~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
時刻はちょうど四時。長くなり始めた夜の、まだまだ尻尾の時間帯だというのに。夜の気配が執拗に風景を支配している暗さだというのに。六日間の疲れを癒すべく設けられた日曜日だというのに。或いはこれから始まる一週間のために英気を養うべき一日の始めだというのに。
ブログを開いてぼんやりとPCの画面を眺め、きのう訪問してくれた人の数を確認し、ブログ記録帳に書き留める。目の奥から、体の底から、薄靄のかかった前頭葉から、もう少し眠れ!!の指令が届いて、PCを起動したまま再び横になる・・。
いつしか九十分眠ったようだ。本格的に覚醒してデジタル時計を見ると五時半を少し過ぎたところだ。何時ものようにLDKに移動し珈琲メーカーに大きなマグカップ並々一杯分の水を注ぎ、coffeeを抽出してくれるまでの間にトイレと洗顔を済ませる。
厚手の洋カーテンとうっすらと緑色の入ったレースのカーテンを引くと、いつもの場所が茜に染まっている。居間に引き返してカメラを手に一枚08/26 05:53「今日の日の出前」を撮る。随分と夜が長くなってきた。
昨日の午後、開店休業状態の仕事の合間を縫って(ほんとは何時でもいけそうなのだが・・)古里へ向かった。
国道から唯一眺められる場所で車を止め
この山の懐に生まれ育った「ふるさと」が在る。何時でも母親の体内のように僕を迎えてくれる「袴岳」が在る。
ここから一里山間を九十九折りに遡る。
快晴で杉木立のの影が濃い。
間道に入って2,5キロ。木々に囲まれた曲がりくねった道をひたすら上る。走ってきた道と
走ってゆく道と
町で35℃の寒暖計の目盛りを、20分で10目盛り急降下して、25℃の古里に
一区切りつけてたはずなのに、近付いてくると胸が高鳴る・・換気するために家の中に入る。
後の祭りだけれど、各部屋に「こら!!」って。
侵入された部屋にも
何と父が昭和天皇から授与された”勲章”二つと、町政功労者として顕彰された金メッキの”メダル”を盗んでゆきおったのだ。前回は気が動転して気付けなかったのだが、奴は”父の魂”を盗っていったのだ。
この大広間にも置いたが・・
悪意の後の風景
成果が乏しかったので再び!はないだろうが、土足でけがされた故郷のimageと、守れなかった悔しさと父への申し訳なさはきっと死ぬまで抱えるに違いない。気を取り直し、周辺の掃除に二時間没頭して汗だくになり十六時に故郷を後にする。
何事もなかったように
古里は静かに佇む。光る川。
神々しい光が射す古里の道
少し救われた思いを抱いて・・
2018 08/26 07:11 まんぼ