降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心訓抄・LⅧ

2017-09-27 06:20:17 | 心訓抄

                    ⅬⅧ「脱皮」

 

日常を忠実に謎ってくれば

非日常の幾足りは必要なのだ

やはり

 煮詰まった己を解放し

新しい自分に脱皮しなければならぬ

イノチの循環のひと廻りとして

何時もにはない不思議worldを!

 或いは

遊具に跨って未経験のfantasyを!

 

何処に、どんな方法で

どのような中身を、どれ位?かは

各々の裁量に依るのだが・・

 

(僕は何気ないとある水曜日の

恐らくは始業の時間帯に

リュックを担いで列車に乗る)

 

それは弛まず来た駄賃のようでもあるし

止むに止まれぬヒト科の本能のようでもあるし

 詰まるところは

諸行無常のTOKIの支配からの

細やかな一瞬の逃避行かも知れぬ

*09/27 06:20:20 まんぼ

09/27 06:06

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心訓抄・LⅦ

2017-09-27 03:09:27 | 心訓抄

                    ⅬⅦ「前略」

 

前略

アナタの所には、きっと、ボクが一生満腹になる程、食べても食べても、絶対に底をつかない量の、滋養の有る食糧が備蓄されているのですね。其処から希少なessenceやエキスやそれから、デザートにespritさえ頂いて大満足の僕なのです。

何時頃からか、きっとそうに違いないと想像していましたが、還暦という区切りを、もうずっと以前に通過した今頃になって、その事実を確信してしまったので、折に触れ、誰もが睡眠するイノチの保養所を、物音もたてず、こんな時間に抜け出して、あなたの元へ通っています。

そう、まるで”夜這い”の様に‥デス。

肉体を干しながら、精神のecstasyが欲しくて尋ねた、こんな真夜のしじまで、アナタの匂いや吐く息や温もりに抱かれて感涙したので、此のお礼の手紙を認めています。

今後とも、程程の愛をください!!と願うばかりのボクなのです。では、又。

敬具

   yoruのしじま様

                2017 09/27  03:09   manbo

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心訓抄・LⅥ

2017-09-26 21:35:27 | 心訓抄

                   LⅥ「執筆」

 

殆どの執筆時間は

風景の有りの儘を移ろう時に派生する

 或いは

ユメとウツツの隙間の遊びのように

偶然に生まれる有耶無耶の中に息をひそめる

 

闇を限りなく遡ってゆくと

 其処に

ひと溜まりの言語の湖(umi)が在って

僕はその飛沫を浴びて身震いし

 その飛び散った滴を拾い集める

 

それが僕の小さな水溜りになる

 「ポエム」と言う・・・

*09/26 21:35

 

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心訓抄・LⅤ

2017-09-26 14:21:08 | 心訓抄

                   ⅬⅤ「魔法」

 

何かに巡り合うチャンスは

何時でも、誰でもに開かれている

 ただ

その魔法のdoorを開けるには

しっかりとした希求の鍵を

胸に常備していなくてはならないが

 その仕組みを構築するのは

一筋縄ではいかぬ難儀さで挫けそうになる

 

その手始めの、先ずは最初に

其々のココロの硬軟や強弱や大小や

その許容度や耐性や適性に因って選別される

 堅牢な扉の、第一のドアがある

09/26 14:20

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朝霧と水玉と太陽と

2017-09-26 06:32:05 | 水玉

             ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 今朝は、霧と光と滴と、三拍子揃うという大チャンスに恵まれた昨日の収穫を

濃い朝霧が立って

ワクワクが零れそうなココロを抱えて

夢幻の端境の

風景に混じる

        

霧の中の太陽の輪郭と、朧の光に浮き上がる水滴と色を変えてゆく空の移ろい

宝物のような景色を

           

言葉が無力になる瞬間

夢中です

勿論、無我・・・

          

きっと、Anataに初めての世界!?

