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まとめ日記 3月2~5日

2011-03-06 08:55:00 | 徒然なるままに
3月5日(土)大人サポーター会議

3月4日(金)壁画完成!
 
3月3日(木)雛祭りとさらに2学級が学級閉鎖に!!

3月2日(水)ピンチ!インフルエンザの猛威


*(紅茶)*大人サポーター会議

3月5日(土)

 朝から演劇部の練習。復帰してきた役者の気合と気迫を感じるいい練習ができた。みんな、休み中、家でいっぱい練習してきたようだ。
 体育館で、照明、音響、衣装の合わせ練習もした。
 明日はリハーサルだ。本当は、昼の1時間だけだったのだが、体育館部活動のバレー部、バスケ部、卓球部がみな、メンバーがインフルエンザになってしまい、休みになってしまったのだ。
 1日中体育館をフルで使えるのだ。学級閉鎖で1週間登校できなかった役者たちはがぜん張り切っているが、頑張りすぎて疲れては翌日に触るので、ほどほどにしておこう。

     *(紅茶)*     *(コーヒー)*     *(紅茶)*     *(お茶)*    *(紅茶)*

 午後から、地域の子どもたちの活動の大人サポーター会議に出席した。
 ほとんど、子育てが一段落したぐらいの年齢の方や、お孫さんがいらっしゃるくらいの方が多かったが、この地域の方々の、『地域で子どもを育てる』という意識の高さに感動した。
 春休みに『子どもの町』というイベントが開催される。
 ミュンヘンでも開催されている『キッザニア』という、その町でしか使われないお金を、その町で働くことによって得、町を運営するというものだ。焦点はもちろん、市長がいて、議会があり、銀行や警察、あらゆる仕事があり、みんなが消費者。外部からもお客さんが来る。各ブースには、いろいろな商品が並び、ワークショップができる。お金がなくなったら、職安に行って、仕事を紹介してもらって、働き、お金を得て、自分のほしいものを買いに行く。
そういうイベントを、地域の商店街(ドーナツ化現象で半ばシャッター街化している)で春休みに開催するのだ。

 私は、たまたま生徒に誘われて、大人サポーターになったのだが、教員は私だけだった。
 でも、今回、いろいろな地域の方、立場の方々が、「私で何かお役に立てれば…」と自主的に参加されてきた方々とお話をすることができて、とてもうれしかった。

 特に、美容師さん(男性)と、いまどきの女子中学生の髪型について話したのが印象に残っている。
 女子が前髪で顔を隠すようにしているのには2つ理由がある。1つは太くてボサボサの眉毛を隠すため。2つ目は、いじった眉毛を見られたくないから(指導されるor左右の形が変になってしまった!など)
 そこで、美容師さんはこう話してくれた。
「女子に眉毛を指導するのは、女の先生がしてください、男性教師ではだめです。せっかく美しくなりたいと思い始めてきた女子生徒に、校則などで厳しく指導するだけでは、ますます自分を隠すような変な髪形になってしまいます。女性の先生が、
『美容院でもう少し髪の毛を軽くしてもらって、すっきりしてきたら?眉毛を剃るんじゃなくて、長い毛をカットしてもらって、整えてもらう程度のほうがいいよ』
というようなかんじで、アドバイスしてあげてください。」

 私もかつて、額のニキビを気にして前髪を重たく下ろしていたことはあるし、眉毛を片方そり落としてしまった失敗はあるし、ほっぺが真っ赤なのを気にして、ミカンの皮でこすったり、きゅうりの輪切りを貼ったりしてことだってある。
 思春期の女の子の気持ちを分かってあげられるのは、自分もそこを通り過ぎてきた経験がある自分自身。
 校則で縛る前に、相手の気持ちに共感して、どうすればいいか相談に乗ってあげるというのが大切なことなのだ、ということを教わった。
 この美容師さんがスタッフに入ったブースは、女の子たちに人気が出そうだな。楽しみ!


*(チョキ)*壁画完成!*(キラキラ)*

3月4日(金)

 壁画制作?今日は2時間続きの1年3組が、見事に壁画を完成させてくれた。
 2組が細心の注意を払いながら作ってくれた巨大な大空の下地の紙に、1組の女子が美しい虹を描き、男子が「芸術は爆発だ!」と言わんばかりに作って貼りつけた桜の大木に、満開の桜を貼り付け、さらに2組が12分割のはばたく鳥を切り抜き、3組がそれらを張り付け、桜を仕上げて、ついに完成したのだ。
 インフルエンザで欠席した生徒たちには、登校してきたら、桜と鳥の切り抜きを渡して、貼ってもらおうと思う。これで、1年生全員の作品になる。

 完成品を前にして、記念写真を撮った。制作風景と一緒に、学年だよりに乗せる予定だ。
 7日、予餞会当日、これを見た3年生たちはどう見てくれるだろう。かわいい後輩たちからのメッセージが届きますように…。

     *(クローバー)*     *(クローバー)*     *(クローバー)*     *(クローバー)*     *(クローバー)*

 5,6時間目の総合の時間の予餞会練習は、2年生3クラス中2クラス、1年生は3クラス中1クラスという、全体の半分の人数での練習だった。
 役者のいない劇や、群読はできないので、歌練習になったのだが、男子のテンションが低い。声が出ない、というより、口が開いていない。
 理由は、いろいろだろうが、一番は音取りができていない。ということで、私もテノールに交じって、何度も練習をした。でも、テノール、バス合わせて60人の声よりも、私一人の声のほうが大きい。
 それでも、頑張って歌っているうちに、音取りができてきた生徒たちからしっかりした歌声が聞こえてきた。
最後には、聴いていた先生方からも拍手がわくほどのきれいなハーモニーが生まれた。
 予餞会当日は、急きょ、本番前に2時間の練習時間を設定したのだが、この土日で忘れてしまわずに、復帰してきたほかのクラスを引っ張って、いい歌声を体育館中に響かせて、3年生を感動させられる歌を届けられるよう、頑張ろう!

 放課後は、予餞会実行委員会制作の壁画(写真のコラージュ)を仕上げた。
 こちらもまた力作で、これを見た3年生はどんなふうに感じてくれるだろう。
 3クラス分実行委員が減ったメンバーで、遅くまで頑張ったが、最後まで貼りきれなかったところを私が一人で引き受けた。

 この学校での予餞会装飾担当としては、本当にみんなよく頑張ってくれて、いいものができたと自負している。が、見方によっては、あまり凝りすぎ、こだわりすぎ、頑張りすぎると、来年の担当者が困るという意見もある。
 今までも、そういう感想をもらったことがあって、「いいものを作る」というのが自己満足にならないようには気をつけてきたつもりだ。
 今回は、卒業生にはもちろん、来年引き続き担当するかもしれない生徒や、今回かかわらなかった生徒たちにも、美術で学習したことを、こんなふうに生かせるんだ、というスタンスで取り組ませたつもりだ。
 得意・不得意関係なく、だれでも参加できる『装飾』デザイン。
 私が1年間、美術教師としてこの学校にかかわることができたお礼の意味も込めて、生徒たちに、テクニックとアイディアの生かし方のKnow Howを教えることができる機会をいただいたことに感謝。

 壁画は、7日の日の体育館に貼ったら、写真を撮ってきて、画像アップする予定。



*(梅)*雛祭り

3月3日(木) 

 インフルエンザは、朝から猛威をふるい、今度は1年生2クラスが午後から学級閉鎖になってしまった。
 1年生で残ったのは、本日担任がお休みで、私が1日担任を務める3組だけ。だから、朝から、うがい手洗い、換気をうるさいくらい呼びかけた。
 午後の授業は3組だけあったのだが、ブーブー不平を言う生徒たちをなだめながら、授業を進めた。

 悲惨なのは、演劇部。役者のほとんどが学級閉鎖になって帰って行ってしまった。
 帰り際、主役の生徒が、土日の練習も中止になって、あとはぶっつけ本番しかない、万が一、当日インフルエンザで欠席者が多数になったら、予餞会は中止、学年閉鎖になる可能性があることを言ったら、悔しくて泣きだしてしまった。
 とにかく、そうならないように、うがい、手洗いを心がけ、マスクをし、学級閉鎖中は、元気な人も家でおとなしくして、外出する時も人混みにはいかないようになど、これ以上の蔓延を防ぐように呼び掛けた。
 お休み中にはセリフの練習を忘れないことも付け足して。

 夜は、遅い夕食にひな祭りのお祝いに、ちらし寿司と蛤のお吸い物、桜餅を食べた。
 長女が独り暮らしを始めてから、初めてのひな祭り。末娘は寂しそうだった。
 この末娘も、いずれは私のもとを巣立って行ってしまうのかと思うと、一緒にひな祭りを祝える、今この瞬間が本当にかけがえのないものに思えた。
 それなのに、仕事にかまけてちゃんとお祝いして上げられなかったことを反省した。
 子どもたちがまだ小さく、私もまだフルタイムでは働いていなかった頃は、年中行事はしっかりお祝いをしたものだった。
 どんなに仕事が忙しくても、来年はちゃんと頑張るね!



*(青ざめ)*ピンチ!インフルエンザの猛威!


3月2日(水)

 今日は、公立高校後期選抜試験日。
 私立を受けていない生徒にとっては、背水の陣だ。
 ぜひ、頑張って合格してほしいと切に願う。

 今日は、2組が壁画制作?の大空にはばたく鳥を切り抜いてくれた。45分授業だったので、全員が1羽ずつ貼ることができなかった。最後は、みんなで切り抜いた鳥を手に持って、記念写真を撮った。
  
 予餞会の練習は、2年3組が学級閉鎖のため、劇は、いろいろな生徒が代役となって演じていたが、なかなかタイミングが計れず、群読も歌もボロボロだった。
 でも、私が前回撮影した映像を見せたら、自分たちのやっていることが、どんなふうに3年生の眼に映るのかを自覚することができたようで、少しふざけた生徒が少なくなったような気がする。
 特に、ライトを使った演出で、面白半分でライトをいたずらしていると、せっかくのサプライズが台無しになってしまっている様子がやっとわかったようだった。
 みんなで、心ひとつにしていいものを作ろうという意識がなければ、予餞会は成り立たない。
 たとえ、当日、欠席の生徒たちがたくさんいても、残った生徒たちで心をこめて予餞会を成功させるぞ!という気持ちで臨ませたい。

 演劇部は、ヒロインのクラスがインフルエンザのため、学級閉鎖となり、代役を立てながらの練習だった。
 当日は全員参加できますように・・・。