とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

シロッコR、ゴルフR、パサートバリアントR36試乗記

2010-09-30 22:25:32 | クルマ
シロッコRに試乗してきました。


【スペック】
全長×全幅×全高=4255×1820×1420mm
ホイールベース=2575mm
車重=1410kg
駆動方式=FF
2リッター直4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(256ps/6000rpm、33.7kgm/2400-5200rpm)
価格=515万円

シロッコ以外には、同じエンジンを積んでいながら4WDであるゴルフRと、V6 3.6Lエンジンを積むパサートバリアントR36にも試乗してきました。
Rシリーズ、とにかく速いです。そしてVWの車って、とにかく出来がよくてバランスが取れています。出来がいいんですが、感動や興奮は必ずしも速いグレードにあるとは限らないのがVW。今回はまさしくそんな感じでした。感動を求めるなら1.2のTSIエンジンの方がよっぽど感動します。

ってことで、感想を軽く。

パサートR36は、GTカー。パワーを余裕を持って優雅に使いこなすのがお似合い。

ゴルフはシロッコに比べて車重が重く4WDなので、ハイチューンされた2Lエンジンでもどこか重さを感じます。コーナリングも終始安定しています。速いGTIってだけですね。

シロッコはなかなか楽しかった。FFでゴルフRよりも車重が軽いので、動きが全て軽快。エンジンはゴルフRと同じ。全開加速ではゴルフより速く感じました。ハンドリングはFFとは思えないニュートラルステアでした。シロッコだけは他の2車とはちょっと違う車でしたね。

それと、ゴルフRとシロッコRはスゴいブレーキが利くなぁ、と思ってブレーキを見ると、、、


やっぱり対向ピストンのキャリパーがついてました。 → 訂正します。対向ピストンではなく片押しのブレーキです。
どうりで高速域からのブレーキが利くわけだ(ペダルを踏んだ時のフィーリングも良い)

でも、残念ながらどれも欲しいとは思いませんでした。誰でもカンタンに速さを引き出せるし、そんなに回さなくてもガツーンとブーストが立ち上がってくるし、なんかわかりやすいんですよね。ハンドリングも繊細さがあるかと言われるとそうでもないし。でも、万人向けであることは確かです。できのよさではこのクラスの他メーカーは太刀打ちできないほどの完成度の高さなんですが。

結論、エキセントリックな車を好まない大多数の人におススメできる車です。ロータス、ポルシェ、BMWなどを好む人にはつまらない車に感じるでしょう。


最新の画像もっと見る