Honeymoon
その時は、言葉と意味が
流れるように
行を調えてゆく
脹らんだり、喚いたり、嗚咽したり、睨んだり
僕は、唯
それを全身で感じて
代弁し、代筆するのみ
その時は
languageとその連れ合いが
一編のutaを編むのだ
僕は、唯
真近くの傍に居て
謂われるままに、反応のままに
百本のpenで
一tの紙に
書写してゆくのみ
それは一つの僕の方法論として
独立している
甘く愛しい
ランゲージたちと僕との
蜜月の瞬間
後書きと端書
そのようなシステムから生誕した
「honeymoon」を
詩30全体を包むribbonにして
それを僕の詩の旅の一里塚の目印にして
再びその場所から
未来のPSに向かって歩き始める
この瞬間を、幾多りも味わえる
幸福と幸運に感謝して・・!!
R62024 7月吉日 万甫