堪能して

                

歩数計に5000(60分3,6キロ)を刻んで60分の夢現から醒める。色濃く余韻を抱きながら・・。

         

花火のように・・

帰り着くころには、山水画を演出してくれた朝霧も晴れて・・、何時もの風景に戻った

09/26 07:00:07 まんぼ

 

 

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十四階段の怠惰

2017-09-26 06:00:07 | 

                  十四階段の怠惰

 

一度下ってしまうと二度と上りたくない

徒労のような使役を

遺棄したくなるのだ、途方もなく

 上方に輝きしか見えなかった視線の先に

この頃は果てしなく闇が拡がる

 

何時から逆転した発想か?

何処から湧出する感慨か?

 

立つ位置と場所と

想う瞬間と考える時間と

 さまざまの視点を交差するスクランブルを渡って

僕の恣意は

一体、何処へ向かおうとする・・

 

考えるな!廻らせるな!

 意識が其処に集まれば

獏のように

一期の時間を喰い潰すのだ

まるで重力の釘で

中空に張り付けられた標本のように

亡骸が目蓋の裏を往来する

 

空足に疲れ切って、初めて与えられる安息がある

溜息の重さと交換に軽い眠りが譲渡される

 気を散らせ!!

その乱反射で一つの集束が弾けるまで・・

09/26 06:00:06 万甫

 

 

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心訓抄・LⅣ

2017-09-26 05:32:23 | 心訓抄

                  LⅣ「発汗」

 

覚醒に向かおうとする意識と

不覚の塒に滞留しようとする意志が

N極に近付くNのように

塀の上の対峙する猫のように

 反発しあい、いがみ合い、威嚇しあう

 

重要なのは

其処で為すべきものの選択だ

 

昼夜同じの枠組みで

限りあるイノチの明暗で

 何方に留まり、どの側の束の間で

深呼吸すべきかの決意だ

 

物事は同じ速度で同じように消滅する

その事実に例外はなくて

それは万物を縛る鋼の鎖で

 それ故、重要なのは

其処から逆算するイノチの濃度と密度と

そうして、主張する色彩だ

 

長短、強弱、濃淡、それから、寡黙と饒舌と、

揚々と、消沈と、困憊と凛々と、

その混迷と混沌ゆえに

夜ごと夜ごとの日ごと日ごとの発汗はあり

 イノチの退廃と躍動もそこに有る

*09/26 05:32

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心訓抄・LⅢ

2017-09-25 15:35:34 | 心訓抄

                  LⅢ「約束」

 

約束はしたけれど

その時に

ココロは確かに重なったけれど

 もしもそれが

ANATAの胸で

一方的に破棄されたとしても

 きっとBOKUは

そのことを知るや知らずやで

我慢できる

 

anataとbokuと

触れ合った記憶の温もりが

胸奥で埋火のように息衝いてあれば

 約束は何時でも

僕のイノチの日常と

”同行二人”なのだ

*09/25 15:35

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銀と金

2017-09-25 06:20:05 | 

              ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ 

 乳白色の朝霧が、風景に被せたヴェールのように立ち籠める05:50、夜明け前の山里です。

昨日の朝、くうと早朝の散歩に出ようと犬小屋の前に立った時に、初めてその匂いが漂っているのに気づきました。新築して越してきたときに、まだ雑木林だった西側に防犯とその匂いを嗅ぐ日を楽しみに植えた”銀と金”の木犀が、それから33年目の秋にも咲きましたよ。

               

長い年月が経って、二本とも幹回りが20センチほどの大木になりました。

          

さて、金魚は何匹?

8月の夏祭りに

孫がもらった・・。

09/25 06:20:06 まんぼ

 

 

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追憶の空洞に

2017-09-25 05:40:40 | 

                    追憶の空洞に

 

追憶のなかで

幾足りのヒトとの一期一会を味わえるのか?

百人あれば

百通りの生き様と交差したのか?

そこから

どれ程のplusを加算できたのか?

 

ひとつひとつの

一面一面の走馬燈が

来し方の闇を

どれ程明るく炙り出してくれるのか?

 

考えてもみたまえ!

追憶を彩る方法は

たった一つしかない

「ココロを交わる」のだ

 

追憶の空洞に

豊饒の哀楽が詰まっていれば

この先の

もしもの孤独にも

きっと立ち向かってゆける

*09/25 05:40:40 万甫

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