とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

欧州フォードモンデオとジャガーXタイプ

2015-08-11 21:51:18 | クルマ
 有料メルマガ「モータージャーナル」の沢村慎太朗さん執筆分が本日配信されました。その中で、2001年に沢村さんが他の媒体(?)で執筆した「フォードモンデオ(Mk3)とジャガーXタイプの比較試乗」の再掲載がありました。ご存じのとおり、この2車種は共通の下敷きでもって作られた車です。発売当時から14年を経過した現在の基準から外見を見ると、何だかイマイチな風に見えますね。但し、今の基準がいいかどうかは別な問題です。

フォードモンデオ(Mk3):画像はwikipediaより拝借


ジャガーXタイプ:画像はwikipediaより拝借


 Xタイプが発売された当時、自分はほぼ30歳ちょうど。沢村さんのフレーズを借りれば「現代フォード一流の、精確を絵に描いたようなあれ」がわかるほどのセンスは持ち合わせていませんでした。まだ「ゴツゴツのドイツ車」に夢中になっていた修行中(というか未熟とも言うw)の身だったのです。モンデオ?なにそれ、って感じ。Xタイプを実は1度だけ試乗しているのですが、非常に印象が薄かったです。今の自分なら全然違う印象になるのに、なんだか悔しいですね。

 著作権がかかってますので沢村さんの文章をここで書くわけにはいかないのですが、今の私なら沢村さんの仰ることはよーくわかります。Xタイプ、惜しい商品なんですね。そして、欧州フォードの良さってのはこの頃から変わってないことが改めてわかりました。ありとあらゆる自動車メーカー。クルマ作りの基本を時代の要請に応じて変えるのがデフォルトであるのに対し、フォード(米国、欧州いずれも)という会社は、それをほとんど変えてないんですよね。なんでもっと若い頃に気づかなかったのかなぁ、と、昨年フィエスタを買ってから何度も後悔しています。

※現行のモンデオはこんな感じです。英国フォードのモンデオのサイトは→こちら