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雪舟と宮本武蔵の水墨画展

2009-02-02 00:02:00 | 徒然なるままに
1月24日(土)

夕方、明日まで開催と言う雪舟の水墨画展を千葉市立美術館に見に行った。

雪舟だけでなく他にもたくさんの水墨画があり、その白と黒の世界なのに、奥の深い表現、筆遣いの潔さ、緻密さを堪能した。

宮本武蔵の直筆の作品もあり、『バガボンド』を読んですっかり武蔵ファンになった私にとっては、雪舟の作品より心惹かれるものがあった。(ミーハーだなあ・・・)

先日、「もし無人島(衣食住の心配はない)に何かひとつ持っていくとしたら、何を持っていく?」
と言う質問をされた。
いろいろ考えて、『水墨画セット』(墨と硯と筆)と答えた。
セットじゃ『ひとつ』じゃないかもしれないけれど、これさえあれば、いつでも、何にでも絵が描けると思う。

昔、『何もない、天井も床も全部真っ白な部屋に入れられると、人は狂ってしまうらしい』と言うことを聞いたときも、鉛筆1本(芯をくるくる撒いてあって、最後まで削らずに使える黒い色鉛筆)あれば、私は狂わないだろうと思った。
もし、それもなかったとしても、10本の指の腹を食いちぎって血を出して手でも白い壁に描き続けるだろう。と思った。

でも、『水墨画セット』と水があれば、もっといろんな表現の絵が描けるだろうなあ・・・。
よく、時代劇の旅先の場面で、墨筒と筆が一体化したものでさらさらと書状を書き付けるシーンを見かける。あれがほしい!!

私は書道はあまり得意ではないが、墨絵は好きだ。
この春上海に旅行に行くことになった。ぜひ、水墨画の本場中国で、水墨画や、その舞台となる中国の山水をじっくり堪能してこようと思う。


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