快晴になった三月九日の日曜日、急に思い付いて故郷に向かった。冬の間酷寒のふるさとへ足を向ける機会も動機もなくて暫く無沙汰をしていたのだ。何しろ現住所から二里、八キロ離れた山中の本籍地は、現住所より間違いなく4~5℃気温が低いのだ。それ故今までも冬になると足は遠去かっていた。
時刻は14:30。苔生す村道には光と翳がクッキリと浮かぶ。
右に左に
ふるさと行脚~行脚のUtaⅠ~
長い間無沙汰をしてしまうと
何だか、後ろめたい気分になるのだ
何故だろう?
きっと僕の心身の片割れが
この場所に棲みついて
そのsoulが
僕の本体に問いかけるのだ
何日も、何か月も留守居をして
気が咎めないのか・・?
荒れる儘、廃れる儘
放置しておくのか?と
強い東風にそのemotionを託した
ふるさとからの問いかけが
僕の鼓膜を震わせるのだ
僕は、居た堪れなくなって
何十日振りに、ふるさとへ行脚する
まだ動くものの気配とてない
酷寒の、片割れの棲家へ
ふるさと行脚~行脚のUtaⅡ~
一行目を書き出せば
行脚のUtaは、淀みなく繋がる
僕の胸の何処かに、結び目が有るのだ
心が疼けば
僕はその糸を手繰って
何時でも、身と心を
この東の山の懐に在る
忘れ難いふるさとの全景に、連れ戻す
15:30まで一時間滞在して・・
巷に戻る
この山の麓に在所は在る
山の日暮れは早い
昨日午後ドジャースの一行が来日した。勿論、mainは日本人選手だが、報道を見れば愈々”球春到来!!”の実感がわいて気が弾んでくる・・ 3/14 06:30 まんぼ