10月8日(土)
庭の金木犀が満開だ。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
あっという間に、10月も一週間が過ぎた。
怒涛の一週間だった。
通信簿付けと指導案作りで、毎晩残業深夜帰宅のほとんど睡眠不足のうえに、10月5日には遠足があった。
前日はピーカンだったのに、その日は朝から雨で、晴れプロは中止。雨天案のコースで行ったのだが、もう、心身ともにくたびれ果て、その日も深夜まで仕事をし、帰宅した頃には生き倒れのようになていた。
7日は、後期の終業式。
無事、通信簿を渡すことができ、最後の授業には、なんとか「お楽しみ会」もできた。
子どもたちの遠足の日記を読みながら、2つのことを後悔している。
1つ目は、晴れプロの、船橋アンデルセン公園に連れて行けなかったこと。
毎日、アンデルセンの童話を読み聞かせ、シンボルタワーの岡本太郎作のタワーの話や、アンパンマン銅像、アルキメデスの泉など、すっかり頭の中は、アンデルセン公園でいっぱいだった子どもたち(私も)を、連れて行ってあげたかった・・・。
たぶん、行きたい子は、この連休中にでも家族でいくかもしれないが、やっぱり、2年3組のみんなで行きたかったなあ…。
2つ目は、雨天案で行った葛西臨海水族園と、地下鉄博物館について、もっと事前に情報を得ておけばよかったということ。
水族園の方は、15年ぐらい前に行ったことがあり、なんとなくわかっていたので、子どもたちにも見所は話してはいたが、地下鉄博物館は初めて行った場所だった。
滞在時間が短いわけだから、事前にいろいろ話してあげていれば、もっといろんなことがわかったりして、短時間の滞在でも、もっと楽しめただろうに…。
でも、子どもたちの日記を読むと、雨でも十分楽しかったみたいで、たくさんいろんなことを書いてくれていた。
地下鉄博物館にしても、
「時間がなかったので、今度はかぞくで来て、いっぱいあそびたい」
と書いてあった。
葛西臨海水族園のメインの回遊大水槽が調整中で見られなかったのも残念だった。
子どもたちに、
「カツオやマグロは、止まったら死んじゃうから、生きている間中、死ぬまでずっと寝ていても泳ぎ続けているんだよ。」
と教えていたので、太刀魚のように、静止しているような魚や、鰈やヒラメのように、海底の砂の色に同化して動かない魚のことを
「動かないでいても死なないの?」
と聞いて来たのがかわいかった。
とにかく、水槽ごとに、何か発見する度に、
「先生!来て来て!!ここになんかいるー!」
「何でこんな変な顔なの?」
「この魚なんて名前なの?」
「サンゴって、動くんだー!」
もう、大騒ぎだった。
私は私で、マグロ、カツオ、シマアジ、金目ダイ、カニ、エビ、ウニ、何を見ても、
「おいしそう!」
というので、子どもたちはそのたび、大ウケだった。
遠足の日記を書くのに、ペンギンが描けない、サメが描けないと言うので、私がパンフレットや図鑑に載っている写真を黒板いっぱいに拡大して描いてみせ、特徴を説明したり、描く時のコツを教えてあげると、子どもたちは熱心にそれを見ながら描いて、なかなか上手だった。
私も、写真を見ながら、ひと筆(チョークだけど)で、リクエストされた魚や動物を描けて楽しかったし、描くたびに、子どもたちが、
「先生、じょうず~!」
「ほんものみたい~!」
「動き出しそう!」
なんて褒めてくれるものだから、得意になって、黒板に描いたら、休み時間には、黒板いっぱいに子どもたちの絵が描き加えられて、面白かった。
今度は、大きな紙に思いっきり描かせてあげようかなあ…。
小学校2年生の遠足の引率は、疲れ果てたけど、過ぎてしまえば、楽しかったし、もっといっぱい体験させてあげたかったなあ。
でも、みんな良い思い出になったみたいだし、我がクラスは全員参加で、迷子もけが人も病人も出ないで、元気に無事に帰ってこられたのだから、結果オーライかな?
