降って来るもの

写真と散文とぽえむ

揺蕩

2022-08-31 06:17:36 | 風景

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

※或る日、照葉の上で揺蕩う晩夏の光

 

  

   

    

 

  

   

※八月大晦日

 東の空

※団地の家並の上の南の空

※北の山並みの上の青空

八月最後の一日。終わりよければ・・でありますように 08/31 06:17 万甫

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ONE SELFに

2022-08-30 05:44:51 | SI27

 

 

     ONE SELFに

 

digital時計03:39

背伸びする

膝の屈伸

腰椎の伸縮

それぞれに細心の心遣いで

其処に在る

目覚めたばかりの自分を

創造してゆく

 

関節の動きは?

筋肉は正常か?

神経の伝達機能は無事か?

昨日と遜色ない己であるのか?

総点検は

緩やかな動作でしばらく続く・・

 

anataやアナタ方に

何時もと同じ”おはよ~”を

間違いなく届けるための

習いのmaintenance!

魂を”one self”にする為の儀式

digital時計03:50

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自覚

2022-08-29 21:44:19 | SI27

     自覚

 

大事なものをひとつ

 見つけ出せない感覚がある

大切なものをひとつ

 何処かに置き忘れた焦燥がある

失くしてはいけないものを

 失ってしまった無念がある

普段通りに回ってゆかない

 歯車の軋みがある

胸の隙間から

 虚空に漏れ出すものがある

不安定不規則不如意に

 流されてゆく時間がある

何か解らない何かを

少しずつ喪いながら

 人って・・生きる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝顔と桔梗

2022-08-29 05:52:46 | 

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 昨日は何十日振りかで一日中クーラーはONにせず。網戸にした東西南北の窓から、秋の使者のような、季節代わりの手土産のようなkazeが吹き込んで、夏の名残りの熱に澱んだ空気を一掃してくれました。

 孫が夏休み前に持って帰ってきて玄関に置いた「あさがお」が、最後のチカラを振り絞って咲かせる花。夏の余韻のように、印象深い色合いで季節の移ろいを見せてくれます

  

    

又来年の夏に!!

長く咲いてくれると言えば、この花も次から次へ・・「桔梗」

※丁度良い

 そんな時間に起きたので、綺麗な夜明け前の風景が取れましたよ

 

 

 

 いい日になりますように    08/29 06:07 まんぼ

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創造

2022-08-28 05:40:05 | 心訓抄.Ⅱ

     創造

 

此の世に起きる由無し事は

身の周りで派生する吉凶は

己の胸の裡で始まる葛藤は

全ての

負の遺産足り得る事実は

若しかしたら

自分の教室の実験室で

胸の部屋の化学変化で

無味無臭や

或いは

天秤のプラスの傾きや

幸運の量や重さや

幸福の頻度や輝度や濃度や・・に

変換できるかもしれない

しや,それが

仮初の創造だとしても

無間の闇からは救われる

 

仏は,こう仰った

-百年に一度の事なら

-百年に一度だけ学べる

成程!!,合点!!

 

 

     必要苦

 

小さな悩みや悔いが

数週間も

頭の中に滞る事が有る

 仕方ないよね

世の中は明と暗で成り立つから

若しかしたら

それは必要苦かも知れない

 

真昼間の明るさの中で

翳さえ残さない光の中で

溶けて無くなるまで

待つしかない・・

 全ては

禍福の,糾える縄の一聯

 

 

      由縁

 

小さな不満や怒りが

度度の頻度で込み上げてくる

小賢しい理屈抜きで

俺は何時でも

半人前だと自嘲する

 

生きてきた時間の長さは

棘を抜き,角を削ぎ,硬軟自在に,歩調を合わせ,

清濁併せ飲む度量を

培ってきたのでは・・と

慚愧の念に苛さいなまれる

 

百八もの煩悩の由縁だ

 

 

      負荷

 

いつでも何某かの負荷は有る

いつでも何某かの負荷が生まれる

どんな平穏の狭間にも

どんな幸福の隙間にも

負の荷物は

避け難く届けられるのだ

けれど

そのGravityが

僕を大地に屹立させる

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dried flower~brownish~

2022-08-27 06:19:20 | 

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 曇り空の重苦しい朝デス。気温は高くて蒸し暑く、じっとしていても汗ばむ感じ。もう今年はカラッと青天井の夏の一日を経験できないのかも知れませんね・・。

 季節にけじめが無くなり、災害は年々規模を大きくして・・、きっと大自然からの警告に違いありませぬ。

 

※pyramidアジサイ=糊空木

 

  

   

ピュアホワイトからグリニッシュへと

   

