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九九に燃える3組!

2011-11-27 18:57:00 | 担任雑記
11月26日(日) 
 
 今、算数ではかけざんをやっているのだが、とにかくみんなやる気満々だ。毎日、熱い九九の発表会をやっている。
 去年、中学校で数学を教えた時に、中1で九九が全部満足に言えない生徒が何人もいた。美術室に昼休みに呼んで特別講座を開いて教えた。小学校ではどんなふうに教えているのだろうと疑問に思っていた。
 そして、今年、実際に小学校で九九を教えて、いろいろなるほどと思った。あえて詳しくは書かないが、とにかく、全員九九が言えて、九九の仕組みを理解させた上でクラス全員を3年生に進級させるのは一筋縄ではいかない大変なことなのだということだけはわかった。
 そこで、いろいろ試行錯誤の上、クラスで九九の授業をやっているわけなのだが、私は、全員、みんなの前でその段の九九を○×1~と○×9~の往復を唱えさせ、3問抜き出し問題を出して、答えられたら合格シールを貼ることにした。
 みんなもその子が前で唱えている間は、自分の頭の中でも唱えながら、その子がちゃんと言えるかどうかを固唾を吞んで見守り、その子ができた時は大喜びし、突っかかったり、間違えたときは盛大にがっかりする。それが楽しいのか、とにかく挑戦したがり、何度でもリベンジしたがる。おさらいプリントも喜んでやる。宿題の計算カードも1日に何枚もやってくるのだ。
 何も特別なことはしていないし、教室に九九の掲示物を貼ったり、できたらご褒美をあげているわけでもない。できなかったら昼休み勉強させているわけでもない。
 みんなに応援してもらえる。残念だった時は、「ドンマイ!」と言ってもらえる。できた時はみんなが拍手をしてくれ、皆の前で、合格シールを貼ってもらえるというそれだけのことなのに、2年3組の算数の時間は熱いのだ。
 算数の時間だけではない。朝教室に入ると、私を待ち構えていたように「先生、聴いて!○の段が言えるようになったよ!」と、みんなして口々に九九を唱え出すのだ。休み時間も、「先生、問題出して~!」と、トイレまで追いかけてくる。
 そこで、「班のみんなで問題出しあって、どこの班が早く全員その段が言えるようになるか競争だね」と言ったら、言えない子にできる子たちが一生懸命に九九を教えているのだ。*(グッド)*
 さあ、この調子でいけば、12月の初めには、全員が九九を言えるようになるのも近いかも!*(チョキ)*頑張れ!3組!*(グー)*

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