通信簿を渡しながら、一人一人と短いお話をした。
所見は漢字で書いてあるし、保護者向けに書いてあるので、一人一人にいいところやがんばったことをほめてあげ、後期に頑張ってほしいことを伝えた。
みんな素直に聞いてくれていた。
私が毎晩頑張ってみんなに書いた「うれしくなる言葉」を、お家の人に読んでもらって、いっぱいほめてもらってほしい。
そして、後期のスタートの日には、みんなのヤル気満々の元気な顔を見たい。
庭の金木犀が満開だ。
photo by toliton717 from OCNフォトフレンド
あっという間に、10月も一週間が過ぎた。
怒涛の一週間だった。
通信簿付けと指導案作りで、毎晩残業深夜帰宅のほとんど睡眠不足のうえに、10月5日には遠足があった。
前日はピーカンだったのに、その日は朝から雨で、晴れプロは中止。雨天案のコースで行ったのだが、もう、心身ともにくたびれ果て、その日も深夜まで仕事をし、帰宅した頃には生き倒れのようになていた。
7日は、後期の終業式。
無事、通信簿を渡すことができ、最後の授業には、なんとか「お楽しみ会」もできた。
子どもたちの遠足の日記を読みながら、2つのことを後悔している。
1つ目は、晴れプロの、船橋アンデルセン公園に連れて行けなかったこと。
毎日、アンデルセンの童話を読み聞かせ、シンボルタワーの岡本太郎作のタワーの話や、アンパンマン銅像、アルキメデスの泉など、すっかり頭の中は、アンデルセン公園でいっぱいだった子どもたち(私も)を、連れて行ってあげたかった・・・。
たぶん、行きたい子は、この連休中にでも家族でいくかもしれないが、やっぱり、2年3組のみんなで行きたかったなあ…。
2つ目は、雨天案で行った葛西臨海水族園と、地下鉄博物館について、もっと事前に情報を得ておけばよかったということ。
水族園の方は、15年ぐらい前に行ったことがあり、なんとなくわかっていたので、子どもたちにも見所は話してはいたが、地下鉄博物館は初めて行った場所だった。
滞在時間が短いわけだから、事前にいろいろ話してあげていれば、もっといろんなことがわかったりして、短時間の滞在でも、もっと楽しめただろうに…。
でも、子どもたちの日記を読むと、雨でも十分楽しかったみたいで、たくさんいろんなことを書いてくれていた。
地下鉄博物館にしても、
「時間がなかったので、今度はかぞくで来て、いっぱいあそびたい」
と書いてあった。
葛西臨海水族園のメインの回遊大水槽が調整中で見られなかったのも残念だった。
子どもたちに、
「カツオやマグロは、止まったら死んじゃうから、生きている間中、死ぬまでずっと寝ていても泳ぎ続けているんだよ。」
と教えていたので、太刀魚のように、静止しているような魚や、鰈やヒラメのように、海底の砂の色に同化して動かない魚のことを
「動かないでいても死なないの?」
と聞いて来たのがかわいかった。
とにかく、水槽ごとに、何か発見する度に、
「先生!来て来て!!ここになんかいるー!」
「何でこんな変な顔なの?」
「この魚なんて名前なの?」
「サンゴって、動くんだー!」
もう、大騒ぎだった。
私は私で、マグロ、カツオ、シマアジ、金目ダイ、カニ、エビ、ウニ、何を見ても、
「おいしそう!」
というので、子どもたちはそのたび、大ウケだった。
遠足の日記を書くのに、ペンギンが描けない、サメが描けないと言うので、私がパンフレットや図鑑に載っている写真を黒板いっぱいに拡大して描いてみせ、特徴を説明したり、描く時のコツを教えてあげると、子どもたちは熱心にそれを見ながら描いて、なかなか上手だった。
私も、写真を見ながら、ひと筆(チョークだけど)で、リクエストされた魚や動物を描けて楽しかったし、描くたびに、子どもたちが、
「先生、じょうず~!」
「ほんものみたい~!」
「動き出しそう!」
なんて褒めてくれるものだから、得意になって、黒板に描いたら、休み時間には、黒板いっぱいに子どもたちの絵が描き加えられて、面白かった。
今度は、大きな紙に思いっきり描かせてあげようかなあ…。
小学校2年生の遠足の引率は、疲れ果てたけど、過ぎてしまえば、楽しかったし、もっといっぱい体験させてあげたかったなあ。
でも、みんな良い思い出になったみたいだし、我がクラスは全員参加で、迷子もけが人も病人も出ないで、元気に無事に帰ってこられたのだから、結果オーライかな?
通信簿を渡しながら、一人一人と短いお話をした。
所見は漢字で書いてあるし、保護者向けに書いてあるので、一人一人にいいところやがんばったことをほめてあげ、後期に頑張ってほしいことを伝えた。
みんな素直に聞いてくれていた。
私が毎晩頑張ってみんなに書いた「うれしくなる言葉」を、お家の人に読んでもらって、いっぱいほめてもらってほしい。
そして、後期のスタートの日には、みんなのヤル気満々の元気な顔を見たい。
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