◎初夏からこの晩夏まで何度もmyブログの隙間を埋めてくれた「pyramidアジサイ」最後のお勤めとばかり”brownish”の”Dried flower”になって花の命を全うしてくれました

 活花のように

    

    

ね、まるでbrownishの花の様でしょ

    

       happyな週末になりますように  08/27 06:40 まんぼ

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懺悔

2022-08-26 21:43:58 | SI27

     懺悔

 

一度の過失もない

一回の誤りもない

一個の後悔もない

そんな人間など・・

 

聖人や君子も

赤子からの約束事ではない

彼のMessiahも

牛小屋の伝説かも知れぬ

 

凡庸の普通は

大小や多少を問わず

誰もが間違いを犯し

多くが

懺悔の溜息を吐く

 

その哀愁が鼓膜を震わし

巷を流浪し

渾沌の漣を起こし

軈て

聴覚の異人に依って

人生と言うUtaに紡がれる

 

僕らは

附与された幾許の情感の素養で

後ろを向かず

己のinochiを端っこまで

運んでゆけるのかも知れぬ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさと行脚~回帰~

2022-08-26 05:44:40 | ふるさと

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 今日も”曇”の予報。此の夏は”青天井”と”入道雲”からは程遠く、ただ、毎日の気温はその季節らしく30℃を超える日々が続いて・・。昔のように、確かな風景の”春夏秋冬”が巡らなくなってきました。

 美しい四季と、少しづつ変わってゆく二十四節気の変遷と。そんな時代を育ってきたので、この不可解な天候とけじめのない季節の移ろいには、些か辟易としてしまいます。

 

 昨日「開けずの窓」をUPしましたが今朝はその続きのような自然に「回帰」してゆく故郷の風景を

 元の姿に還ってゆく途中です

緑の波が少しづつ人工物を覆ってゆく・・

   

家が在ったことも、軈て・・

人が居たことも掻き消されてゆく

   

我が家の末路も、必然の回帰の途中・・

人の気配は消えても

花は咲く

KAZEに揺られて

花は咲く

                08/26 06:00 まんぼ

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉響

2022-08-25 21:22:03 | 風景

※玉響

 処暑を過ぎて、心倣しか勢いの衰えた陽光がlivingのフローリングの床に、逝く夏を惜しむかのように戯れる玉響

 

      君達へ

君の時代と君の能力は

常に進化しながら

ただ、前へと動いてゆく

意志は

いつでも

その先を向いていればいい

君には

明日しかないからだ

 

僕は・・、違う

前後左右を気に懸けながら

時に滞り、後退りし、

時には、過去を拾い、現実を否定し、

日日の今にしがみ付く

僕らには

先は少なく、眼前は暗がりなのだ

 

明日の質も量も決定的に違うから

未来は同じなどと云っても

君には理解できないだろうが

それは必ず

君と君達が経験してゆく過程

それだから

よりも随分少ない時間を生きる君達よ

僕らの吐息を

嘲笑してはいけない

智慧ある君たちは

それを取り込み、吸収し、

滋養にして生き永らえるのだ

 

それでも、代替わりは

日常的に遣って来る

inochiは

宿命の輪廻を踏襲してゆくのだから・・

 

              08/25 21:27 万甫

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

窓Ⅸ~開けずの窓~

2022-08-25 06:17:10 | ふるさと

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 暫くぶりに故郷の様子を見に行ってきました。樋が詰まって雨が降ると土間が水浸しになるので、零れ落ちる場所を想定して大小のバケツを5~6個置いてあるのですが、その一定量を超えるとやっぱり水浸しになるので、晴れが続いた後の”換気”と雨模様の後の”水の始末”は、故郷へ向う時の欠かせない動機になっています。

 作業を終えて一服していると、いつも人気のないところにヒトの気配が・・。昨日8/24は「地蔵盆」とかで村に残った人が供花を持ってお参りに来たのだという。

 そう言えば、昔々、お伊勢参りの本街道に沿って二十軒程の家々が並び、何軒かは旅籠を営んでいたというわが故郷。高校を卒業して村を出るまでは、”橘屋””梅屋””板屋””大文字屋”などと昔の屋号で家々を呼び合っていたものだった。

 我が家は此の地蔵さんが置かれた傍に在ったので村の皆からは「山の神⇒やまのかみ⇒やまんかみ」と呼ばれていたのだ。何度里帰りしていても会うことがなかったその習わしの仲間に入れてもらい、不思議な巡り合わせに感謝しながら、読経に合わせて合掌した。

 

故郷の生家にも窓は在る。けれど僕が行かない限り”開けずの窓”なのだ。切ない「窓Ⅸ」・・。

  

  

    

また「開けずの窓」の日日が続く・・。

            08/25 06:12 まんぼ

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする