降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Honeymoon

2024-07-09 21:23:16 | 詩30

        Honeymoon

 

その時は、言葉と意味が

流れるように

行を調えてゆく

脹らんだり、喚いたり、嗚咽したり、睨んだり

僕は、唯

それを全身で感じて

代弁し、代筆するのみ

その時は

languageとその連れ合いが

一編のutaを編むのだ

僕は、唯

真近くの傍に居て

謂われるままに、反応のままに

百本のpenで

一tの紙に

書写してゆくのみ

 

それは一つの僕の方法論として

独立している

甘く愛しい

ランゲージたちと僕との

蜜月の瞬間

 

        後書きと端書

 

そのようなシステムから生誕した

「honeymoon」を

詩30全体を包むribbonにして

それを僕の詩の旅の一里塚の目印にして

再びその場所から

未来のPSに向かって歩き始める

 

この瞬間を、幾多りも味わえる

幸福と幸運に感謝して・・!!

       R62024 7月吉日 万甫

 

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老いの考察~正論~

2024-07-08 19:36:06 | 詩30

     老いの考察~正論~

 

誰にでも、その時は来る

始終の掟を亙わたる者には

たった一度の、例外もなく

定理のその時は来る

別離の瞬間は必然に来る

誰とも、何処とも、何とも

結ぼれて生きた

全ての繋がりは切れる

その時が

それぞれの縁の切れ目

さまざまな契りの終焉

 そうなのだ

正しく思惟すれば

僕らはその果敢無さを

慈しみ、愛しみ、尊たっとび、

喜び、怒り、哀しみ、楽しみに包くるんで

その間の四苦八苦を生きる

落涙し、泣き喚き、喜悦し、苦慮しながら

その切ない滑稽を生きる

 生きて死ぬ

生れて老いて、病んで死ぬ

何事も自然の摂理のままのこと

それこそがinochiの節理の解釈

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当たり前のように

2024-07-06 06:54:25 | 詩30

     当たり前のように

 

当たり前のように続けている、五年日記

今年で、そのページの全てが埋まる

そうして、そんな風に

昨日の向こうに積み上げてきた時間の束が

三年や一年限りや五年連用やを含めて

五十センチは優に超える

 

2012 4/3 立春に初めて始めた

ブログという媒体への参加、投稿

その最初の記事に付けた”№1”から

2024 7/6 今朝の記事 

詩30「当たり前のように」で

何と№は「7007」に成った

驚くべき数字と、数字の後ろの文字の数と

その数で綴られてきた、明確な過去の日日と

 僕は当たり前のように

起床後の洗顔のように

明けない夜は無い!の事実のように

暮れない昼は無い!の真実のように

書かない頁はない

書けない文字はない

記録できない今日は無い

 まるでそれが当たり前のように

その日々に溢れ出る言葉を拾い

零れた情感を掬い取って

形になってゆくものを、連珠のように繋ぐ

その副産物のように

僕はtotal30冊の詩集を手にする

 当たり前のように!!

何と言う素敵さだ

それが時の移ろいのように

平然と熟されてきた事を

改めて自讃する

自慢じゃないけれど

自画自賛の大いなる自己満足だが

その心持の安逸に浸って

 僕は、又、当たり前のように

明日へと続いている筈の

未来roadへ歩き出すのだ

         R6 7/6 06:38

 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 雲の間から時折り強烈な陽光が射し込む土曜日の朝7時前デス。今日は峠越えの外交日なのでは有難いのですが・・

7/6 04:15の東空

  

   

       お互いに暑さ対策をして過ごしましょう 06:54 まんぼ

 

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万甫の言説録~偉大~

2024-07-02 21:13:28 | 詩30

     万甫の言説録~偉大~

 

何事も、完結してゆく

それは恐らく

偉大なる、時間のpower

 

それぞれの副作用で

長短や大小や曲折や優劣は

 起こり得るけど

それは、歪を生む程でもなく

時の遅速に影響するものでもなく

すべからく、時の使徒として

彩りに凹凸を附与するに過ぎぬ

 

何事も、始終の順列で移ろってゆく

それは、恐らく

この世を形成してゆく

 時の偉大なる意思の由縁

 

