の瞬間を切り取る

 一枚の残像を

*07/29 05:40:05

 

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明日と百年を

2017-07-29 05:20:02 | 徒然

           明日と百年を

 

百年待ち続けても、叶いそうにない夢想は

数え切れない位に持っているけれど

 さりとて

明日には叶いそうな願望さえ

思うようにはいかない現実のもどかしさ

 

僕らは

百年と明日と今日とを、繋ぎ合わせるように

 それぞれの虹を描いて

月日を渡ってゆくしかない

未来と名付けられた、限定空間を

*07/29 05:20:05

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三重奏

2017-07-29 05:10:06 | 

          三重奏

 

何かを話せる相手がいるとは

何かを書き残せる能力を持ち合わせているとは

何かを提示できる場所があるとは

 巡り合わせの

幸福な三重奏

 

僕は其処で混沌の日常から

 糸車のようにmelodyを紡ぎ

何かの気配を感じては

 光跡のようなその残像を奏でる

 

無から有を取り出す繊細さで

雑多から純粋を選り分ける緻密さで

*07/29 05:10:05

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秘密

2017-07-29 05:00:05 | 

          秘密

 

空想の大河で想像を遊ばせていると

砂金のように

ときどき光るひと粒を見つける

僕はそっと掌に掬い

muneの笊で仕分け

その輝くひと粒に

 更に創意を塗して行くのだ

創作のひとつの秘密の作業は

そのように不如意に始まり

必然を辿って

 秘かに産み出される

慎ましやかに

ちいさな陣痛を伴って

*07/29 05:00:05

 

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