とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

フィエスタのその後と昨年試乗したクルマたち

2017-01-01 22:01:26 | クルマ
今年の口取り(by草太郎本舗


 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年末は、半年以上会えてなかった友人と会ったり、嫁実家に行って夕食(和牛のすきやき(*^_^*))をごちそうになったり、のんびりとしてました。明日以降もあまり予定を入れず、読書したり自分の実家に行ったりする程度で終える予定です。

 まず、我が家のフォードフィエスタについてです。一昨年に発症したDCTの不具合についてですが、制御するコンピュータの内容のアップデートとDCTユニット全交換後は、全く不具合が起きておりません。札幌に異動になってから2000km/月だったのが、10分の1の走行ペース、つまり200km/月となってはいますが、まずまず問題なしと考えて良いのではと思ってます。

 次に昨年試乗したクルマについてです。昨年初めのフォード撤退決定後、フォードの替わりってあるんだろうか?という心配というか疑問を元に、いつもの年よりかなり多めの車種に乗りました。覚えているだけでおよそ20台くらいです。内訳は下記リストのとおりです。
 結論、フォードに変わるものは、似ているのはあったものの同じものは無いという結論に達しました。その中には、一般の方や評論家連中が口をそろえて良いと言っているのに、自分は全然そう思えなかったものや逆にイマイチと言われてるのに「え?結構よいのでは?」ってのもありました。
 ということで、下記リストの中から特に良いなと思ったものだけピックアップしていきます。(1)から(3)までがそれです。他にもまずまずなクルマもあったのですが、文章を打つ気力がないので(汗)今回は省略いたします。

86(後期MT)
メルセデスベンツC180
レクサスRC350
ルノートゥインゴ  (1)
プジョー508GT   (2)
プジョー208GTiプジョースポール
プジョー308GTi 250ps版
シトロエンDS3マイナー後
BMW X1 x-drive 18iと18d
日産ノート e-power  (3)
スズキバレーノ
スズキイグニス
ホンダアコード(マイナー後)
スバルインプレッサ
マツダCX-3(ディーゼルFF 6AT)
デミオ(ガソリンヨンク 6AT)カーシェア
ザビートル(マイナー後)
アバルト124(6MT)
日産エクストレイル(ガソリンとハイブリッド)
日産スカイライン(ハイブリッド4WD)
VWザビートル(2017モデル)

(1)ルノートゥインゴ
 フォルクスワーゲンup!を買うのならトゥインゴを推薦します。車内に聞こえてくる音を聞いていると、Aセグメントのクルマであることが実感できてしまう。つまり、同じルノーならメガーヌとは階級が違うことがわかります。しかし、階級が違うクルマを競合車種にすることはあり得ないので、このクラスを検討している方ならおすすめできます。リヤエンジンにありがちないつスピンするんだろう?という不安はなく、かといって異様にマージンを取り過ぎて全く曲がらない風にもなっていない。気になったなのはベダル配置と左足の置き場に困るかな、といったくらいでしょう。エンジンの変速機(DCT)はまさに日本人好みで、切れ間なく変速・加速していきます。エンジンはトルクがあって回さなくても使いやすい、室内空間はこの小さなクルマとしてはまずまず広い。この小さなサイズのクルマを探しているなら、是非一度長時間の試乗をお願いしてみてはいかがでしょうか。

(2)プジョー508GT
 言わずと知れた、プジョーのディーゼルエンジン搭載車。公道のそこそこ荒れた路面を走ると、「ちょっとボディが旧式かな」と思わせてしまうボディの立て付けや内装のくみ上げ精度?はあります。また、エンジン音が特に冷間時に音が大きいと感じますが、やはりこのフロントサス、つまり同じ508のガソリンモデルが採用しているマクファーソンストラットではなくダブルウイッシュボーンがこのクルマの最大の美点です。「ストラットはイマイチでダブルウイッシュボーンは良い」と機械的に断罪してしまってはいけないのですが、少なくとも今回の508のディーゼルについては良かったです。
 その美点はハンドルから伝わってくる感触と、走行中に足が動いた時、つまりデコボコ路面、大きくうねった路面、曲がっている時、に運転手が感じることがつねに良いんです。デコボコ路面ではイヤな横蹴り(小さく左右に速い速度で頭が揺さぶられる)がほぼないこと。直進および曲がる時に感じるストレスが最小限なことです。直進する時であっても、路面が鏡のようになってない限り必ずわずかに左右に修正舵をあてていますし、曲がっている時も修正をしています。しかしハンドルが固着気味だったり敏感すぎたり鈍感すぎたりすると、まっすぐ走りたいのになんとなく蛇行したり、一定の曲率のカーブを曲がりたいのにどうしても僅かな蛇行を伴いながら曲がったりします。
 508GTはそんなことはなく、手から伝わってくる感触が非常にクリアです。以前の407を思い出すくらい、非常に優秀なサスペンションだと思いました。もちろんこれだけ前輪にかかる荷重が重いので、曲率がキツイカーブをぶっ飛ばす運転をすると厳しいです。
 「うるさい」と言われているエンジンは、ある程度暖まってくると気にならなくなりました。しかし、このエンジンが本当にパワフルと感じる速度は、日本国内で動かすには相当高い領域になるみたいです。120km/h少々くらいですね。自分が試乗した場所が市街地でしたが、あまり活発という印象が無かったのでセールス氏に実際に508GTを購入した方の感想を聞いたのと総合するとそういうことではないかと。
 現行208と308のように、超小径ハンドルの上からメーターを見させるアレがない唯一の車種だというのもイチオシな点です。208等で感じるほとんど違和感はあの小径ハンドルが原因だと思ってますので、それだけでもオススメできます。

(3)日産ノートe-POWER
 先日の記事を参照して下さい。

 かなり端折ったつもりなんですけど、やはりそれなりに疲れますね。試乗記はそれなりにエネルギー使うんで今回はこれにて終了といたします。

 そうそう。今後も色々と運転してみたいクルマがあります。トヨタC-HR、プリウスPHV、ホンダシビックセダン(逆輸入?)、スズキスイフト、マツダCX-5、スズキソリオ(フルハイブリッド)、などなど。どれも宣伝などをみると期待できそうなので楽しみです。