僕ら並べて、その偉大の事実の

一分一秒の存在

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老いの考察~Smooth~

2024-07-01 22:30:20 | 詩30

     老いの考察~Smooth~

 

順調に行けば

僕はこの儘

穏やかに時間を重ねて

定まったその時が来たら

穏やかな表情で

縁の人々に別離の挨拶をする

そう、順調に過ぎれば・・の話で

それが、理想の未来の予想図でもある

 

今のところ順逆など

想像外だけれど

誕生の痛苦多分と同じように

きっと、順列の乱れで

様々な四苦八苦は起こる

それ故

その場面、その逆境に備えるために

老いの学習と智慧はある

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象徴のように

2024-06-30 21:12:18 | 詩30

     象徴のように

 

アナタを象徴するものは、何ですか?

アナタを象徴できるものは、何ですか?

と、問われたとしたら・・

 

一言で表せるボク

一口に応えられるワタシ

凛と表示できるオノレ

 

考えたら

人は、人と違った

自分だけの印・標・徴を求めて旅する

唯一の生き物かも知れぬ

その象徴として

智慧を授かった唯一の・・

 

相応しく生きねばならぬ

創造主の意趣に応えねばならぬ

誓いを忘れてはならぬ

太く、逞しい心棒を

inochiの真ん中に打ち立てて

生き抜かねばならぬ

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万甫の言説録~成果~

2024-06-28 17:39:40 | 詩30

     万甫の言説録~成果~

 

何某かの成果を得たいのなら

先ずは、望まねばならぬ

 強ければ強い程

その割合の確率で

それは、その日は

 必ず、遣って来る

時間は澱みなく流れ

現実は誰にも

零のまま訪れる

 それは自分の時にする為に

用意された

真っ新の未来なのだ

 それ故

それぞれの時は

それぞれの意志に従って

成果を運んでくれる

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慧眼を

2024-06-26 14:30:16 | 詩30

     慧眼を

 

BuddhaやMessiahのように・・は

大それた

驚愕の戯言だけれど

それでも

一生の間に

たった一つでもいいから

慧眼を持ちたいと祈願する

 どんな種類でも

 どんな分野でも

 どんな方向でも

そういう瞬間の訪れを待って

研鑽の時を積みたい

 あらゆる方面を欲張ると

所詮は凡愚の

手には負えなくなる話だから

 せめて

人や物や事の中で

たった一つでいいから

それを感得できる束の間に出合いたい

 

多分この儘

凡眼で終焉を迎えそうだが・・

 

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老いの考察~到達~

2024-06-25 14:17:15 | 詩30

     老いの考察~到達~

 

旅の途次で

記念なのか?

勲章なのか?

あるいは

単なる標識

若しくは

一区切りの到達点

将又

人生の一里塚

其れとも

自叙伝の一個の句読点

兎にも角にも

一纏めに呼称される

様々な便宜上の利点が生まれる

否、否、

心身にある種の制約が派生する

後期高齢者と云う

一線を越えて

その他大勢の仲間内に成った

 

団塊の世代の三男坊の

誇らしいor達観すべき

後ろ向きのor安堵の

ひと踏ん張りのor気懸りの

日々勝負のor老いの思惑のorその佇まいの

色々、様々、

試される年齢に成ったのだ

 

佳く生きてきたのか?

佳く生きてゆくのか?

老いの果てまで続く分岐点に

いやいや、まだまだ

inochiの登竜門の入り口に・・

 

はて?さて?

それって

嬉しいのか喜ばしいのか

侘しいことか寂しいのか

はて?さて?

哀しいこと・・

 

押し問答の疑問符の連続は

答えの無い儘

先へ先へと無限に続く

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秘訣

2024-06-23 21:55:15 | 詩30

     秘訣

 

如何も言葉は

日々に鍛錬を重ねないと

如何やら

錆び付いてしまうもののようなのだ

 

体や、道具や、心や、造物のように

その儘では

輝きや、艶や、芳醇さや、瑞瑞しさを

日々に失ってゆくらしいのだ

 

絶えず更新すること

常に関わってゆくこと

何時でも胸に抱いていること

 

大方の物事の鮮度は

その秘訣の踏襲失くして

保たれることは難しい

 

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